オオサカ堂 7月【大阪市 姫松】 【大阪市 東天下茶屋】

自宅から近くなのでひとり飯の際にヘビーユースする阿倍野の表記の店を訪問。阿倍野筋沿いの松虫交差点を南に500mくらい、チンチン電車の東天下茶屋駅徒歩5分の場所に位置する。店のファザードはシンプルで店名の書いた赤い提灯が目印。

白を基調としたカフェのような店内はカウンター席とテーブル、さらに立ち飲みスペースもあって開放的でとても広く、色々な利用の仕方が出来る。こちらのお店はドリンクを含む全てのメニューが「大阪産」というこだわりが特徴でそれを貫き通す姿は美しい。たぶん大阪愛ではこのお店に勝るところはないと思われる。

夕方の17時からの営業で客層は比較的若め。アラカルトメニューは280円から。一番高いお造り盛り合わせが780円。ほとんどが500円以内の商品が多いんだけどどれもがきちんと作られていて完成度が高く高級和食店のレベル。

最初に生ビールと水茄子刺身380円をいただく。綺麗にカットされた泉州産の柔らかい水茄子は塩でいただく趣向。続いて尾崎港直送真蛸ぶつ切り680円をいただく。たこは小ぶりのサイズなのでとても柔らかくて味が乗って美味しい。

和泉市にある田中商店の胡麻豆腐380円はねっとり食感で澄んだ透明感のある味わい。刺身もう一品は尾崎港直送イサキ焼き霜作り780円を注文。炙った皮目の部分の脂分がとても香ばしくていい。

続いてハイボールと羽曳野産アンデスレッドという品種のじゃがいもで作ったポテサラ380円を所望。塩と胡椒とマヨネーズのみのシンプルな味付けだけど久しぶりにポテトサラダが美味しいと思う仕上がりに感動。

大阪湾産真鯛かぶとアクアパッツア780円はガーリックのよく効いた魚の出汁がとても美味しい。鯛の頭も食べ応え満点でこれだけでハイボールを2回おかわりしてしまう。

最後にいつもいただく福島区の大黒ソースを使った激辛焼きそば580円をいただく。具材は無しだけど満足感最高。

手作りカッサータ380円にはドライフルーツやナッツなどが入ってとてもクリーミーな夏にぴったりのデザート。一口いただくとシチリアの風が吹く。ごちそうさまでした。

インスタはこちら

過去のオオサカ堂はこちら

阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

大阪市 姫松大阪市 東天下茶屋 居酒屋

オオサカ堂 5月【大阪市 東天下茶屋】

自宅の近くの表記の居酒屋を友人と訪問。阿倍野筋の松虫交差点を南に500mくらい、チンチン電車の東天下茶屋駅徒歩5分の場所に位置する。店のファザードはシンプルで店名の書いた提灯が目印。

白を基調としたカフェのような店内はカウンター席とテーブル、さらに立ち飲みスペースもあって色々な利用の仕方が出来る。こちらのお店は料理のみならずドリンクを含む全てのメニューが「大阪産」というこだわりが特徴。大阪愛の強さではこのお店に勝るところはないと思われる。夕方の17時からの営業で客層は比較的若め。アラカルトメニューは280円から。一番高いお造り盛り合わせが780円。ほとんどが500円以内の商品が多いんだけどどれもがきちんと作られていて完成度が高く美味しい。

アサヒビールと共に尾崎港産の「コロ鯛造り680円」珍しい魚で白身で旨味がとても強い。ふか湯引き380円は新鮮なものを火入れしているために臭みなどは全くなくふわふわの食感。スナップエンドウ胡麻だれ380円は素材の甘みが鮮烈でおかわりをしてしまう美味しさ。

阿倍野の名店の「眞ちゃん豆腐の梅サラダ680円」も一見普通に見えるけどワンランク上の美味しさ。鯛のかぶと焼き680円は天然鯛ならではの身質と旨み。

舞茸天ぷら380円は安定の美味しさ。福島区の大黒ソースを使った激辛焼きそば580円でフィニッシュ。辛すぎてヒーヒー言いながら店を出る、ごちそうさまでした。

過去のオオサカ堂はこちら

阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

オオサカ堂居酒屋 / 東天下茶屋駅松虫駅北畠駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 東天下茶屋 居酒屋

すし豊 5月【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野にある表記の寿司店を友人と訪問。チンチン電車の東天下茶屋駅から徒歩5分。関西の江戸前寿司のパイオニアと言われているお店で雑誌などにはよく掲載されている(テレビ出演は辞退されていると言っておられた)創業50年以上となる老舗店。

お店は昭和の風情漂う外観で引き戸を開けると8席のカウンター席が並ぶ(小上がりテーブル席もあり)。若い頃6年間東京の老舗寿司店の新富寿司で修行をされ1970年の万博の年に大阪に来てから現在まで寿司一筋の人生を送られている高齢のご主人とそのご子息、奥さんで切り盛り。

目の前にある水槽の中には岩魚が泳ぐ。少し前は琵琶湖の天然もろこが泳ぎ、6月からはご主人が自ら釣る和歌山の鮎などが入る予定。

生ビールと共に出てくる突き出しは小芋を鮑を炊いた時の出汁で煮たもの。鮑から出るゼラチンがいい味わい。

続いて三河湾の桜海老。最初は何もつけずにそのままいただくことを勧められる。もずくもこの店の名物で湯がきたてを夏場に鱧の骨でとった出汁でいただく。もずくを食べ終わったら出汁を湯で割っていただく趣向。

生の岩のりに葉山葵を刻んだものを混ぜたものもお酒のあてにピッタリ。

水槽の岩魚を時間をかけて(約30分くらい)香ばしく焼き上げる。しっかり焼き上げた岩魚を酒器に入れてそこに熱いお酒を注ぐ。この「岩魚の骨酒」もこの時期だけのご馳走。1回に2合ずつ熱燗を注ぐ。ご主人曰く3回目(6合目)が一番エキスがよく出てお酒が美味しくなるとのこと。

お酒で煮出した岩魚は味噌を塗りつけて再度焼き上げて供される。これは界隈ではあまりいただけないご馳走。

このあとは寿司をおまかせで握っていただく。最初に大阪湾のハリイカ。中に黒ごまが鋳込んでいてとても香ばしい。続いてしっかりと塩を当てて締めた天然鯛。大きな片身付けの小肌、マグロの漬け(私はパス)、強めの火入れと味付けの蛤、片面を炙って紅葉おろしでいただくカンパチと続く。

締めたヒラマサを紅白のかぶらで巻いて唐辛子を添えたものは「味の三段ロケット」という名称で「食べてる間に味が3回変わるよ〜」というご主人の講釈と一緒にいただく。

続いてこの時期ならではの鯛の白子。大阪湾のシラサエビ、鯖の漬け、「うちの店で一番柔らかいよ〜」という講釈と一緒に煮鮑、「火傷しないように気をつけてね〜」と言いながら出されるふわふわ食感の煮穴子など。

最後に「アジノリ」いかがですかと聞かれ「味付け海苔」が出てくると思っていたら締めた「鯵」を手巻きにしたもの。ウイットに富んだ会話も楽しい店で思いっきり飲んで食べて会計は一人1万円弱。おすすめの名店です。

過去のすし豊はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

 

すし豊寿司 / 東天下茶屋駅松虫駅北畠駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8

大阪市 東天下茶屋 寿司