奈良食堂 12月

私どもの会社が奈良の橿原で運営しているグリル料理のお店。地元の野菜をはじめとする食材を使用。本年に農林水産省から地産地消に取り組む活動で近畿農政局の局長賞を受賞。

昼のランチタイムのサラダバイキングはとても大好評。。この日はお世話になっているデザイナーさんと打ち合わせを兼ねて会食。

まずは名物の奈良サラダのレギュラーサイズ。地元産の珍しいカラフルな野菜がとても美しい。これからの季節は根菜類が充実。。

試作品の牡蠣クリームコロッケをいただく。大きくカットされた牡蠣がゴロゴロ入ってとてもいい感じ。牡蠣好きにはたまらない味わい。

備長炭で焼き込んだグリルの3種盛り。奈良産牛のモモ肉はしっかりした赤身ならではの味わい。ヤマトポークも滋味深い。。奥丹波とりも柔らかくてとてもジューシー。付け合わせの焼き野菜の充実も嬉しい。

冬の新メニューのライスカルボナーラは地元産のひのひかりの5分つき米を使用。もちろん卵も地元産。。濃厚なソースと卵の味わいがとてもいい。

デザートも新作の柿プリン。寒天などは使わずに吉野の柿をミキサーで細かくして牛乳を入れて冷やして固めただけの砂糖も入っていない自然派商品。かなりいい出来です・・・

過去の奈良食堂はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

 

カフェレストラン 奈良県

マサラ庵 Takumi

グルメ友達がお勧めしてくれた奈良の富雄にある隠れ家古民家インド料理店を友人6人で訪問。近鉄難波駅から電車で40分。富雄駅から1.5キロくらい離れた場所に位置する。

昼も夜も完全予約制となっている。

築150年以上の古民家を改造した店内は非常に雰囲気があって広い前栽を渡って店内に入る。これがインド料理とはだれにも分からない外観。
靴を脱いで店内に入るといくつかの部屋ごとにイスとテーブル(座敷ではない)がセットされている。

料理はコース料理のみの完全予約制で価格は以下の通り
・ランチ  2,500円 3,500円
・ディナー 3,000円 4,000円 5,000円

この日は5000円のコースを所望する。。

最初に奈良産の地ビールで乾杯。そのあと自家製豆乳ヨーグルトのラッシーが登場。これで静かに胃を目覚めさせる・・・

インド風の前菜盛り合わせは大きな皿で提供される。生地にスパイスが13種類入ったケークサレとブロッコリーのスパイスソテー。インドの赤レンズ豆のスパイス煮込み。ワカサギのエスカベッシュは普通。スパイスチキンの低温調理したもの。冬瓜の蜂蜜レモン漬け。自家製スパイスロースハムと奈良産野菜のマスタードソース。三輪そうめん山本製パスタと四角豆など。。強烈なスパイス感はないけどどれもが丁寧に作られている。

色々なスパイスが入ってとても複雑な風味の小芋のスープ。中には手長海老の身が入っている。。

熱々の魚介のトマトカレーグラタンには帆立貝が潜んでいる。

魚料理は真鯛のソテーとアサリを使ったインド風アクアパッツァ。これも見た目よりあっさりとした澄んだ味わい。

ピノ・ノワールとシャルドネともに3800円くらいで価格以上の味わい。

メインディッシュはヨーグルトとスパイスに24-36時間程度漬け込んで、最後にタンドールで焼き上げた本格的なタンドール料理。チキン、シュリンプ、マトン、鴨、ヤマトポークなど一つずつお願いして皆でシェアしていただく野菜は奈良県宇陀市のものが使われる。

締めのカレーはこの日は6種類

①朝びき若鶏のゴア風スパイシーカレー「チキンビンダル」
②子羊肉のゴア風スパイシーカレー「ラムビンダル」
③サブジマサラ「季節野菜のカレー」
④朝びき若鶏と淡路玉ねぎのカレー「チキンドピアザ」
⑤エビのココナッツマイルドカレー「ブラウンマラバーリ」
⑥牛頬肉のカレー「ビーフクンビ」

これも全てお願いしてシェアする。

鳥取県のカレー専用バスマティライスとコシヒカリがとても美味しい。小さいナンorチャパティに淡路島玉葱のピクルスが添えられる。どのカレーも癖はなく旨味と様々なスパイスの味わいがとても豊かな印象。

デザートはマンゴープリンなど。とても濃厚で味わい深い。

女将さんの接客もフレンドリーでとても楽しい時間を過ごす事ができた。総じてこちらのお店はインド料理店というよりはインド料理を基調にした創作スパイス料理で辛いものが苦手な人も大丈夫です。大阪から少し遠いのが玉に瑕・・・

奈良県奈良市中町2281
0742-47-160
12:00〜15:00(13:00LO)、18:00〜22:00(20:00LO)
火曜休、不定休あり

まさら庵TAKUMIインドカレー / 富雄駅学園前駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

カレーライス 奈良県

37+1(さんじゅうはち)

奈良県の高田にある表記の店を訪問。阿部野橋から近鉄線に乗って高田市駅まで30分。そこから寂れた商店街を抜けたところに位置する。不思議な店名の由来は不明。若き店主一人で営む。

店内はカウンター席が6席とテーブル席が2つ。コース料理は数種類。今回は8000円の一番高いものを所望。価格の差は食材の差とのこと。

最初の一皿は今が旬の黒豆の枝豆をオリーブオイルでソテーしたもの。そこに麹につけたチーズをかけたもの。枝豆とチーズの相性がとてもいい。

2年2ヶ月かけて熟成させた自家製の生ハムとイチジク。しっとりした舌触りがなんとも言えない。。単純な取り合わせだけど完成度はかなり高い。

釧路仙鳳趾産の牡蠣のバターソテーに胡瓜とオクラの叩いたものをかけたもの。牡蠣の美味しさはもとよりオクラとの相性もとてもいい。

ワインはペアリングでお願いした。この日は全て国産ワインをサーブいただく。珍しいものばかりいただく。

丁寧に火入れした鰆にフィンネルを乗せたもの。薬味は青唐辛子を叩いたもの。ピリッとした後味がとてもいい。

自家農園で作る野菜の盛り合わせ。丁寧にピンセットで盛り付けされる。ソースはフルーツトマト。。こちらのシェフは料理はもとより調味料まで全て自分で作られる。バケットも自家製で糖質制限中だけど美味しすぎて5つも食べてしまう。

かぼちゃのバターナッツと水だけで作ったスープ。体に染み渡る味わい。。

魚料理は南国の赤ミーバイのソテーに玉ねぎのソースを合わせたもの。これも火入れが絶妙でするすると胃に入っていく。

最後は大和牛のヘレ肉。焼いては冷ましを繰り返し綺麗なロゼピンクに仕上げられる。原木椎茸のソテーと赤ワインのソースも秀逸。

デザートも当然自家製。最初の一皿は苦味の効いたティラミス。

続いては濃厚なチーズケーキと旬のぶどうをエスプレッソとともに。。どれもが美味しくて大満足。。シェフとの会話も楽しいカウンター席がお勧めです。

大和高田市片塩町12-11
0745-22-3118
定休日 火曜日、毎月第1水曜日

37+1イタリアン / 高田市駅高田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

イタリアンフレンチ 奈良県