すし寛 4月【大阪市 動物園前】

友人と飛田商店街にある表記の寿司店を訪問。この日は時短営業で20時閉店。それでも夕方からひっきりなしに客が入りまくる超人気店。動物園前駅2番出口から商店街に入って徒歩5分。

右を見ても左を見ても中国女性が接客する居酒屋という名のガールズバーがひしめいていてどの店も若い客でいっぱい。。みんなカラオケで歌いまくってコロナウイルスを拡散させている光景はとてもやるせない。

家族経営の寿司店は大将と調理師2名で寿司や料理を作りまくる。接客は奥さんがキビキビとこなして活気のある空気が店内に満ち溢れる。

いつも注文する小タコの旨煮はこの日は飯蛸が使用される。先付けにぴったりのいい味わい。

巨大な活赤足海老があったので酢の物でいただく。海老が甘くて最高の味わい。

生の鳥貝は生姜醤油で。ヒモ部分は酢味噌でいただく。

大きな日本海の走りの岩牡蠣はおろしポン酢でいただく。

鯨肉3種盛りはさっぱりした赤身部分は生姜醤油で、希少部位のミンククジラの畝す(お腹の脂部分)はとても旨味が濃くて味わい深い。柔らかなさえずり(舌)は酢味噌でいただく。最近なかなかこんな上質なクジラはないと思う。

大きな天然鯛のあら炊きはさっぱりと炊き上げている。筋肉質のほっぺた部分や口元のゼラチン部分がとてもいいお味で日本酒が進みまくる。

最後に寿司を少しだけいただく。うなぎの白焼きと好物のタイラギ貝を所望。

最後にきゅうり巻きに北海道のウニをたっぷりのせたものでフィニッシュ。お酒も日本酒や焼酎をたくさんいただいて2人で12000円の会計でした。。

過去のすし寛はこちら

大阪市西成区太子1-15-2
06-6641-6654
16:30〜24:00
月休

 

大阪市 動物園前 寿司

蕎麦処 幸村庵

休みの日に南海高野線の九度山駅徒歩5分にある表記の蕎麦店を友人と訪問。界隈で一番の人気店とのこと。

こちらは真田信繁(幸村)が14年間の蟄居生活を送った真田屋敷跡の横に市の第3セクターで平成22年11月に開業した町興し蕎麦店。蕎麦職人さんは一般公募したとのこと。

蟄居させられていた場所(真田屋敷跡)に建つ建物は真田庵と通称されるが、正式には、善名称院という寺とのこと。こちら以外にもミュージアムや古墳のようなものなど九度山 周りには真田家ゆかりの名所が色々点在する。

お店は和風の大きな一軒家。手入れが施されたお庭を通り抜けて古民家を改装した店に入るとすぐ広めの土間があり、その奥に厨房が見える。土間で靴を脱ぎ、座敷に入ると中はテーブルと椅子のスタイル。床の間にはシンボルの真紅の甲冑が飾られる。
せっかくなのでいくつかあるセットメニューのうち1番高い「幸村御膳2200円」を注文する。

出てきた幸村御膳は蕎麦に胡麻豆腐のような蕎麦豆腐、蕎麦出汁を使った少し甘い卵焼き、柿の葉寿司、天ぷらがセットされていてボリューム満点。

柿の葉すしも美味しくて蕎麦も二八で喉越しも良くてとても美味しい。蕎麦湯まで頂いてお腹いっぱいで店を出る。

そこから幸村のお母さんが入った「慈尊院」や高野山町石道にある世界遺産丹生官省符神社や農産物直売所などがある「道の駅 柿の郷くどやま」、紀ノ川に泳ぐ大量の鯉のぼりなどの史跡や観光施設などを廻って楽しむことができた。

デザートに駅から徒歩15分くらいの奥いちご農園でまり姫と紅ほっぺを大量にいただく。最近稀に見る美味しいイチゴをいただいた。。性根が卑しいので一気に60個くらい食べた・・・いちご狩は5月末まで。。

和歌山県伊都郡九度山町九度山1404
℡:0736-54-3751
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日

幸村庵そば(蕎麦) / 九度山駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

蕎麦 和歌山県

ひろせ 4月【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の畳屋町の雑居ビルの1階にある表記の和食店を訪問。オープンしてからほとんど毎月伺っているヘビーユース店。店主の広瀬氏の作る蹴れんのない料理は何を食べても美味しいと思う。カウンターから炭火を使って様々な料理を作る姿を見るのも楽しみ。

広瀬氏はソムリエの資格も持っているのでワインや日本酒の造詣も深い。料理は月替わりのお任せコース11000円のみ。他店でいただくと2万以上はする内容。

先付けはパンパンに身が膨れたホタルイカ、貝塚産木積の筍の先部分、片栗の葉と花、独活、路地の木の芽を使った味噌が突き抜けた美味しさ。。

続いて稚鮎の天ぷら、タラの芽、一寸豆。辛味の少ない雪塩と自家製からすみをおろしたものでいただく。

続いての刺身用に愛知の生酒を所望。しっかりした飲み口がストライク。。

名物の刺身はコリコリ食感の脂のよく載った鯛のお腹部分、鯛の皮、大葉を射込んだ細魚、鯛の昆布〆、桜鱒の昆布〆博多押し、甲烏賊、赤貝が盛り合わせられる。飾りやつまなど一切使用しない豪速球かつ美しい盛り付け。

刺身2品目は脂乗りまくりの千葉産の金目鯛を炭火で炙ったものはポン酢で供される。日本酒が進みまくる。

煮物椀は旬のメバルを揚げたものと蕨、蕗、吸い口は路地の木の芽。かなり高級な昆布を使用しているのがわかる一品。

備長炭でレアに焼き込まれた桜鱒の木の芽焼きは鯛白子のソースで供される。あしらえはコゴメとスナップエンドウ。。

酢の物はアスパラとフルーツトマトの黄身酢かけ。ビロードのような口当たりの美しい黄身酢がびっくりするくらい美味しい。。

焼き肴は木積産の筍の下部分を炭火で照り焼きにしたものと鴨ロース煮。。春らしい逸品。筍の灰汁の少なさとクリアな味わいはブランド筍ならでは。

食事は桜エビを素揚げにしたものとワラビと碓氷豆のご飯。とても香ばしくて御代わり必至。

蓬のブランマンジェとイチゴのデセールでフィニッシュ。この日も大満足。。何をいただいてもワンランク上の美味しさ。コスパも素晴らしい名店です。予約必要。

過去のひろせはこちら

大阪市中央区東心斎橋2-8-23イケダ会館1F
06-7713-0543
17:00~翌0:00

 

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食