友人と堂島にある表記の店を訪問。サントリービルの一階にある熟成肉を主力にしたアメリカンパブのようなお店。サントリーがジムビームの会社を買収した事をきっかけにそのアンテナショップの役割として作ったらしい。経営はサントリーの飲食部門のダイナック。
店内の冷蔵庫には黒毛和牛や国産牛、交雑牛などのいろんな部位がドライエイジングされているんだけど真空パックしたままのものなど冷蔵庫代わりに使っているものもあり徹底的に素材にこだわるというわけでもなさそうな感じである。
店員さんに聞くとそれぞれの肉の部位ごとに状態を見ながら3週間から30日間の長い間をかけて熟成するといっていたがなんかイマイチ良くわかっていない感じの説明だった。。
現在食べログ日本一の長居の又三郎さんのような徹底した管理という感じではなくてゆるめの感はあるけどビジネス街だしオペレーション重視になるのはある意味しかたがない事であると納得。
サントリーのモルツビールがあまり口に合わないので黒ビールを所望する。一緒にバーニャカウダを所望。このバーニャカウダーのソースが思いのほか美味しいのに驚く。ダイナックグループ舐めたらあかんな・・・野菜もかなり新しかった・・・
店内のアーリーアメリカンな感じはジムビームの貯蔵庫をイメージしているらしい。グループでの会食にぴったり。
自家製スモークの燻し銀プレート1280円はキッチン中央のスモーカーマシンで作っていると聞く。ベーコンなどさっと温めただけの燻度の軽いフレッシュなものからホタテ貝のようにじっくり香りをつけたいわゆる薫製までバリーエーションもいろいろ。ウイスキーに合わせたメニューであろう。鰻の蒲焼きが思いのほか美味しかった。
世界No.1バーボン「ジムビーム」を使った「ミントジュレップ」が他では味わえないらしくいただいたんだけど女性向きみたいな感じで頼んなくて4杯くらいイッキにおかわりして黒ビールに戻る。
メインディッシュの熟成リブロース・牛ランプ・ミスジの3種盛りプレート1410円。リブロース以外は熟成をかけておらずいわゆるステーキの盛り合わせなんだけどなんかちまちましてワシワシ食べたい人にはむかないかんじ、しかし火入れもそれなりにうまく入れてあり悪くはない。
続いて熟成サーロイン・熟成リブロースの2種盛りプレート1600円。これがこの店の一番のお勧めらしい。味の違いをお楽しみ下さいとの事。これも思いのほか茶豆のような熟成香がしっかりしていて定石通りの仕上がりになっているんだけど肝心の肉のポテンシャルがあまり高くないのでおいしい肉を食べた感に欠けるのが残念。
でもウイスキーを飲みながら仲間とワイワイ言いながら熟成肉をお酒のアテで食べるにはぴったりだな。。
大阪市北区堂島浜2-1-40 サントリービル1階
06-6345-2118
ランチ 11:30~15:00(L.O 14:30)
ディナー17:00~23:00(L.O 22:00)
ザ・エイジングハウス1795 堂島店 (ダイニングバー / 渡辺橋駅、北新地駅、大江橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5