あたりや

尼崎の表記のお好み焼き店を訪問。
阪神出屋敷駅北側徒歩2分の路地に位置する昭和20年創業の老舗店。界隈にコインパーキングあり。最近は行かないけど甲子園球場の帰りによく立ち寄った記憶がある。

自宅を兼ねた店舗の外観は瓦屋根と赤のれんのお好み焼きならではの雰囲気。現在は2代目の店主と女性スタッフ3人、男性スタッフ1人の5名体制で切り盛り。 地域密着の人気店として有名。

奥に広い店内(鉄板テーブル4席×14卓と小上がりの鉄板テーブル4席×3の合計68席)は油で椅子の背もたれはネタッとしていて床は油で滑りそうなので要注意。 こちらのお店は自分のテーブルで自分でお好み焼きと焼きそばを焼くのがルール。お願いすれば店のスタッフさんが別場所で焼いて持って来ていただけることも可能。

この日は豚イカ玉900円に別料金の袋マヨネーズ30円を追加する。

しばらくして豚イカ玉セットが運ばれる。豚肉はバラ肉を使用。大きなものが6枚入る。先に豚肉を炒めてその脂もお好み焼きに乗せると良いと聞いたことがある。ざく切りのキャベツの入った生地は空気を含ませながら底から切るように混ぜて鉄板に流し込む。そこに表面を焼いた豚肉をオンする。

しばらくしてひっくり返して表面をカリッと焼き上げる。マヨネーズで「ド○えもん」を描こうとしたけど途中でマヨネーズが足りなくなって断念。ソースは自家製で数種の香辛料を配合して長時間炊き込んで作るとのこと。キャベツの食感も残っていてパリッとした生地とソースの相性は抜群。青のりと鰹節を途中でかけると止まらなくなる。ボリュームも満点で大満足。ごちそうさまでした。。

兵庫県尼崎市竹谷町1丁目22
06-6413-1692
営業時間 11:00~22:00
定休日 月曜日

あたりやお好み焼き / 出屋敷駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

お好み焼き 兵庫県

淡路島 さと味

淡路島にある表記の和食店を訪問。夏の時期は鱧鍋が有名でいつも満席とのこと。冬の3年とらふぐも大人気。難波から高速バスで約2時間。淡路島の高速駅の降り口からタクシーで約10分くらい、海に近い完全な住宅地に位置する。

広い店内はカウンター、テーブル席、座敷らがあり、この日も団体予約もたくさん入っていた。
お店は2代目と3代目ご主人が切り盛りする家族経営。この日は鱧すきコース8800円のあっさり出汁味を所望する。

座付は子蛸の酢味噌かけと鱧の南蛮漬け、鯵の酢のものの3種盛り。よく冷えたビールと一緒にいただく。

続いてお約束の鱧ちり登場。かなり大きなサイズのものを使用されておられ、身厚でふわふわ食感。皮も柔らかくて骨切りも完璧。地元ならではの珍しい刺身も添えられる。鱧は全身にある小骨がY字型になっているので普通の魚のような骨抜きが簡単ではなく特別な技術が必要とされる。生で食すと脂の乗りも良くてとても美味しくいただくことができた。

続いて鱧の天ぷらが海苔と大葉で巻かれて登場。ハイボールと一緒にいただく。

メインの鱧すきは大量の葱と地元の柔らかくて甘い玉ねぎがポイントとのこと。あとは白菜、豆腐、牛蒡、しめじ、えのき、こんにゃく、三つ葉など。

分厚くて大きな鱧の身は出汁を潜らせるとクルリと丸まって純白のドレスを纏ったような姿に変身。出汁と一緒に口いっぱいに頬張ってムシャムシャといただく。しっかりと焼き上げた中骨や頭部分の身も香ばしくてとても美味しい。

専門店ならではの鱧の腸や浮き袋、肝などの珍味も味わうことができる。ふわふわプチプチ食感の鱧の卵の美味しさも秀逸。。

最後は地元産の素麺を鍋に入れて煮麺でいただいてフィニッシュ。

デザートまでいただいてお腹いっぱいになりました。交通費往復5000円で楽しくショートトリップできました。。。

お店のHPはこちら

兵庫県南あわじ市湊284
火曜日定休

淡路島 さと味寿司 / 南あわじ市その他)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

郷土料理 兵庫県

越中屋 東野 7月

天下茶屋の表記の寿司店を一人で訪問。

天下茶屋駅構内(ショップ南海)の会津屋のたこ焼き屋の近くにある昔からヘビーユースするお気に入りの店。ファザードに看板も表札も何もないので一見すると寿司屋とはわからないが国道26号線沿い岸里駅北200mにある人気寿司店「越中屋」の支店というか暖簾分け店。

若い店主の名前の「東野」を私は店の通称名として使っている。客の一部は「天下茶屋の寿司屋」と呼ぶ人もいる。座席は7席のみなので夕方からずっと満席が続く。当然のことながら予約なしでは入店できない。しかしながら電話番号は非公開という不思議なお店。

本格的なつまみと上質な寿司が1貫からアラカルトでいただけてしかも明朗会計。初めての客はお任せ5貫1000円の握りからスタートするのがオススメ。

最初に冷たいビールと一緒に稚鮎南蛮漬け450円(写真はハーフサイズ225円)を所望。1人だから量を半分にしてくれる気遣いが嬉しい。続いてずわい蟹味噌和え900円(写真はハーフサイズ450円)もこの時期には嬉しい味わい。

寿司は好きなものだけを注文する。新鮮でコリコリのイカゲソ150円。軽く締めた泉南の鰯150円。食感がいいイカ耳150円。かなり大きなサイズの北海道の牡蠣200円。今が旬の白身のいさき200円。梅肉で供される活はも200円も高級店と同レベルの美味しさ。

続いて皮目を炙って供されるタチウオ200円、ふわふわ食感の穴子200円。分厚い身の鰻300円。好物の平貝の貝柱300円。レアに火入れされた蛤400円はスープを飲んでからいただく趣向。皮目の部分に脂がたっぷり乗ったのどぐろ400円。最後は口直しの芽ねぎで終了。。

ビールと焼酎と日本酒をたっぷりいただいて会計は5300円・・・・コストパフォーマンスは界隈の寿司屋では間違いなく一番。。。世間の半額のイメージかな。「この店で寿司を食べたら他店では食べれない」と友人もよく言っている。ごちそうさまでした。。

過去の越中屋はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
営業時間:17:00〜22:00
定休日:水曜日

寿司