住之江区の中加賀屋という場所にある表記のお店をディナータイムに訪問。大阪メトロの北加賀屋駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分くらい、私どもの会社から徒歩3分の場所に位置する。界隈にコインパーキングたくさんあり。
お店はカウンター5席と奥にテーブル席が1つ。間口も狭く見た目は小さなカフェのような感じ。カウンター内の小さな厨房で若き女性オーナーシェフのミクさんが驚くような高品質の料理を手際よく作られる。
契約農家さんから直送の様々な野菜をはじめとするこだわりの食材でレベルの高いインスピレーションに基づく料理にいつも感心する。以前こちらの日記でお店を紹介したところかなり多くの読者様が遠方からも訪問いただいたと喜ばれていた。
ランチメニューは様々な前菜の入ったヘルシー系のデリプレート1000円か、肉か魚のメインディッシュが入ったプレート1000円〜、本日のパスタセット900円、本日のサンドウイッチなどからなる。
ディナーメニューはグランドメニューと壁に手書きで書かれたシーズナブルメニューからアラカルトで選ぶようになっている。価格は街場の半額・・・・いつも心配になるけど言うと、店主曰く「私とこの料理はポーションが少ないので大丈夫」と謙遜されていた。
最初に新玉ねぎとリーキ(ポロ葱)の冷製ポタージュ。幽けき塩味の加減が素晴らしい。。色々な季節野菜を使ったスープがいつも秀逸。
続いて玉ねぎのムースの上にエンドウ豆のムースを被せて石狩産のイクラと白ワインで作ったジュレをかけたもの。。イクラの食感、塩味とムースとのバランスもとてもいい。提供時間がとても短いのは仕込みがしっかりしているからと思われる。
この日のお酒は店主が先日の連休に北海道に行かれた時に購入された3種類のモルトウイスキーを順番にハイボールにして飲み比べをする。
美味しそうなジンもあったのでソーダ割りで楽しむ。。最近は個性的な味のジンが増えた気がする。
鴨ロース肉を低温調理してサラダ仕立てにしたもの。ソースはマーマレードを使ったもの。ひたすら鴨肉が柔らかくて野菜の美味しさと合間ってお酒がすすみまくる。自家製のパンもかなり美味しい。
河豚の白子のバターソテーはバターとケッパーとレモン汁の鉄板の味わい。これらの料理が一瞬で提供されるのが凄い。。
住之江区粉浜の老舗精肉店の「うしや」から仕入れる熊本産の赤牛のラムシンを使用したステーキ。断面を見ると火入れは完璧。これをワンオペの中でフライパン一つで仕上げる腕は大したもの。鉄分がしっかりと感じられる赤身肉は適度な噛み応えがあり、富良野産の山わさびと一緒にいただくといいものを食べているなと実感できる。あしらえはポテトのピュレとハーブ野菜。。この料理だけは数種類のこだわりのグラスワインと一緒にいただく。
あっという間に時間が過ぎて大満足で店を出る。。小さなお店なので予約してからの早い時間の中訪問がオススメです。
過去のMICRADはこちら
大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286