7月に開店した新福島の表記の店を訪問。JR新福島駅3番出口から徒歩5分の住宅街に位置する。こちらのご主人は「銀座しのはら」や「味吉兆」等で修行されたとのこと。
夜営業のみの2回転制。無垢の白木と土壁を使った店内はカウンター6席のみでこの日は17時半の一斉スタート。料理代金は24200円(税サ込み)。お店は店主さんご夫妻と2番手さんの3名で切り盛り。
最初に食前酒の菊酒が供される。
座付きは卵黄を混ぜた揚げ胡麻豆腐。底に胡麻ソースが敷かれる。。
1.6kgサイズのアコウと薄切り松茸の煮物椀。。アコウは食べ応えあり・・・
滋賀のしのはら時代に学んだという「すっぽん」の揚げ物。よく肥えた黄色い脂がたっぷり纏ったものでかなり美味しかった。
脂のよく乗った明石の鯛と寝かせて藁焼きにしてから漬けにした鰆。 煎り酒とチリ酢でいただく。
大皿に盛り込まれた八寸。手羽先に鴨肉を詰めてダイナミックに唐揚げにしたもの。カボス釜に蛸の柔らか煮と鱧の卵、コノシロの酢漬けと茶豆、北陸の海蘊など。
カウンターの端が焼き場になっていて松茸を秋刀魚で巻いてつけ焼きにしたもの。。松茸の香りがないのが残念。。
蕪に蕪餡をかけた口直し。冷たくてさっぱりして美味しい。
河内鴨のロース肉とつくね。。カウンターの中の大鍋で仕上げられる。甘味を排したさっぱりとした味。
食事は白米とカマスの塩焼きとイクラ。いくらは小粒でマスを使用。
鴨肉を炊いた出汁で煮麺が供されてフィニッシュ。
冷たい玉露(宇治園)と栗きんとん。。栗の味はかなり薄め・・・・
奥さんが日本酒に造詣が深く色々なものを少しずつ出していただき楽しむことができた。お酒の値付けはかなり優しい。。ごちそうさまでした。。
大阪市福島区福島4丁目2-50