地域

松ちゃん 2月

去年の10月からご無沙汰の長居にある焼肉店「松ちゃん」を訪問する友人のブラインドランナーとずっと前から約束していてやっと実現。予約していたのにも関わらず平日の夜でも満席状態。

とっても辺鄙な場所にあるのにこの人気の秘密は推して知るべし。最近は遠方から来られるお客さんも多いらしくわざわざ名物のロースの薄切りを電話で予約される方もあると聞き及ぶ。

気軽においしい焼き肉を食べたいというときにとても重宝する。気さくなご夫婦とお母さんの3人でされていてざっくばらんな会話もこの店のスパイスとなっている。

ビールで乾杯をしていつものタン刺し。超薄切りなんだけど舌の上で熔けまくる。塩こしょうと肉の脂が舌の上で渾然一体となり飲み込むのがもったいないくらいである。

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上質のタンの根元の部分で肉質も真っ白。。普段のランニングの話やレースの話などでとても盛り上がる。

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写真がイマイチなんだけど塩とガーリックまみれのカルビの中落ち。こういったメニューが真っチャンの真骨頂。肉がいいので生肉はほとんど塩で頂く。噛めば噛むほど味があるこの部位は丁寧に隠し包丁がされていてとても食べやすい。

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喉の横の肉なんだけどこれもガーリック風味でかつ肉の味がしっかりわかる通好みの部位である。なかなか他のお店では食せないところ。店主に聞けばおすすめを教えて頂けるのでお任せしてもいいかもしれない。。

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ホルモン三種盛り合わせ。右からアカセン、ツラミ、テッチャン。アカセンとテッチャンは微妙に脂の付き方と味が異なる。芋焼酎と共に頂くとき分もとても盛り上がる。どれも新しく食べ応えのある内蔵である。

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そしてメインイベントのロースの薄切り。。パッと身は屑肉の寄せ集めみたいだけど大きくサシが入りまくりのロース肉を丁寧に一枚一枚手切りをして甘くて辛くて深い味のモミダレでも見込んで店主が客の前まで来て焼いてくれる。

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レアの状態で火を切っておもむろにレモンを搾って完成。簡単に見えてこの一皿は創造性と価値が高い逸品である。関西で焼き肉を一番食していると言われるヤキニクストとのいかりんさんにご紹介したところ幼少の頃に親御様に連れられよく来たお店らしく久々の訪問のときとても感激されていたことを思い出す。

彼女もこの薄切りのファンでしょっちゅうブログで紹介されているようである。

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店主のお母さんが作られるナムルはビールのアテとしても素晴らしい出来であるが白ご飯の上にこの薄切りロースを乗せて周りをこのナムルで飾り、ナムルとお肉とご飯を一緒にかき込むと空前絶後のうまさである。

まさに天国が見える旨さと私はいつも表現する。ビジュアルはこんな感じ。

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この自分で作る特製ビビンバは2012年11月1日より【ウチモトビビンバ】という名前となる。*私が生ビール1杯でネーミングライツさせて頂いた。そのときの経緯はこちら

羽曳野市役所にお勤めのお会いしたことがないウチモト氏であるが私が冗談でこのブログにネーミングライツの件を書かせて頂いたら早速来店され私にビール2杯の権利をお店に預けられ昨日頂いた。(感謝!)

焼き肉の本場である羽曳野からわざわざ長居まで出向かれこの店で焼き肉を食されることにビックリ。。せっかくなんでウチモトビビンバをちゃんとメニューに記して頂くよう店主にお願いする。自分で好きなように作るのがコツでしょうね。究極の焼き牛丼と言えるかもしれない。。。でも名前は「ウチモトビビンバ」

焼けたガーリックの香りと醤油の甘い香りだけで涙が出そうになる。。ビビンバを完成させてもすぐに食さずにまずはその香りを楽しむ。。鼻孔をニンニクの香りが充満したらナムルと一緒にお肉をかき込む。食らいつくという表現がいいと思う。

ワンちゃんがお預けのあと「よし!」といわれ餌をを食べるような気分になる。口にしっかり含んで食べるのが私流。

そしてお酒で口を洗い流す。そのあとは茶碗を回転させて違う野菜と共に再び肉とご飯をかき込む。最後に残ったご飯を残った焼き肉で再びかき込む。

スープは肉を食したあと頂くのをすすめる。馬力があれば〆に冷麺もいいと思う。

皆で食そうウチモトビビンバ!!

■大阪市住吉区長居1-12-4

■電話:06-6692-6171
■営業時間:17:00~23:00
■定休日:火・第1・3月曜日

松ちゃん焼肉道場焼肉 / 長居駅鶴ケ丘駅西田辺駅


カテゴリー 長居, 焼肉 |

おくとや

北新地の今や予約の取れないタコバルを訪問。大阪で唯一のタコ料理バルはわざわざ東京からもたこ好きの芸能人が連日訪れると聞き及ぶ。芸能人であっても常満席のためなかなか入りにくい。

芸能界一のたこ好きのベッキーはこの店にいくのが夢とこの前TVで言っておられた。マスコミの取材も多くオーナーのフードコンサルの箱部氏はあえて今は取材をお断りしていると以前言っておられた。

