カテゴリー:焼肉

又三郎 2月【大阪市 長居】

長居にある表記の肉料理店を友人と訪問。大阪メトロ長居駅2番出口から徒歩3分、JR長居駅から北へ徒歩1分の長居パークホテルの1階にお店は位置する。日本の熟成肉(ドライエイジング)のパイオニアと言われる荒井勢津子オーナーが営むお気に入りのお店で30年前から通っている。2年前に内装を大改装されてさらにおしゃれで格好のいい店となる。

「あまから手帳」を始めさまざまなメディアにも取り上げられることも多く、全国から芸能人を始め、スポーツ選手、フレンチやイタリアンのシェフなど著名な方々が常連客として訪問する大阪を代表する有名店。予約が取りにくいのが玉に瑕なのでランチタイムに来られる方も多いと聞き及ぶ。

重く大きな扉を開けて高い天井の店内に入るとすぐに巨大な熟成庫が壁の中に埋め込まれていて、その中には赤色や茶色の骨付きのさまざまな部位と種類の塊肉が納められている。この日は大きな赤い椅子のある個室でお任せのコースを出していただく。業態は焼き肉店なんだけど、ほとんどのお客はステーキのコースを注文するらしい。

まず最初にこの日提供いただく牛肉のプレゼンテーション。
熟成させた岩手産の黒毛和牛のサーロインと外ヒラと呼ばれるモモ部分、熟成しないランプ肉の3種を食べ比べさせていただくという趣向。いつもこのプレゼンテーションだけで感動する。

熟成肉は ただ冷蔵庫に放置させているわけでなく肉のアミノ酸が何倍にも増える一定条件をしっかりと研究し、温度と湿度の調整、風を加える事で余計な水分を飛ばし、タンパク質やミネラルを凝縮させることでより美味しくなるタイミングを見計らって食べごろで提供される。

コースの始まりはガラスの器に盛り込まれた熟成肉を使ったユッケ。もちろん法律に則ったもの。岩塩がかかっていて肉の旨味と甘みがより感じるようになっている。

七輪の中に高知産の備長炭が入り、こんもりと盛り上がった網の上に3種類の熟成肉が置かれる。この日はオーナーが自ら焼いていただく。このお方が焼くと2割増しで美味しくなるとよく言われている。荒井オーナーのウイットに富んだ会話もこちらのお店の調味料の一つらしい。

最初に片面3分焼いてから裏返して2分。火からおろしアルミ箔で包んで5分間、肉を休ませる。この作業を約40分かけて3回繰り返し出来上がり。目の前で時間と手間をかけて少しずつ焼き上げるライブ感とシズル感がなんとも言えない。七輪から出る煙は全て吸気口から吸い込まれるようになっている。

続いてはこちらのお店で初めていただく春巻き。熱々の春巻きの中にはプリプリの海老と熟成肉が入る。スイートチリソースをつけていただくのも流石なり。肉の焼き上がりを見ながら美味しくいただく。

続いては肉料理の盛り合わせ。。皮目をカリカリに炙った豚バラ肉は中がとてもジューシーでかなり美味しい。小さなバンズに挟んでいただく巨大な熟成肉のヒレカツ、熟成肉で作るトロタク、塩漬けした熟成生肉とカラスミ、センマイ刺身など。。どれも上質でこだわりのあるものばかり。。

途中で安くて美味しいイタリアのワインを勧めていただく。ワインの品揃えも界隈の焼肉店のレベルをはるかに超えている。好みと予算を言えばドンピシャを出していただける。

焼けた熟成肉は調理場でカットされ綺麗に盛り付けされて再登場。表面は炭火ならではのカリッとした食感で肉汁感たっぷりのロゼピンクの断面も芸術的に美しい。非熟成のランプ肉は最後に藁で燻され燻煙をつけて供される。

このような贅沢な食べ比べができることに感動。

最後はスパイスの効いた熟成肉のエキスが入った一口カレーをいただく。梅茶漬けの選択肢もあるとのこと。

デザートも好きなものから選べるようになっていて、私はオーナーが研究をやり尽くして提供されているかき氷を所望する。当然、蜜や餡は自家製で器もかなりのこだわりがある。

スタッフさんの教育も行き届いており接遇も目を見張るものがある。焼肉店と思えば高級だけどそれに見合った価値のある時間を過ごすことができる一流店です。

過去の又三郎はこちら

大阪市住吉区長居2-13-13
営業時間:11:30~14:00
17:30~23:00
定休日:日曜日・木曜日

大阪市 長居 その他料理焼肉

焼肉 やっちゃん 本店【大阪市 京橋】

大阪城公園でランニングした後で仲間3人で表記の焼肉店を訪問。。現在、大阪の大衆焼肉では大繁盛店の一つと言われる。場所はJR京橋駅から徒歩2分の好立地。ここ数年の間に大阪や神戸、東京でどんどんお店を展開されている。

私が最もヘビーユースする焼肉店で、関西焼肉の女王と言われる「いかりん」も一押しのお店。お店はカウンター14席のみで店主のやっちゃんとお手伝いのお姉さんの2人で切り盛り。

