韓国料理

釜山つれづれ その③

3日目の朝ご飯もホテルを出てチゲ鍋屋にいく。味噌チゲと白飯。。この店の味付けは少し苦手スミダ。。

海雲台で遊覧船に乗って地元のスーパーマーケットを視察して射撃をしてジャガルチ市場で昼食。10年前に来たときとは様変わりし以前は木造だった建物が地下2階、地上7階の超近代的なビルとなって登場。昔の暗いイメージは一新。

約330軒の店が建ち並びいけすの中は魚でいっぱい。平日なのに人もいっぱい。。市場の2階が食堂になっていて刺身定食1000円をいただく。ナムルなどの副菜に魚のアラのスープにヒラメの刺身。

 

ビルの外側でも魚屋が並び前売りとともに店の奥で食事をいただけるようになっている。日本では普段いただかないホヤやエイなどもたくさん並んでいた

太刀魚も生から干した物まで大量に陳列されていた。


エイはこんな感じ。。なかなかおもしろいディスプレイ。。

カタツムリもこの国では食すのか・・・・・・マイマイタベルハムニダ。。

歩いていると初日にいただいたコムチャンオ発見。2度目の昼食をとる。

手長蛸の刺身は舌に吸盤が張り付く。ごま油と相性抜群。。。

お約束のニンニク味噌炒めなり。。。ビールが進みまくる。。。

ついでに塩焼きもいただく。。素材の味がよくわかる。癖や臭みなど全くない。地元ではわら焼きもあると聞き及ぶ。食するだけで精がついた感じがする。土産を買ってこのまま帰阪する。。。

 

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釜山つれづれ その②

2日目の朝食はホテルを離れて全員で鮑のおかゆ大会。。。W1000なので約700円くらいか。。滋味深くとても美味しい。アルコールで疲れた胃腸にとても優しい。

もちろんキムチやナムルなどの副菜も充実。最年少若手調理師の女の子も少し見ないうちにしっかりとした姿になっていることに驚く。

この日は朝から2012年麗水(ヨス)国際博覧会を見に行く。。釜山からバスで3時間移動。。広大な会場に到着するとまずは食事。日本館の近くに寿司店があったので即注文。韓国人の女性が握る寿司はとてもおいしい。価格も12巻で700円くらい。

いろいろテーマ館を見て回ったり会場内を散策して終日過ごす。普段忙しくしてるのでこんなのんびりした時間を過ごすのもたまにはいい。一日がこんなに長く感じた日はない。

晩ご飯は今回のメインイベントで海洋博覧会会場と釜山の中間点にある鶴雲亭というカンジャンケジャンの店。。韓国版の食べログでもかなり評判のいい有名店のようである。

カンジャンケジャンが出てくる前に唐辛子とニンニク、生姜、砂糖につけ込んだヤンニョムケジャンが登場。かなり辛いがそ蟹の身が甘くてビールがいくらでも進む。殻も柔らかいのでシガシガしながら根こそぎ食べる。

ナムルもかなり上質。。材料もかなりいいということがわかる。屋台でいただいたキュウリもかなり甘く総じて日本より野菜がおいしいと感じる、

カンジャンケジャンとともに有名なのが麦ごはんでぱらぱらしているんだけどとても滋味深い。

韓国では毎年5~6月頃はカニが一番よく捕れる時期でカニが一番おいしい時だといわれている。上質の蟹はカニの卵(味噌)がたくさん入っていること。この味噌と卵がケジャンの味のポイントである。

副菜をいただいている間にカンジャンケジャン登場。一言でいえば新鮮な生のコッケ(ワタリガニ)をタマネギやニンニクなどの野菜が入った醤油ベースのタレに漬けて熟成させた”カニの醤油漬け”。

地元では”パットドゥッ(ご飯泥棒)”ともいわれるほど、ご飯が進むおかずの代名詞。藤原紀香も大好物と以前とんねるずの番組で言っていたのを見た記憶がある。醤油ベースのタレをご飯にかけてもかなりいい感じ。

東京とかで同じ料理をいただいたことがあるが卵の量や味噌の輝きのレヴェルが違う。タレは癖のない甘めの醤油味、万人好みで誰もが美味しく感じると思う。

身と味噌と卵を一度にいただくと卒倒しそうになった。。旨すぎて血圧が200を超え目の前に桃源郷が見える。

カニ味噌がたっぷりへばりついた甲羅の部分にはご飯を入れてスプーンで韓国式に混ぜ混ぜして食べる。この甲羅ご飯はカニ本来の甘み&特製の醤油ダレ&ご飯が絶妙なマッチングで病みつきになる。蟹の嫌な臭みえぐみは全く感じない。

今回の旅行はこの料理をいただくためにきたようなもので参加者みんな大満足。

ホテルに帰ると既に23時。。。若手社員を2人連れて昨日も行った屋台に潜入。ビールと韓国焼酎、マッコリをいただきながら隣に座る地元客とわいわい話す。。

アテは赤貝の小さい物をボイルにしたもの。。新鮮でかなり美味しい。豚キムチの辛くないのを作って頂く。。

最後は卵焼きのサービス。。。

ガイドの姉ちゃんと竹島は日本固有の領土であり韓国政府が不当占拠していることを説明したら嫌なムードになった。。「社長さんB型でしょ」といわれた「それがどないしたんじゃボケ」と言ってやった。