この店のウリは明石産の活けのタコを100%使用した商品。仲買の免許を持つ店主が明石漁港まで行って昼網にかかる新鮮なタコをはじめとする魚介を仕入れリーズナブルな価格で提供。

女性客もとっても多くワインとたこ料理を食べてワイワイされている姿を見ながら飲むのも楽しい。この日は普段お世話になっている方と近くの生フルーツ酎ハイ専門店でビタミンを入れてそのあとこちらのお店の特等席で相伴する。

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平目の刺身はこんな感じ。。普通に美味しい。。

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活のイイダコが仕入れていたのでお造りで食す。韓国の手長蛸よりも味わいが深い。付け合わせのレモンをかけると傷口が痛むのか大暴れをする。皿から足を出してのたうち回る。それを皿から無理矢理はがして口に入れると口の中に吸盤が吸い付く。

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岡山産の牡蠣を真昆布に乗せてお酒をふって焼き上げる。少し焼き過ぎだが昆布の旨味が牡蠣に移ってとっても美味しい。

メニューは定番メニューとその日のおすすめがあって一例を挙げると

■自家製ピクルス 399円

■明石たこのマリネ 504円

■シゲルのポテトサラダ 504円
■自家製〆サバのブルスケッタ 609円
■たこのアヒージョ 814円
■追加バケット 157円
■活けたこ1匹(2~3人前)1,809円
 *おどり食い
 *炭焼き
 *白ワイン焼
■炭火焼本マグロ炙り串2本 609円
■オクト焼き(たこ焼き) 609円
■焼きたこめしおにぎり(2ケ)609円
■たこと魚介のパエリア 1,974円
■アイスクリーム(玉川タイムマシーンシリーズ)アルコール入 609円

って感じ。。。

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たこのアヒージョ814円。。こんな料理って女性は好きみたい。。これはかなり美味しい。素材がいいと料理はここまでおいしくなるという見本のような料理。

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名物のオクト焼き580円。

たぶん、中にはタコだけじゃなくトマトをペースト状にしたラタトゥーユみたいなんを一緒に入れて焼いている。だからワインにもぴったり。明石のたこを生のまま衣をつけて揚げてそれを入れる。だからタコがプリプリして旨味も逃げずにとってもおいしい。

これは姉妹店の蛸料理専門店「たこ茶屋」さんゆずり。店主の箱部氏は来年ぐらいニューヨーク進出を目指すと言っておられた。ニューヨーカーが生きたタコを食べる姿を想像すると楽しいね。

北新地ではここしかないとても安い値段で生きたタコと魚介が食せるお店。予約必須のこと。。出来るだけ速い時間か土曜日にいくのがおすすめ。

大阪市北区曾根崎新地1-9-13
営業時間:18時~翌3時
定休日:日曜日・祝日
席数:20席 (カウンター10席 2階には、掘りごたつの座敷あり。)

オクトヤ魚介・海鮮料理 / 北新地駅西梅田駅東梅田駅


カテゴリー 梅田/JR大阪, バル, 和食 |

ドルチェ&ポワール

関西の洋菓子界では超有名なポワールさん。藤原紀香さんの結婚式のケーキもこちらが担当したと記憶がある。帝塚山の奥様御用達のお店で本店の昼間のカフェはいつも超満員。ケーキは食べないけどこの店のものだけは頂くという方がとても多い。(私もその口であるが)

その大阪洋菓子会の重鎮ポワールのドルチェ専門店が本店横に出来たのは数年前。ピンクのファザードがとても可愛らしい。たまたま早朝ランニングの帰りに通りかかっていいパンの匂いにつられポケットに500円入っていたので何も考えずに訪問する。

当初はパンを買って帰ろうかと思ったがコーヒーがとびきり美味しいことを思い出し買ったパンをもってイートインコーナに入ると店員さんが丁寧にパンをカットしてくれたり温め直してくれたりととても丁寧なる接客を頂く。

本店もそうだがとても気持ちのいい接客に心が洗われる。

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クロワッサンはパリパリしててバターの香りが突き抜けていて半端なく美味しい。パンを買えば野菜と飲み物とサラミとオリーブ(このオリーブもかなりおいしい)をつけて頂いて315円でこのようなセットにして頂ける。

朝からかなり豊かな気分になる。。。人を幸せにする朝食である。追加でとっても大好きなこのお店のクリームパンを所望する。生地が羽毛のように軽くてクリームはポワールのケーキ仕様なので後口もよくて甘さが残らない上品さ。。

美味しすぎて悶絶しそうになる・・・・

この店のコーヒーは本店と違ってとってもマイルド。すっきりしててコクがある。たぶん豆が違うのであろう。。

パンだけではなくてジェラートやパフェ、カプチーノなどのドリンクも店内でいただける。特にこちらのお店のソルベは糊料(増粘安定剤)を使っておらずMOFの職人さんが驚いたという話を昔聞いたことがある。

この店のできたてのソルベは私の超おすすめである。ちなみに店名の「ポアール」とはフランス語で「洋梨」という意味らしい。創業昭和44年の老舗の矜持が感じられるカフェである。

大阪市阿倍野区帝塚山1-4-13-102
06-6628-3644


カテゴリー 帝塚山, 姫松, カフェ |