花和清【大阪市 難波】

今日は弊社調理師軍団とともに調理研修会。 法善寺横町近くの老舗割烹「花和清」でお世話になることとなる。 こちらの支配人は某団体でお世話になった先輩。 お店はビルになっているが個室は庭が見える風情ある空間となっており心からくつろげること間違いなし。料理はもちろんだがお客さんを迎える姿勢やおもてなしの気持ちがすばらしい。 全体の印象はビューティフル&ワンダフル カウンターもあって大切な人を連れて行くのにぴったり。超お勧めです。 詳しくはこちら↓ http://r.gnavi.co.jp/k416300/ 今日のコースは「七夕のご馳走」という題で 前菜は天の川豆腐、鮎のうるか焼(これは一切れでビールが3杯飲める旨さ) 桃葛饅頭などいきなり七夕をモチーフにまた旨いものばかりを取り合わせたもの 200707031906000.jpg 造りは鯛とマグロと鱧の落し。スタンダードだが素材のよさが光る。 200707031913000.jpg 続いてのお椀は全員が唸る味だった。吹流しのジュンサイの下に隠れた流れ星しんじょうは星の形に抜かれたすり身が潜む。かなり旨い。ほんとに旨かった。これだけで満足してしまった。参った・・・ 200707031933000.jpg 炊き合わせは鰻の印籠煮。とても手間のかかる仕事であることはみんな納得。 付け合せの冬瓜や管牛蒡インゲンも完璧な味加減。 200707031943000.jpg 次に出てきたすずきのずんだ焼きはすりつぶした枝豆を卵の黄身などで作ったソースとあわせて すずきに乗っけて焼いたもの。これは旨すぎて焼酎が進みすぎる。 ガラスの器も美しくイチジクの田楽やヤングコーン、青梅をつぶして寄せたゼリーなど この時期にぴったりの四季を感じさせるすばらしい内容。 あんまり美味しすぎて写真を撮るのを忘れる・・・・・ お凌ぎの鯵の棒寿司が出て(これも写真忘れる) 油物の車海老の蛇籠揚げ。海老の身の回りに蓮根をかつらむきにしたものを巻いて 揚げたもの。しゃきしゃきした食感と海老の旨みのマリアージュ。 200707032012000.jpg 酢の物はくじらの皮(おばゆき)と蟹の身と糸南京と金時草 この取り合わせでまずいわけがない・・・ 200707032024001.jpg 食事はとうもろこしご飯。お酒をたっぷりいただいたのに全員おかわりをする。 もちろん漬物も手抜きなし 200707032057000.jpg デザートもスイカとパパイヤ。 200707032111000.jpg 弊社料理長が「この内容でこの価格(8000円)は絶対にありえへん」といっていたのが印象的でした

