東天下茶屋

ジェラート屋オオジ

阿倍野区の王子商店街の入り口付近、阿倍野筋の松虫交差点南200mにあるジェラート専門店。イートインもできてコーヒーやホットチョコレートなどもあり夜の21時まで営業しているので食事の帰りに立ち寄ることもできる。

ジェラートはスタンダードなミルクや濃厚なチョコレートなどのミルクベースとフルーツ系のソルベット(乳製品一切不使用)の2タイプ。ご主人が一人でやっていて奥さんが自分で堺の工房で作ったものをこちらまで運んでくる・・・

フルーツは丸ごと使用していて年間で50種類以上のジェラートを製造するとのこと。

店頭では日替わりで9種類いただけて、持ち帰りカップ詰は20種類取り揃えている。。

牛乳は成分無調整の阿蘇牛乳を使用 グラニュー糖は北海道のビートグラニュー糖を使用ナッツ系は風味を出すため製造する前にローストしてペーストにする・・・・とパンフレットに記してあった。

この日は10種類盛りをいただく。無添加にこだわっておられるのでとてもナチュラルな味わい。特にチョコレートとバナナ、紅茶が秀逸。。ホットチョコレートもかなり美味しい。。。

大阪市阿倍野区王子町2−17−18
電話なし


カテゴリー 東天下茶屋, 姫松, その他料理 |

すし豊 12月

こちらのお店も通い出して20年以上になる。今も昔も年中通して大きく献立は変わらないんだけど東京弁で喋る店主の講釈が面白いのとクラシカルな江戸前の仕事が大好きで周期的に訪問する大好きな店の一つ。

昭和の香りのする外観と店内はカウンター8席と小上がり2卓。ご主人とご子息、奥さんの絵に描いたような家族経営。

最初に樽酒の杉樽入りの白雪の熱燗を所望する。

久美浜の牡蠣は日本酒との相性抜群。目の前の水槽で泳ぐ琵琶湖のもろこは郡で締めてから焼きこむ。最初に唐揚げ状になった頭の先だけを入れて体に空気を入れる。そこから3口で味わうのが本流とのこと。それぞれの部位で味わいが異なるのが面白い。燗酒が進みまくる。皮付きのまま長時間焼きこまれる筍は最初に真ん中の部分を食べて、姫皮は味噌をつけて下顎でこそぎとるようにして食べる。

寿司の扉は今も昔も大阪湾のハリイカから。続いて天然鯛。酢漬けのかぶらの下に締めたカンパチを挟んだものは食べている最中に味が3度変わる味の三段ロケットと呼ばれる。最初にかぶらの酸味、続いて魚の旨味、最後に唐辛子の辛味が順を追って押し寄せる。しっかり締めた大きなサイズのコハダも食べ応え満点。片側を炙ったカンパチはもみじおろしで供される。しっかりと火の入ったハマグリ、丁寧に下処理のされたあん肝、大阪湾のシラサエビと続く。

続いて大阪湾の太刀魚は皮目を炙って供される。鯖のヅケはおろし生姜で。名物のイクラは口の中で暴れるピンポンイクラ。煮アワビもこの店ならではの仕事。こちらのお店は大阪でコハダや煮鮑を提供したパイオニアである。「15秒以内に食べてね〜」と言われるスフレのような穴子と少し炙って供されるこちらの店の専売特許の「烏賊の印籠詰」は両端に卵、真ん中に白子が入り味わいが異なるのが楽しい。

最後は甘いべったら漬けが出てフィニッシュ。。会計は思いっきり飲んで食べて2人で20000円でした。

*こちらのお店のご主人は東京生まれで東京銀座の名店「新富寿司」で修行。しかしながらお店が厳しすぎて1970年、大阪万博見物と偽って仲間と脱走。そこから大阪で少し修行をして自分でこの店を出したと言う話もかれこれ25回は聞いている。名前は安田豊次、だから「すし豊」。いいお店です・・・

過去のすし豊はこちら

大阪市阿倍野区王子町2−17−29
06-6623-5417
営業時間:17:00~24:00
定休日:木曜日

 


カテゴリー 東天下茶屋, 寿司 |

讃真

阿倍野にあるヘビーユースする表記の焼き鳥店を友人と訪問。阿倍野筋を天王寺から降って松虫交差点の南100mくらいの付近に位置する。電車では阪堺電軌上町線の東天下茶屋駅から徒歩3分。こちらのお店の特徴はお店の看板が2つあって入口も2つある。どっから入っていいのかわからんようになるんだけお店は2店舗が一軒のお店になっており、向かって左が大将、右が若いイケメン息子さんが切り盛りする。年季の入ったお店は会員制っぽくて雰囲気がありまくり。
今回は大将の店のカウンターを予約。

お店のシステムは同じで、セルフで七輪を使って焼鳥を焼いて食べるというスタイル。

いつも注文するオススメの「とりの盛り合せ¥780」(写真は2人前)は驚愕のボリューム。モモ、せせり、ヒザ軟骨、ズリ、心臓、つくね、肝、皮2種類、ささみなど10種以上の部位とキャベツ、茄子、シメジなどの野菜も山のように盛り込まれる。これらを塩や醤油、ポン酢、卓上の調味料を使って好きなようにいただく趣向。

山のように盛り込まれた具材も鶏肉なのであっさりといただける。「鶏肉はいくら食べても太らんからしっかり食べてね」と大将の弁。
最後に香川出身の大将が作る讃岐うどんが名物。親子丼も秀逸なり。

死ぬほど食べて飲んで一人3000円・・・・この値付けにもびっくり。。。

過去の讃真はこちら

大阪市阿倍野区王子町2-17-28
06-6621-1969
18:00〜翌3:00 月火休み


カテゴリー 東天下茶屋, やきとり |