阿倍野の表記のスパイスカレー店を訪問。阿倍野筋の播磨町交差点の北西あたりに位置する。店内はカウンター4席のみ。界隈にコインパーキングあり。
店主のユースケさんが作るインドの炊き込みご飯の「ビリアニ」が昔から有名。
こちらの店ではそのビリアニにカレーのついたプレートをいただくことができる。カレーは3種類でこちらの店を代表する「豚バラの鰹出汁カレー」と酸味がクセになる「鯖の梅出汁カレー」と「月替わりカレー(海老出汁香る春野菜と鶏海老キーマカレー)」となっている。
カレー1種が1300円、2種で1500円、3種で1700円となっている。この日のビリヤニは出汁で炊いた大根と鯛のビリヤニで和風テイスト。この日は休みだったのでビールと一緒に月替わりを含めた3種類のカレーを所望する。
しばらくして着皿。ビジュアルがとても美しい。最初にビリヤニだけを一口いただく。ふっくらと炊き上げられたバスティマライスは馴染みのある出汁の香りがしてかなり美味しい。お茶漬けにして食べたいと思うくらい上質。も良いくらいの仕上がり。好物の鯖カレーは梅の酸味がたまらない美味しさ。豚バラカレーも出汁の味がしてスパイシーなんだけど優しくて食べやすい。鶏海老キーマは言わずもがなの美味しさでこちらも和風のテイスト。
副菜は燻製チーズといぶりがっこのスパイスチーズサラダ、しば漬けサルサ、黒雛豆、りんごのライタ(ヨーグルト)など。最初にカレーや副菜を一口ずつ味わってからレモンを絞って全てを皿の上にぶちまけてスプーンで混ぜていただく。
食感含め色々な味が混ざり合うんだけどこれがスパイスカレーの醍醐味。味の縦と横の糸を感じながら口の中で織りを作る。酸味や甘味、塩味、旨みが混じり合い、そこにビールの苦味と渋みを合わせて楽しみながら最後までいただく。
あっという間に完食・・・・ごちそうさまでした。お店が狭いので開店直後の訪問がおすすめ。
大阪市阿倍野区万代1‐6‐3
11時半〜