カキフライが無性に食べたくなり表記の店を一人で訪問。阪堺電車の我孫子道駅を降りて西の方に少し歩いたところ安立商店街の南端から少し大和川よりの紀州街道に面したところにある地元では超有名な洋食屋さん。
私の知る限りで南大阪地域だけで6店の同名の店がある。でもそれぞれが全くテイストの違う洋食を出されていてとても興味深い。。
扉を開けると大きな熱帯魚の水槽が目に付く。右側に10数席のカウンター席と厨房、左側に4卓のテーブル席、そして奥には大きなテーブル席。全部で35席くらいであろうか。この手の店にしては大箱店となっている。それがランチタイムになるといつも満席となる。
私が訪問したのは昼前だったのでお客はまばら。付け合わせのサラダだけが盛られた皿がテーブルに積まれまくる。ご主人と奥さんともう一人の女性と3人で切り盛りされている。
メニューはこんな感じ。990円のとんかつ大が一押し。チーズとんかつは活の間にチーズが挟んであってとろとろ流れ出す。。とんかつの卵とじはこの店ならではでカツ丼のご飯抜きみたいな感じ。
超いかつい顔面を持つご主人は油に向かってひたすらカツを揚げまくる。食材を横において粉をつけて卵をつけてパン粉をつけて揚げてつけての繰り返し。注文はすべて頭の中に入っていていくら混んでいても伝票などは一切見ない。。
出てきたヘレカツとカキフライの盛り合わせ1100円はこんな感じ。左側のヘレかつは小さめのハンバーグくらいの厚みがあって食べ応え満点。とっても柔らかくて甘めのドミソースも秀逸でご飯がザブザブいただける。
カキフライは牡蠣3つぐらいをひっつけて揚げているのでとってもジューシー。海の香りが洋食やならではの技にうっとりする。タルタルも酸っぱすぎずいい塩梅。この季節ならではのシーズナブルフライはとても贅沢なランチである。
写真で見ても一目瞭然。衣はサクサクのパリパリ。。ビールと一緒に食すと最高だろうなと思いながら店を出る。最後に怖い顔面のご主人が振り返りにっこり笑って「ありがとうございました」と挨拶をされる。この顔を見たくて僕はいつもこの店を訪れる
大阪市住之江区安立4-3-3
06-6678-5675
11:30~14:00 17:30~20:30
定休日 木