久しぶりにおいしい餃子が食べたくて「あびこ」にある表記の店を訪問。浪速高校の前に位置する創業昭和53年の老舗中華料理屋さん。外観同様メニューも大衆。地元でずっと愛されていた味を代が替わった若い店主さんが餃子を主力としながら新しいメニューもどんどん開発して大繁盛中。
注文は当然餃子定食720円。こちらの餃子には春夏秋冬の四季があり季節によって食材の味や仕込み方が変わるらしい。今はこの時期にしか獲れないらしい甘さが秀でる松波キャベツというキャベツを使用し、秋になると高知の四万十産の生姜がはいるらしい。
にんにくは青森県産を使用し豚肉は国産、料理酒は純米酒を使用すると言うこだわり。蒸し焼きに使う水も鶏ガラスープを使用するという徹底ぶりは敬服に値する。
こちらのお店が名付けた大阪特上餃子が登場。最初はタレなしでいただきそのあとは自家製の大阪産のとうがらしと豆板醤、にんにく生姜で作ったラー油に醤油とお酢を合わせた餃子たれをつけていただく。豚ミンチにラードと鶏ガラスープを入れて下味をつけているためにそのままでもかなりいい。小さめのサイズの餃子は皮がパリッとしていてとても食べやすい。
皮が薄いために口に入れたときの食感はかなり軽い。キャベツの甘味と豚肉のおいしさが舌に残る。上質のナポリピザのように軽い食感でまるで水のような感じ。サクサクと二人前を一気に食してしまう。これだけ飽きずに50個は食べることが出来そうな感じ。このようなシンプルなものが美味しいと言うのはまさに本物である。ビールが欲しいところだが次回の楽しみにして店を出る。(餃子の通販もされているようです・・)
大阪府大阪市住吉区山之内1-27-17
06-6695-1268
定休日:月曜