近畿地区

東急ハーベストクラブ The Dininng 彩

自社で保有しているハーベストクラブというリゾートホテルのダイニングで夕食。地元で取れる海の幸と熊野牛を組み合わせた会席コースは何度食べても飽きることはない。年に2回くらい訪問するけど温泉も良くてリラクゼーションにぴったり。
今回は8000円の懐石料理を所望する。

最初に食前酒と前菜。パープルクイーン梅酒はとても飲みやすい。夕焼けの景色を愛でながらいただくお酒は最高。

前菜は合鴨ロース、モロヘイヤお浸し、爪バイ貝、鯛の子ゼリー寄せ、鰻八幡巻きなど。どれも手がかかっていてかなり美味しい。

煮物椀も薄葛清汁仕立てで塩梅は完璧。具材は旬の高級魚の赤っぽ、蓮根餅油焼き、白瓜、鶴菜、梅肉、柚子など。

刺身は鯛雲丹巻き、鱧、カンパチ、烏賊素麺仕立てで小さな工夫がたくさんあって目でも楽しむことができる。

焼肴は鮎炙り寿司、蓼おろし、ストロベリートマト。一口寿司にしているのでとてもいただきやすい。

箸休めに檸檬素麺、旨酢ゼリー。小さなコンロで鱧スープ鍋。地元さんの鱧と玉ねぎ、水菜、ズッキーニ、龍神椎茸など。

残ったスープを使って鱧雑炊。自分で仕上げるスタイルも面白い。小鍋仕立ての雑炊は初めて見た。

熊野米という地元のお米がかなり美味しい。

デザートは甘酒ブランランジェ、カスタード、枝豆が添えられる。もう一皿は水菓子でメロン、桃のコンポート、スイカ、ブルーベリー。見た目も美しく毎回価格以上の価値を感じさせてくれるいい和食店です。ごちそうさまでした。

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和食 和歌山県

アングル

平日の夜に一人で尼崎の表記の店を訪問。阪急塚口駅前の昭和を感じさせる「さんさんタウン」という商業施設の1階に位置する。界隈にコインパーキングあり。1978年の創業なので45年以上続く老舗専門店。薄暗くてレトロな店内はこの字型カウンター16席。BGMはクラッシックでヨーロピアンな感じ。

創業当時からあるビーフシチュー1350円とビーフカレー1350円が有名。こちらのお店の一ヶ月の牛肉使用量は1.5トンでカレーに使用するベースの出汁を取るためだけにその3分の1を使っているとのこと。今回は王道のカレーライスを注文。

注文して2分ほどで着皿。アラジンの魔法のランプのようなカレーポットに入った焦げ茶色のルーをおもむろにご飯にかけていただく。ゴロゴロと塊で入る大きな牛肉はとても柔らかで口の中でほろほろと崩れる。食べ応えのあるカレーはフルーティー&まろやかで赤ワインの香りも感じる甘くて辛い玉ねぎたっぷりの典型的な王道の欧風カレーな味わい。

口直しは福神漬けではなくゴマ油で調理したザーサイを使用。

食後にババロア250円を所望。量もしっかりあって口直しにピッタリ。さすがの45年の老舗の貫禄を感じさせるいいお店でした。

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兵庫県尼崎市南塚口町2-1-2
塚口さんさんタウン2番館 1F
月〜土 11:00 – 23:00
日・祝日11:00 – 22:00

カレーライス 兵庫県

スパイスのこうちゃん

尼崎の塚口にあるスパイスカレーのお店。阪急塚口駅から東に徒歩5分くらい、鳥貴族の向かい側に位置する。界隈にコインパーキングたくさんあり。手作り感あふれる派手で目立つ青い看板は独特のいい空気感を醸し出している。

店内はテーブル2卓とカウンター4席で店主のワンオペ。レゲエ風の店主はとても感じがよく優しい。
カレーは週替わりのあいがけ1100円一択。今週はタマリンドベースのサバカレーと揚げ茄子いんげんカレー。トッピングも色々あってご主人からアサリのアチャール300円をおすすめいただく。

しばらくして着皿。サバカレーはタマリンドがしっかりと効いていて独特な風味と梅干しのような甘酸っぱい味わいが鯖とよく合う。茄子カレーは比較的穏やかな感じ。カレーのほかにキャベツの千切り、クミン感のある野菜の炒め物、大根の酢漬け、コーンのカレー炒めなどが乗せられる。パリパリ食感のパパドも香ばしい。

途中で全てを混ぜ込んでいただくととてもいいバランスで美味しくいただける。あっという間に完食。食材がなくなったら閉店とのこと。ごちそうさまでした。

尼崎市南塚口町2-14-10
06-6421-0885
11:00~14:00 18:00~21:00
木曜日定休

カレーライス 兵庫県