仙台での昼食はやっぱり牛タン。会議場の近くにある仙台で一番有名で店舗数も多い表記の店を訪問。仙台市内だけで20店舗、東京も6店舗、福岡などのお店もあわせて現在30店舗で大躍進中。
牛タンが厚みがあってちょっとええとこである「極み定食」1600円を所望する。まずはテールスープ登場。あっさりしてとてもいい味加減。東北だからもっとしょっぱいかなと思っていたが心配なし。
肉の処理も丁寧で雑味がないのには驚いた。。
仙台の友人に聞くと牛タンを食べるのは他府県の人ばかりで牛タン屋が出来たのも太平洋戦争後にGHQが駐留した時にアメリカ人が牛肉を食べまくって残った舌や尻尾を有効利用しようとして仙台の焼き鳥屋が牛タン専門店をはじめたのが始まりと言っていた。
僕ら仙台人は牛タンのどこが旨いのかさっぱりわからん。。。と言っておられた。
出てきた牛タンは厚みもたっぷり。断面がピンクでミディアムレア状態。焼きの技術がかなり良い。包丁で目が入っておりとても柔らかい。適度な歯ごたえと脂感もある。コリコリプリプリした感じ。気になるのは化学調味料の味に舌が反応してしまう。
白菜の浅漬けと青唐辛子の味噌漬け(これがぴりっとして旨い)が添えられている。昔はアメリカ牛だったけど今はオーストラリアと言っていた。考えれば国産の牛タンは1キロあたり12000円。外国産だと3000円。。実に仕入原価だけで4倍の差がある。
つまり国産のタン(流通もかなり少ないが)を同じように食そうと思えば4000円以上の定食となってしまう。。
ご飯は麦を混ぜたご飯でオプションでとろろを注文してとろろごはんでも楽しむことができる。
トータルではかなり無難にまとまっている。。さすが牛タン界の大御所。。。
宮城県仙台市宮城野区榴岡4-4-8
牛たん炭焼き 利久 東口本店 (牛タン / 榴ケ岡駅、仙台駅、あおば通駅)