倶蘇酡麗 (くそったれ) 中崎町店【大阪市 中崎町】 【大阪市 天神橋筋六丁目】

中崎町の商店街の入り口にあるスパゲティー専門店。パスタ専門店でないところがミソ。ずっと昔に天神橋7丁目にお母さんのような方が一人でやっていてよく食べにいった記憶がある。

実はいくつか支店もあって阪神百貨店にもあると聞いたことがある。特徴のあるファザードは年期充分。

メニューも店同様の520円からの昭和価格。ソースごとに分かれていてトマト、クリーム、しょうゆ。この値段でパスタを食られるお店は最近はないと思う。値段は600円から700円代で相場価格からはかなり安い。タラコのスパゲティーは五百円台。

お店の雰囲気は至ってざっくばらんな感じ。高年者の一人客率多し。又男性客率特に多し。店の中の感じはラーメン屋の様なフレンドリーさたっぷり。カウンターやテーブルの仕様など見所は満載。レジも超面白い。席はカウンター16席にテーブル2つ(4人・2人)。。

スパゲティーのゆであがりを見るためのタイマーがなりっぱなしで結構うるさいがBGMと思えばどうってことはない。

 

この日は醤油味のあさりを所望する。ソースがこの店薄くていつもシャツに飛ばしてしまう。。。ちょうどお客さんのところに行く用があったので無難にソースに色のついていないものを選ぶ。

実はこの店は昔からクリーム系が有名で超美味しかった記憶があるがまたの機会にする。

パスタの茹で加減もちょうどよく、芯が残った感じはないがコシのある食感をしっかり味わえます。スパゲティーよりは少し細めの麺が特徴。

麺の上の細かくスライスされたオニオンがたっぷりと乗せられていてそれを麺と一緒にそのまま口にほうばると甘くてシャリシャリしてシコシコした食感とあさりの旨味をしっかり吸収したコクのある和風のスープがナイスマッチング。

練りわさびを溶かしていただくと味がいっそうひきしまる。パスタ界の昭和残響伝か。。

ほんまいつ来てもおもしろいわ、この辺りの店。。。

大阪市北区中崎1-6-16第一中野ビル1F

06-6348-8314

倶蘇酡麗 中崎店パスタ / 中崎町駅天神橋筋六丁目駅扇町駅

大阪市 中崎町大阪市 天神橋筋六丁目 イタリアン麺料理

とんかつ一番 住之江店【大阪市 北加賀屋】

昨日訪問した中華料理店チャイナの隣。。ここもかなりの繁盛店でこのマニアックな場所に人が集まる光景も面白い。

店内は小上がりとカウンター席4つ。小上がりの高さが約30センチくらい。これぞまさに小上がりなり。こあがりに案内されるとスポーツ新聞を渡される。。

窮屈だけど親切さに和む。。

ランチメニューは「サラダ・豚汁付」でお手頃価格のものがずらりとラインアップ。
とんかつだけでも「おろしかつ・キムチかつ・サラダかつ」がありバリエーションも豊。

その他、洋食メニューも充実していて、ビフカツ・ミンチカツ・エビフライ・カレーやハヤシライス・・・etcでもほとんどの客はとんかつを食している。


ヘレおろしとんかつ1200円を所望するといきなりポン酢に生卵ともみじおろしの入ったものが登場。。ラフに刻まれたネギと味付け海苔が数枚。。

どうやっていただくのか、味付け海苔はどういう意味があるのか結構不明。

赤味噌の豚汁もかなり出来がいい。。豚の旨味や脂もしっかり溶け出していてすだちの酸味が全体の味を引き締める。


そして出てきたヘレかつは分厚くてとっても柔らか。豚特有鵜のいい香りが鼻孔をくすぐる。衣もきっちりとついておりかなりいい仕事をしておられる。おろしポン酢につけていただくとさっぱりしてとてもいい。生卵もうまく絡まってかなり美味しい。味付け海苔はご飯とともに食す。

ビジュアルを見ただけでこのとんかつ(豚肉)の質の良さは一目瞭然である。。

最後はアイスコーヒーのサービスあり。。地元の名店です。。

大阪市住之江区中加賀屋2-2-20
06-6682-5288
11時~21時
[休]月曜

大阪市 北加賀屋 とんかつ

チャイナ【大阪市 北加賀屋】

私どもの会社の近くなんだけど最近ついヘビーユースする大衆中華料理。。お店と料理が面白くてつい何度も通ってしまう。店は前を通っても中華料理店とは気づかない。植木が満載で店前ののれんが目印。

いつも注文する日替わりランチはこの日は焼きビーフンに豚天。。650円と言う価格がとてもうれしい。サラダとライスとスープ付き。

いつも日替わり食べるけど何を食してもはずれなし。しかも超リーズナブル。。店の中は金魚が泳ぐ大きな水槽があったり民芸品がランダムにおかれていたりかなり騒然としているがこれはこれで味があってなれたらどうってこともない。

超人気店なので昼間に行くといつもいっぱい。ガテン系の客率結構高し。

前に発見した5年前の週刊プレイボーイを何となく眺めていると40歳になった南野陽子のグラビア登場。。と言うことは今は45歳と言うことか。。

その横に4年前の週刊プレイボーイ発見。何かこだわりがあるのであろうか。。その他はすべて新刊の週刊誌が5冊くらい。

週刊誌はどっちでもいい話なんだけどまず大きな器に入ったスープが登場。。しっかりと鶏ガラの味が効いて純粋に美味しい。

そして主菜登場。いつもこの一皿には驚きを隠し得ない。絵画で言えばフランシスコベーコンにつながる根源的な革新をこの皿に感じる。

よく見れば乱雑さの中に美しさを見いだすことができる。野蛮と美しさは表裏一体の概念と言うことか。この一皿に私はいつも慰められ励まされより高い精神状態へと魂を昇華するエネルギーをいただく。

中華料理の超現実主義という常識にとらわれない、それまでの既成を顧みない実験的な芸術運動の発信なのか。。この店のご主人のくりだす独特で個性的な芸術作品にいつも心を奪われてしまう。

肝心の味もとてもすばらしいものがある。エビやイカなどの魚介がたっぷり入ったビーフンは味深くご飯がざぶざぶ食せるし、豚天の豚も下味がしっかりついていて肉は薄いが肉汁をしっかり感じる。卵焼きやしっかり味がついた自家製のポテトサラダも暴力的な野性味のある塩梅となっている。

このランチが650円と言うのが絶対的な価値がある。

このお店個人的には超大好き。。。

大阪府大阪市住之江区中加賀屋2丁目2-20

0666817679

大阪市 北加賀屋 中華料理