 

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釜山つれづれ その①

社員旅行で釜山に2泊する。普段話さない多くの社員と寝食を共にすることは大変意義深く、また毎年外国の食文化のみならず日本と異なる習慣や風習にふれあうことが出来るいい時間を過ごすことが出来る。

共に行動する社員君たちには2泊で3キロは体重が増えるくらい何でも食べまくろう。と伝えている。特に韓国のファストフードは大変学ぶべき物が多い。


今韓国で最もホットなファストフードの「ホットク」。小麦を発酵させて大量の油で焼き上げて中に松の実などの雑穀をサンドしたもの。シナモンの香りもするし、砂糖が入っているために少し甘い。いわゆる日本のお焼き。釜山名物のシアッ(種)ホットクは、その名の通り、お餅を焼いてから真ん中を割って、その中にひまわりの種、カボチャの種などを入れて作ったホットク。しかし油っぽくて私の口には合わない。。60円くらい。
韓国のおでんもかなりポプラーなB級の味。ほとんどが魚のすり身で、例えればさつまあげのようなものか。ダシがよく効いている。韓国語で「オムク」というらしい。でも「おでん」でも通じる。
路上で屋台にもなっていない青天の仮設食堂で腹ごなし。味のついていない韓国海苔でご飯を巻いたものとトッポギ。皿の上にサランラップを巻いてあってそのラップを客ごとに変える仕組み。洗い物なしで便利。。
チャプチェやナムルなどお店によっておいている物が違う。まあどこもよく似た味。
くるみまんじゅうの店も今トレンドらしい。クルミを形どったカステラ生地のまんじゅうの皮の中は煎ったクルミとあんこ。。皮はライ麦が使われているらしい。80年歴史をもつ韓国の伝統的なお菓子と聞き及ぶ。カロリーが低くダイエットにも効果があるらしい。
フルーツを使ったフレッシュジュースも大人気。この時期のおすすめはイチゴとバナナのミックス。韓国のイチゴは甘くて美味しい。全般に果物は日本より韓国のほうが甘い気がする。。韓国ならではの甘い トマトジュース もおすすめ。
晩ご飯は旅行社のツアーについていたプルコギ。肉も味の加減もイマイチ。。肉の追加やお酒の追加の催促を「じゃかましぃ」と蹴散らしさっさと食事を済ませて国際市場を散策。
この看板と目が合い店も超満員だったので調理担当の社員君と突撃。前にテレビで見たことのある釜山の郷土料理のコムジャンオ。釜山の人には日常的で馴染みの深い食べ物コチュジャンベースのソースに絡めて炒め煮する料理。
コチュジャンの強さとニンニクの匂いがコムジャンオのクセを抑えて食べやすくしている。キムチなどの副菜とシジミの吸い物がついて700円くらい。水槽に入ったうなぎは皮も内臓も取られてもしばらく動いている。
見るからに滋養強壮に良さそう。高タンパク低カロリーなのは間違いない。
鉄板で焼き上がると食感はうなぎや穴子よりも肉厚。臭みは新しいせいか全くなし。適度な堅さで身に弾力がありどんな料理にも合いそう。どちらかと言えば魚というより鶏肉に近い食感。
エゴマの葉やコチジャンをつけて頂くと味も変化して楽しい。最後はご飯を入れて焼き飯にして頂く。。
シジミのお澄ましは飲み干すとやかんについでお替わりしてくれる。。
韓国焼酎をしこたま飲んで一人1500円くらいでした。
そのあと生マッコリの看板が見えたので迷わず潜入。キムチの巻き寿司と山芋の鉄板焼きをあてにマッコリをいただく。ここは2人で500円くらい。。日本の280円均一のような店。
今時のマッコリはさらっとして薄くてとても飲みやすい。2人でやかんのマッコリを一つあけて店を出る。
続いて海鮮の店に入る。今時のしゃれた内装のオープンドアの店で売りは泳ぎのイカの刺身。ビールをいただきながら板前君の手さばきを観察。
左側はイカの耳。薄いイカの身を更にそいで糸作り。イカの身が小さいためか味が乗ってなく胡麻油の味しか感じなかったのは残念。しかし店は超満員。このイカの刺身が500円くらい。
屋台村が近くにあり16番のおばさんの店に行く。この店ではボイル蟹をいただく。見たことのない種類の蟹で身の味がとても濃厚。。周りの客ともすぐに意気投合。
蟹のほかにも美味しそうな物がショウケースにラインアップ。焼酎とマッコリをしこたまいただいて店を出る。
ジャガルチ市場の屋台が24時でもあいていたので仕上げに刺身をいただく。
水槽の鮑が3個で1000円。2つを刺身で1つをバター焼きにしてもらった。この鮑は日本で一つ1000円くらいで市場で売っているので感覚的には5分の一の値段。
味わいも深く異国情緒もたっぷり。。。この屋台は港町の雰囲気を満喫できる。また屋台で頑張っているおばちゃんを見ているだけで元気が出る。お酒もしっかり回ってお腹もはち切れそうになってこのままホテルに帰ってバタンキュでした。。。
どんだけ食べたら気が済むねん・・・・・・・・・・・
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