最近夜の長居公園でのランニング練習のあとでヘビーユースするもんじゃ焼きとお好み焼きのお店。最近は月に2回くらい通っている気がする。。なんばこめじるしやグランフロントのお店は超繁盛店で行列をしないと入れない。こちらの創業店は住宅街の中にあるので遅掛けでかつ時分どきをずらせばカウンター7席だけど入れる可能性が高い。
最初にビールとタコの塩焼き530円を所望。お好み焼きと鉄板焼きを焼くのはオーナーの仕事でもんじゃは若いアルバイトが受け持つようになっている。すべての食材にはかなりのこだわりがありこの日の蛸も外国産だけどプリプリしてとっても美味しい。
いつもはキャベツに烏賊、ゲソ、海老、蛸、コーン、ベビースターラーメン、チーズ、餅、豚肉などいろいろ入りまくった百十スペシャル1280円を食べるんだけど、この日は前からずっと食べたかった明太子餅チーズ1180円を所望する。
このお店のもんじゃの特徴はコクのある出汁。鶏ガラをベースに玉ねぎ、セロリ、赤ワインが入っているとずっと昔に聞いたことがある。鰹と昆布の出汁だとここまで香ばしくはならないので納得である。ビールと共に頂くと永遠に食べ続けられるような錯覚に陥る。
もんじゃ焼きって全体的に水分あり過ぎでいつ出来あがったのかわからんのでいつも食べるタイミングが難しい。もんじゃ焼き担当のイケメン兄さんが「端のほうからどうぞ」と言われてやっと食する事が出来る。
鰹と青のりをかけてもらって端から小さなコテで鉄板に押しつけてちまちま食べる。お焦げが美味しくて焼けた明太子も香ばしくて、チーズや餅もカリカリしてすべてが渾然一体となり素晴しい味のバランスを形どる。ビールと共にいつまでも食べ続けれるような錯覚に陥る。
このもんじゃ(明太子、もち、チーズ)は久しぶりのスマッシュヒットで休日の昼間のランチとかにもぴったり。。。横に90過ぎとお見受けする女性が座られて一緒に世間話。ビールを片手でジョッキで杯飲みながらいろんなものをつまむ。途中で私が食するもんじゃを見て「私も食べる」と言い出して店主自らコテを持って彼女のために慈愛を隠し味にした渾身のもんじゃを焼き上げる。
横から見るとまるでドラマのワンシーンのよう。70才を過ぎた女性店主はいつも本当にいい顔しておられる。仕事中はいつも真剣勝負。お好み焼きもふわふわしてとても美味しい。
大阪府大阪市住吉区長居3丁目3-25
06-6696-7189
12:00~15:00 17:00~23:00