二角 1月【大阪市 北加賀屋】

月に一度くらい病気のようにインドカレーが食べたくなるときがありこの日は時間がないのでヘビーユースする自社オフィス近くの表記の店を訪問する。二角カレー 780円が有名で大阪で一番甘くて辛いカレーとして有名。
一口食べるとフルーツと蜂蜜のビックリするような甘さが口に広がりそのあと唐辛子の突き刺すようなかつ頭の奥からジンジンとくる半端ない刺激が味蕾を覆う。インディアンカレーを攻撃的にしたような感じか。オプションで生卵もある。

食べすすむうちにだんだん辛さが増して冬でも汗が滴り落ちる。いつも胃酸が出過ぎて一日中調子が悪くなるSMカレー。店員さんが注文時に「うちのカレーは辛いけど大丈夫ですか・・」とわざわざカタコトの日本語で聞いてくれる。この甘さと辛さの幅は南極と北極くらいの距離がある。辛過ぎて完食出来ないときもある。

こちらのお店の料理長の名前はライクワルクンジラルといいインドのカジュラホ地方出身でインド各地のVIPパーティーには必ず料理長として迎え入れられるらしい。

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この日はカレーははずしてランチセット900円を所望。ミニカレー、ナン、ミニライス、ミニサラダ、タンドリーチキン、チャイのアソートしたもの。

モッチリしたナンがかなり大きく食べ応え満点。肝心のカレーはいろんなものが入っていてあんまり辛くなくて味の陰影もかなりあって美味しい。

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食後は甘いチャイを飲んでお腹いっぱい大満足。

大阪市住之江区中加賀屋3-5-3
06-6685-5518
定休日 火曜日

大阪市 北加賀屋 カレーライス

まるい飯店【大阪市 我孫子】

久しぶりにおいしい餃子が食べたくて「あびこ」にある表記の店を訪問。浪速高校の前に位置する創業昭和53年の老舗中華料理屋さん。外観同様メニューも大衆。地元でずっと愛されていた味を代が替わった若い店主さんが餃子を主力としながら新しいメニューもどんどん開発して大繁盛中。

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注文は当然餃子定食720円。こちらの餃子には春夏秋冬の四季があり季節によって食材の味や仕込み方が変わるらしい。今はこの時期にしか獲れないらしい甘さが秀でる松波キャベツというキャベツを使用し、秋になると高知の四万十産の生姜がはいるらしい。

にんにくは青森県産を使用し豚肉は国産、料理酒は純米酒を使用すると言うこだわり。蒸し焼きに使う水も鶏ガラスープを使用するという徹底ぶりは敬服に値する。

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こちらのお店が名付けた大阪特上餃子が登場。最初はタレなしでいただきそのあとは自家製の大阪産のとうがらしと豆板醤、にんにく生姜で作ったラー油に醤油とお酢を合わせた餃子たれをつけていただく。豚ミンチにラードと鶏ガラスープを入れて下味をつけているためにそのままでもかなりいい。小さめのサイズの餃子は皮がパリッとしていてとても食べやすい。

皮が薄いために口に入れたときの食感はかなり軽い。キャベツの甘味と豚肉のおいしさが舌に残る。上質のナポリピザのように軽い食感でまるで水のような感じ。サクサクと二人前を一気に食してしまう。これだけ飽きずに50個は食べることが出来そうな感じ。このようなシンプルなものが美味しいと言うのはまさに本物である。ビールが欲しいところだが次回の楽しみにして店を出る。(餃子の通販もされているようです・・)

大阪府大阪市住吉区山之内1-27-17
06-6695-1268
定休日:月曜

大阪市 我孫子 中華料理

まさる 1月【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

表記の店を友人と訪問。この日はお寿司を思いっきり食べたくて此方の店を選択する。この日が正月明けの初の営業日とご主人は言っておられた。

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ビールで乾杯して、突き出しにナマコを所望。よくある突き刺さるような味わいの酢ではなく優しい出汁に漬け込んだもの。軽く火入れしているために舌触りもかなり上品。湯がきたての鱈白子もよく肥えていて新鮮でかなり上質。その前に軽く食事をしたので今回はさっそく握っていただく。いつも最初に出される軽く締めた今が裏旬の鱚は軽く上品な甘味と旨味が特徴。続いて肝と紅葉おろしを載せたカワハギ。マスタードを載せた脂乗りまくりで水分が程よく抜けて旨み凝縮の鯖の漬け。それぞれいつもいただくものであるが安定の美味しさ。柔らかく握られたシャリが空気を含みまくってでフワフワしているのも好み。喉に入ったあとが軽いのが特徴。2016-01-08 10.42.16

「カマス」は水分の多い魚なので軽く塩をして身を締めて皮目を炙って供される。皮と皮スジの間に脂がたくさんありその脂が火入れされて滲み出てとても香ばしい。皮目を炙ったキンキも皮付きで提供。肝の旨味が秀逸である。端正な姿のコハダはしっかり締め,塩気がたつ1枚づけ。辛口の土佐鶴の純米酒と相性ぴったり。ハリイカも身が爆ぜるほど新しく、かなり美味しい。

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この季節だけのスペシャリティーは酢飯にウニと毛蟹の身を混ぜ込んで作る蒸し寿司。出されるときにウニを更にてんこ盛り。。脳みそが溶けてしまいそうな錯覚に陥るくらい美味しい。しっかりと手間をかけて煮鮑は好物のエンペラの部分を切り付けてくれる。ゼラチンでムチムチプルプルしてとても口に合う。関東風の煮鮑とはテイストが異なりしっかりと鮑の風味も残って味蕾に独特の香りが記憶される。生や鉄板焼きの鮑とは全く異なる味わい。

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続いて此方の店のスペシャリティーのプリプリの車エビも味わいが爽やか。甘くて澄んだ風味が特徴で魔界の扉が開きそうな錯覚に陥る。毛蟹は味噌をのせて、新鮮なツブ貝は独特のくせにぶつけるようにいつも秘密のスパイスをかけて供される。崩れる寸前まで煮込まれた穴子も唯一無二の味わい。いろんな野菜が入った袱紗玉子焼きもとっても美味しい。コースはここまでで、さらに追加で貝を2種握っていただく。煮はまぐりはミディアムに低温で火入れしてしっかりと出汁漬け。他店の江戸前系と異なりレア感と磯の香りが秀でている。赤貝もかなり上質で香りもいい。

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最後はキャベツと茗荷の細巻きとヒモ胡瓜を所望して終了。鼻から出るほどお腹一杯。いつもながら言う事なしの大満足。何を食しても上質な味わい。次回は春の走りの魚をいただきに3月に訪問予定。

大阪市浪速区下寺2-3-10
TEL:06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00 日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司