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三国亭【大阪市 日本橋】 【大阪市 難波】

大阪道頓堀の堺筋側の老舗中華料理店 中華と言えば最近はここばかり。 今日はシェフのまん前のカウンターに陣取り世間話をしながら晩御飯を楽しむ。 まずは名物の餃子。どうしてここの餃子はこんなに美味しいのだろうか 皮が超薄いのとニンニクが入っていないことしかわからないのに いつも2人前以上食べてしまう・・隣のアベック客も2人で5人前くらい注文している。 この餃子は中毒になってしまう。いきなりシェフから大人だったらもっとラー油を入れなさい・・との指示が頭の上で炸裂。 餃子と一緒に胡瓜の漬物はお約束(300円) gyouza000.jpg 続いていつもは冷菜を頼むのだがすっ飛ばして好物の豚天。 ぺちゃんこに延ばされてクリスピーに揚がった豚は下味もしっかりとつけられて これだけでビールを2本飲んでしまいました。 これも本当に美味しい。キャベツのぶつ切りとの相性も最高 butatenn000.jpg そしてお酒を紹興酒に切り替えて烏賊とセロリの炒めを注文。まん前で見てたけど 烏賊の切り身とセロリをまず油で素揚げして油をしっかりと切って それを高温フライパンで一瞬炒めて塩コショウと秘密の調味料 烏賊はふんわりセロリはしゃきしゃき目がつぶれそうな旨さ・・・ これ一回自分で作ってみようと決意 ikaserori000.jpg 続いてシェフが「空芯菜の炒めかグリーンボール(ニンニクの芽)かピーマン炒めかどちらかを食べなさい」 と命令してきたので素直に空芯菜をいただく。これもスープたっぷりで「スープと一緒に食べなさい」 と適切な指示が頭の上を飛ぶ。結構命令形なんだけど愛情が満ち溢れていて結構気持ちがいい 滋味深く少しピリカラで野菜はしゃきしゃき。かなり旨い。 kusinnsai000.jpg 続いて海老のニンニク炒めを所望 多めの油でさっと揚げたあとニンニクのみじん切りと一緒に一瞬だけ炒める。 シェフ的にはこれは皮も一歩に食べていただきたいとのことだったので いうとおりにする。半生に炒めた海老は全く臭みもなく皮のパリパリした食感と レアな海老の旨みが渾然一体。ニンニクの香ばしさが紹興酒とベストマッチング。 ebininnniku000.jpg このあと好物の牛肉の食パン包みをいただいて シェフ自慢の海老天をいただく事に。 この海老天はすごい・・・!衣が全くついてへんやんか~状態。 よく見ると卵が多く入った薄衣を絹のようにまとい海老自身はパリパリとかつカリッと揚がっている もちろん海老はミディアムな火の入れ具合。職人技ここにきわまれり・・・ こんな海老天見たことない。海老自身は下味がしっかりついて冷凍臭や嫌な癖は全くない 本当に美味しいなあと思いながら一気に食べてしまった。 このシェフ(白髪で高齢。いまどきのめがねをしている)はいつも店に出てこないことが多い 50過ぎの黒髪のオールバックの職人さんがいつもは指揮を執っている(多分息子さんだと思うのだが) ebitenn000.jpg 仕上げはこれもシェフの指示通りワンタンメン(これもラー油をいっぱい入れろとの指導が飛ぶ)と 海老焼き飯。この焼き飯も最初に溶き卵と海老をいれる。ああこうやって焼き飯は作るんだと妙に納得。 いろんな方の食べ歩きブログにここの焼き飯は大阪一と絶賛される方多し。 もう鼻から出てくるくらい食べて店を出た。 この店は誰と来ても喜んでもらえる。今日も同伴者大喜び。 おみせのHP http://www.mikunitei.com/

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正弁丹吾亭【大阪市 難波】

shoubenn.JPG あることで落ち込んでいたら友人が激励会をひらいてくれました。 ご存知法善寺の名店正弁丹吾亭。 店の前には織田作之助の碑がある。 お店はキレイで品がありしかも安くて旨い。 親しみやすくしかも上品で理想的・・・ いつも満員。 明治の創業当時、そばに公衆便所があり、小便をためるタンゴが並んでいたので「しょうべんたんご」と呼ばれていたとのこと。 早速テーブルに着き名物の「味噌おでん600円」を注文。味噌おでんは、上品に炊かれたこんにゃく、大根などの野菜にあわせ味噌をかけたもの。手間ひまかけたまろやかな長年愛された歴史を感じさせる滋味深い味加減。 お造り盛り合わせも秀逸でリーズナブル。刺身のつまなどに熟練の技が垣間見える。 写真の鳥貝の酢味噌和えは新物でばりうま・・・ 食欲がなかったがどんどん食べてしまった shoubenn2.JPG 地鶏の塩焼きもジューシで最高。思いっきり食べて これで一人5000円くらい。 地方の人を連れてくるのにぴったりの風情豊かなお店でした 大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-12 06-6211-3208

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