最近よくいく西田辺駅付近の創作系の居酒屋。和洋の折衷でそんなに目新しいものもないのだけど旬の魚の新しさとそのコスパが素晴らしく夜はいつ訪問しても超満席状態。
この日は営業社員2名と慰労会を兼ねて訪問する。乾杯のビールのあとお造り盛り合わせ(850円/1人前)を頂く。
手前から和歌山の釣り鯵、トルコ産本マグロ、瀬戸内の鮑はコリコリして貝の香りも抜群。真ん中は和歌山産の鰆の炙り、その右が北海道のトロ鯖きずし、明石のタコのぶつ切りに青森産天然ブリのお造り、その上がとらふぐのてっさ。。。。すごいラインアップなり。。このお造りのコスパは強烈である。。これで2550円。。。新地だと8000円は下らない。
毎日メニューは変わるシェフ兼オーナーはフレンチの心得もありたまにフレンチ大会もあるようである。どの料理を食しても一定のクオリティーの高さがある事に驚く。
グランドメニューもこんな感じ。普通っぽいんだけど何らかの工夫があり価格以上の価値があるように作られている。お店はカウンター8席とテーブル席が16席。2階が20人くらい入れる部屋がある。
ソーセージ盛り合わせ480円はかなり普通。25歳の若手営業社員君は食べ盛りなので脂っこいものが大好物。
私は牡蠣のポン酢。大振りの岡山県日生の牡蠣は食べ応え満点。5切れで500円。かなりお得な価格設定。
私の大好物のこの店オリジナルのアンチョビポテト450円はフワフワの裏ごしたジャガイモにアンチョビを混ぜガーリックの効いたオリーブオイルで食すという趣向。。アンチョビの塩気が癖になる。ピノノワールとあわせると悶絶するくらい旨い。
量もたっぷりで3人でシェアして充分の量があった。
秘伝の味付けの唐揚げ。。。これは特別にどうってない味だったが鶏のモモ肉がかなり上質なのはわかった。鶏自身がいい味があった。。
そして牛ヒレステーキ850円。多分オーストラリア産と思うがことのほか柔らかい。醤油系の甘辛いソースもワインにドンピシャ。こんな料理が850円というのは驚くしかない。。。
丹波の大黒しめじは食べ応え満点。バター醤油で焼かれシャキシャキしてとてもいいお味。これも380円なり。
鉄板で供されるぶーぶー豚キムチは480円。私はお腹いっぱいになってきたが若い社員君は食べまくる。。
下仁田ネギの一本焼300円きは下仁田ネギにしたら細身だが真っ黒に焼いて焦げたところを除いてナイフで切り分けて食すと、あまくてトロトロ。。。この料理は私どものお店でも使わせてもらおうと話す社員君。
約30センチ近くある赤足エビの塩焼きは380円。これは間違いなく安い。丁寧に遠火の直火で焼かれたエビは身もプリプリ。ミソも甘甘である。
とろろだし汁飯380円は名前の通りの内容。特にどおってことはないが〆にはあっさりしていていい感じである。
営業社員君のリクエストの温明太子うどん580円。冷凍麺だけどシコシコして旨い。和風カルボナーラって感じ。和食とフレンチを経験しているシェフならではの逸品である。
和と洋の創作料理から居酒屋定番メニューまで食べたいものが何でもあるような感じ。特に魚のコスパは抜群これがこの値段でホントに食べれるの?というものばかり。仕入れのルートが確立されているのであろう。
正統派の居酒屋。。。年中無休らしいです。。。*凄いね・・
大阪府大阪市阿倍野区西田辺町1-14-16
06-6697-3655
17:00~24:0