天然鳥獣山菜魚料理 山女庵【大阪市 岸里】

岸里にある表記の完全予約制の店を貸し切りにして会食。大きな囲炉裏を囲みながら春は山菜・川魚、夏はすっぽん・うなぎ~鱧へと、秋はきのこ、冬は雉・鹿・猪と様々な天然の食材をいただける。。天然鰻の入った特別コースでお店にある日本酒、ワイン、ウイスキー、焼酎など全てフリードリンクで11000円。

座付は青梗菜のお浸しとすっぽんの血をジュースで割ったもの。

すっぽんの肝と心臓はごま油で供される。この日は2.5キロの巨大サイズだったらしい。

こちらのお店の名物のカツオのタタキはかなり新鮮でモチモチの食感。ニンニクと塩でいただくことを勧めていただける。

巨大な天然鰻のプレゼンテーション。ご主人と奥さんが一緒に三重県まで行って釣って来たとのこと。

焼きあがった鰻は身厚で食べ応え満点。天然鰻独特の食感と味の深さにうっとりしてしまう。日本酒と一緒にいただくと重厚な味わいがより強く感じられる。

夏野菜の天ぷらは三度豆、蓮根、かぼちゃ、万願寺とうがらし、ミョウガ・・・

続いて活鱧のてんぷらは骨斬りがお見事。ふわふわしてモチモチの食感。

最後にメインのすっぽん鍋登場。すっぽんのお肉と甲羅のゼラチン部分を全部鍋に入れてお出汁をとる。脂部分もしっかりあって食べ応え満点。天然ならではの鶏肉のようなしっかりした食感が特徴。

すっぽんから出る出汁もとても濃厚。京都の「大市」よりさらに濃厚なトロトロのスープにびっくり。鍋ごと全部いただきたくなるくらいの美味しさ。

最後は生米から作る雑炊。アルデンテに仕上げられたご飯は濃厚な出汁を吸い込んで超絶品。。お酒もたらふくいただいてお腹いっぱい大満足でした。4人くらいでいくのがちょうどいいかと思われます。。

大阪市西成区岸里1−3−10
電話:06-6657-2292
営業時間:完全予約制
定休日:日曜・祝日

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/27001139/?tb_id=tabelog_a694c9052eebe08eeb15c9d3c42309c863410a6e”>山女庵</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC019914/”>郷土料理</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/R6504/rstLst/”>天下茶屋駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/R3040/rstLst/”>岸里駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/R3159/rstLst/”>北天下茶屋駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FF8C00;”>★★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆</span> 4.0
</p>

 

 

 

 

大阪市 岸里 和食その他料理

燈花 堀江店【大阪市 難波】

なんばハッチにて知り合いが初リサイタルをするというので早い時間から見に行ってその帰りにリバープレイスにある表記の店を訪問する。

ビールで乾杯をしてお通しはゼリー寄せ2種。。。海の幸とアボガドのサラダ890円、水ナスの浅漬け420円、自家製豆腐490円。どれもが高価ではないが内容もそれなり・・

お造り盛り合わせ2180円(2人前)は鮑1/2、サーモン、カンパチ、シマアジ、養殖鯛、皮を炙った鰆、湯葉。


金目鯛の兜焼き690円はほとんど身がついていないのが残念

お店一押しのフォワグラ大根有馬山椒のソース990円はフォワグラが小さく縮んで行方不明状態。。大根はしっかりした味付け過ぎ・・・・

スタッフさん一押しの蓮根と海老のはさみ揚げ690円は普通に美味しかった。

寿司も色々食べてお勘定は2人で19000円でした。。

18歳で島根から大阪に来て新地・ミナミ・銀座のスナックの流しで生計を立てて4年目で昨日初めてのリサイタル。彼女の弥栄を願う。

大阪市西区南堀江1-5-17 キャナルテラス堀江 西棟2F 電話:06-6110-8688

大阪市 難波 和食

京天神 野口

表記のミシュラン2つ星の店を友人主催のグルメ会に誘っていただいて訪問する。1年前の予約と言っておられたのにビックリ。この日は17時半からのスタート。店は近郊の駅から徒歩10分くらいの住宅街にひっそりとした僻地に位置する。料理内容は、おまかせコースのみ。仕入れによって1人前20000~23000円ほどで変動するとのこと。

定刻に店内に口に案内いただきカウンターへ着席。欅のカウンターは9席のみ。カウンター以外にもテーブル席と2階に個室席があるとのこと。網代の天井や土壁もいい風情を醸し出す。

ご主人の野口さんは名店和久傳のご出身で、緒方さんと一緒に厨房にいたとのこと。

ビールで乾杯をして座付は大きく裂かれた松茸と蒸し鮑、蓴菜の三杯酢。。これだけでもワンランク上の味わい。

お酒は辛口だけど旨味もしっかり口に残る京都山城の「健都」と山形のくどき上手の特別版の「スーパーくどき上手」を所望する。

刺身は昆布〆にした甘鯛、コリコリに活かったメイチ鯛、淡路産のエッジの立った雲丹の盛り合わせ。どれも最高ランクの魚ばかり。日本酒との相性抜群。

幽けき白味噌仕立てにした煮物椀には大きな切り身ののどぐろの焼き身が入る。魚から出る脂と濃いめの出汁が合間ってなんとも言えないコクと旨味を感じることができる。

本マグロをのトロの切り身を炙ったものを手巻きにしたもの。私はマグロが苦手なのでパスをしたが同伴者曰く「あと10個くらい食べたい・・・❤️」とのこと。

国産のものよりも3倍くらい仕入れ値が高い韓国産と推察される鱧の落とし。葛をまぶしているのでふわふわでツルツル。湯がきたてで突き抜けた美味しさ。ボリュームも満点。

様々な節を使ってコクを出した濃いめの箸洗い。中にはフカヒレがたっぷりと入る。

酢の物は海藤花(タコの卵巣)、車海老、毛ガニの酢ゼリー掛け。

肉料理は佐賀牛と白芋茎の餡掛け。しっかりとした塩梅なんだけど決して重たくはない。

食事は土鍋で提供。このお店の二番手で接客担当の20代の女性は丸坊主。京都に働く多くの女性の料理人でボウズ頭は彼女のみらしい。
ニコニコしながら仕事をする明るく輝く姿に敬服する。

松茸ご飯も今まで食したものの中でも久しぶりに美味しく思った。ご主人とのざっくばらんな会話も楽しくてあっという間に時間がすぎた気がする。

締めは色々選ぶことができて和風スジカレー・・・

和風の坦々麺も驚く美味しさ。ゴマの風味と京都産の山椒の辛味がなんとも言えないいいアクセントになる。

スダチがたくさん乗った素麺はあっさり・・・これらの他にも親子丼や卵かけご飯などもあるらしい。。

酸味のあるソルベは白ワインで作る。走りの梨もとても美味しい。

手作りわらび餅はハイクオリティー。。

お抹茶をいただいてフィニッシュ。お腹いっぱい胸いっぱい。お酒2杯とビールをいただいて一人26000円の会計でした。次回は2年後しか予約が取れないとのこと・・・ごちそうさまでした。。

京都市上京区天神道上の下立売上る北町573-11 電話:075-276-1630

京天神 野口日本料理 / 北野白梅町駅円町駅等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

和食 京都市