店主のやっちゃんがお客からの注文を受けてからすごいスピードで肉を塊から切り出していく。仕事をしながら抜群の気配りと目配りで全ての客に独特のいこごちの良さを提供する。一見の客もやっちゃんのセンスのあるトークでいきなり心を掴まれてしまう。女性客も多いのも特徴。お店は新しくはないけど掃除が行き届いていてどこも清潔にされている。

最初に「ココロ刺身」を所望。当然のことながら新鮮でくせや嫌な感じが全くないピュアな味わいに感動する。

メニューは見事に肉種を絞り込んでおられ、どれもが上質なものばかり。1人前がきっちり200gで他店の3倍のハイボリューム。注文はハーフサイズもOK。

*以下1人前2,200円 ハーフサイズ1,100円

上タン塩(レモン)
上ハラミ(ワサビ醤油・タレ)
上バラ(ワサビ醤油・タレ)
上ロース(ワサビ醤油・タレ)

以下1人前1,400円 ハーフ700円
上ミノ(タレ・塩)
テッチャン(タレ・塩)
ツラミ(タレ・塩)
ココロ(タレ・塩)
ホルモンミックス(タレ・塩)

この他にココロ刺、ポン酢でいただく生センマイ、キムチやスープ、雑炊などがある。

看板商品の塩タンをまずはいただく。。厚切りをさらに隠し包丁を入れて仕上げる。ピカピカ光るビジュアルもとても美しい。ショクシャクした食感と脂の旨味がなんとも言えない。。レアでいただいてもしっかり焼き込んでも美味しい。紹介した友人は皆、常連となる。。

これも名物のハラミは甘口のわさび醤油でいただく。肉を見ただけで美味しいことがわかる一級品である。仕入れに心血を注いでおられることがよくわかる一品。

大好物のホルモンミックスはアカセン、テッチャン、ココロ3種の盛り合わせ。タレ焼きもあるけどオススメは塩焼き。炙って韓国製の辛くない唐辛子をつけていただく。毎回これはいくらでも食べ続けられる気がする。ハイボールとの相性もとてもいい。。

最後はツラミのタレ焼き。これも塊肉をスライスして一枚ずつ隠し包丁を入れるので揉みダレがしっかり入って且つ柔らかで独特の深い肉の旨みも味わえる焼肉界のMVPのような存在。。早い時間に予約して訪問するのがオススメです。。

過去のやっちゃんはこちら

大阪市都島区東野田町3-1-3
090-4279-1864

 

大阪市 京橋 焼肉

焼肉一斗 本店【大阪市 動物園前】

2日間連続の焼肉晩御飯で西成の表記の店を訪問。阪堺電車の今船駅から東に2分のロータリー跡に店は位置する。最近あちこちによくある厚みのある肉に包丁目をしっかり入れる板前焼肉の源流で関西焼肉の雄と言われる名店。店のファザードは誰が考えたかわからない豚と牛の奇妙なイラストが描かれた看板テントが目を引きまくる。

現在は直営店だけでも京橋や心斎橋等に店がある。店に隣接する精肉店はどれも上質且つコスパが抜群で、ここ数年の中元や歳暮で精肉を人に差し上げる場合はこちらでお世話になっている。

わかりにくい入り口を探して店内に入ると冷蔵庫に入る色々な肉の塊がお出迎え。普段は店長のいるカウンターに座るんだけどこの日は3人での訪問のため座敷に案内いただく。

まずは麦焼酎とナムルを所望する。このナムルも清潔感があってとても美味しい。配膳のスタッフさんはほとんどがベトナム人なんだけど目配り気配りが抜群でとても気がきくサービスをされる。いつもその日のオススメがあってスタッフさんと相談しながらアラカルトで注文。

焼肉の前に自家製のロースハムを所望する。このハムが軽くてドレッシングの味わい含め美味しくて前菜にピッタリ。。

この日は最優秀賞を受賞した鹿児島の野崎牛を勧められたのでモモステーキ5280円(200g)を所望する。。モモ肉なんだけど適度な脂もあって厚切りならではの味わい含めかなり美味しい。。

続いて脂たっぷりの和牛ハラミ。。こちらの店のもみダレの美味しさも秀逸。。

ぶ厚くカットされたツラミと包丁がしっかり入って驚くくらい柔らかい上ミノをタレでいただく。ホルモンもかなりいいルートを持っておられ、新鮮且つ下処理が丁寧なので何をいただいても美味しい。この後は細かくカットされたタン先をいただく。

最後はトックスープに脂かすをトッピングしてもらう。。年齢を重ねて若い時のように沢山食べることはできないけどあらゆる世代の客に愛されている大阪を代表する焼肉店であることは間違いないと改めて確信。。この日は社長は不在だったけどいつも会った時は丁寧に挨拶いただくのと支払いが高くなかったかを心配して聞かれる姿勢に敬服する。。彼曰くは「うちの店は大阪で一番いい肉を提供しながら利益率(儲け)が低い店と自信を持って言える」とのこと。支払い会計は昨日に訪問したお店の半額でした・・・

ごちそうさまでした。。

過去の一斗はこちら

大阪市西成区天下茶屋東1-23-18
06-6659-8618
17:00〜24:00
月休み

 

大阪市 動物園前 焼肉