神戸市

鮨萬

小鯛すしで有名な承応2年(1653)創業といわれる老舗。 いろいろ老舗はあるけど300年以上というのは想像を絶する。。。綿々と続く目に見えないサムシンググレートがあることは間違いない。今は持ち帰りの鮨だけではなく百貨店を中心にイートインのお店も展開されている。リーガロイヤルホテルのお店はとても有名。 今日は神戸そごうのイートインのお店に小腹が減ったので訪問する。巻き寿司と穴子寿司とエビばってらのセットでこの店で一番安い1100円のもの。お吸い物を120円で付けてと所望する。 出てきたお寿司は目にも麗しくさすが老舗の風格。ただご飯の酢が強く大阪の味の甘めのご飯に慣れている私には少し辛かった。。。後でのどが渇いてしょうがなかった。。次の日いただいても大丈夫な小鯛寿司や鯖寿司に合うように酢が合わせられていると推察される。 これもたぶん伝統のシャリの味で350年変わらず続いてきたものなのかなと思った・・・握り寿司よりこの小鯛すしの歴史は古いらしい。 susiman.JPG 普段いただくことがあまりないのでいい勉強になった。。。。

小鯛雀鮨 鮨萬 阪急梅田店寿司 / 梅田駅(大阪市営)大阪駅梅田駅(阪神)


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Nori-deri (のりデリ)

当社の新事業として総菜の製造販売に満を期して初進出。あちこちの百貨店様にお声をかけていただいていたのだが1号店は三宮駅直結の「そごう神戸店」とした。和食離れと景気低迷のため現在どこの和食の惣菜も苦戦し続けているなかで東京本社バイヤーから直接依頼をいただき、大決断の上で当社内外の必殺スペシャリスト(弊社担当和食若手料理長と全国的に有名な敏腕飲食プロデューサー(弊社顧問)に若手美人フードコーディネーター(弊社顧問)と弊社のCIを含めすべてのデザイン意匠をお願いしているデザインならびにプランニング会社の社長)を集めたプロジェクトチームを結成し今後私どもの事業の柱の一つになるべきものとなるような店舗作りを目指し、この数か月間集中して他繁盛店舗の見学や試作会など商品開発を中心した試行錯誤を毎日嫌になるくらい繰り返しやっとこの度6月1日にオープンを迎えることができました。店名はわかりやすく「Nori-deli」とした。デリはドイツ語で惣菜の意味のデリカテツセンと配達もするよのデリバリー、あと美味しさを表すデリシャスをかけさせていただいた。 norideriomise.JPG 今回誰もが大好きな名物になるものを作ろうということで「KOBEハンバーグ」を中心に立てさせていただいた。KOBEの名をかたるにふさわしいほんまにええもんを作るために食材選びに走り回った。肉は但馬牛のすね肉を自社で直前にミンチにして宮崎産の脂身が無茶甘いブランド豚のミンチと合わせて焼き上げる。当初ジューシで柔らかな食感を出すためにいろいろな調味料(コーヒーゼリー、乾燥麩、プルーンエキス、その他インターネットやプロの意見を聞きまくった)を隠し味に入れたが結局は素材が一番と結論付けて本当にいい材料をシンプルに手を抜かずに作ることに決定する。思うようなハンバーグができるまで毎日焼きまっくって数カ月かかった。試食しすぎて鼻からハンバーグが出そうな時もあった。。。 ハンバーグ湯葉餡.JPG KOBEハンバーグにかかるソースは5種類そろえている。好みでいろいろ選んでもらって食べ比べてもらったら楽しいと考えどれを選んでもらっても美味しいと言ってもらえるソース5種類を完成させた。その中でも一押しは「湯葉餡ソース」で鰹のしっかり効いた和食の真髄のこくうま出汁に湯葉の味がしみだしてなんとも素晴らしいマリアージュを醸し出す。こんなハンバーグはぜったいないと思う。絶対に喜んでお客様に食べてもらえると確信している。これぞまさにハンバーグ革命や~んというつもりで考えた。 ハンバーグ各種ソース.JPG その他を紹介すると。赤みそをベースにデミグラスソースとと酢を混ぜた「赤味噌デミグラスソース」。これは当社洋食担当の元スイスホテルシェフ中村が完成させた。個人的にはこれがとても大好き。見た目よりさっぱりしている。魚料理にも合いそうな感じである。あと「照り焼きソース」も定番としているが普通にある照り焼きソースよりも普通以上に美味しく作っている。あっさりしながらコクがあり生姜の香りがしっかりと立っている。もちろん添加物は一切使用せずこのソースだけでご飯2杯は食べれると思う。「和のラタテューユソース」も野菜の素材感がいきていてほっこりする感じ。醤油と味噌で和の風味を出しています。(これここだけの秘密)最後はさっぱりとした葱塩ソース。素材の味が引き立ってほかの肉料理でも絶対うまいぞーって感じ。これ以外も季節によって「旬の野菜満タンソース」とか「梅肉のソース」なども近いうちに登場させる予定。お客様には年中楽しんでいただけるよう考えている。 ハンバーグ神戸産の葱を使った塩ソース.JPG あとグラタンも大好評でベースには豆乳を使用し比較的あっさりと仕上げている。特に神戸地区限定のぼっかけグラタンはご当地ならではのメニュー甘さと辛さのバランスを追求し、但馬牛のスジを使って丁寧に炊き上げたぼっかけはご飯にかけてもバリうま総菜となっている。 但馬牛のぼっかけグラタン.JPG ついでにキッシュもぼっかけかけてしまえということで試作したところ見た目も麗しく、ぼっかけと唐辛子とキッシュの甘さが絶妙にええ感じでレギュラー入りを果たした。 但馬牛のぼっかけ入りキッシュ.JPG その他にも「特大海老の和のチリソース」や「万願寺唐辛子の入ったポテトサラダ」「カレー肉じゃが」とか和のエッセンスを感じる洋食をどんどん展開していきます。出来るだけ地元神戸の野菜を使って惣菜で地産地消をやっていきたいと考えている。神戸に来られた時はぜひお立ち寄りください。 オープニングHP開設しています。http://nori-deli.jp/


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ねぎや陵楓閣

忙中閑有ということで有馬温泉に昼食。高速道路も新しく出来て市内からは40分で到着。 入浴付きの昼食プランをいろいろとみて一番よさげで安いところを選択する。 施設はかなり古いが個人的にはこのような鄙びたところが性に合う。 昼間なので大浴場は貸し切り状態。ゆっくりとつかって 食事は大広間でいただく。しかしながら客は私と女子大生のグループのみ。 その女子大生を横目で見ながら食事をいただく。 negiya1.JPG 2段になった懐石弁当の一段目は肉のそぼろ煮とキノコの和えもの赤こんにゃくに鯛の焼き物 海老イモにタコのやわらか煮や卵焼きにフキの炊いたのやくわいなどこれだけでビール2本は飲めそうなごちそう。 negiya2.JPG 2段目は白身魚の煮びたしやミルク味の滝川豆腐に絶妙な味加減の 鯛の荒煮。。何もかもがおいしすぎる。。。 negiya3.JPG 菊の花を浮かべた食前酒と玄米の蕎麦と新鮮な鯛のお造り。 dezato.JPG ご飯と漬物とみそ汁もすごく美味い。デザートもしっかりと手作りしてありお腹はちきれそうになる。 食後にもう一度風呂につかって極楽な時間を過ごす。 料理がちゃんと板前が作った内容なのにびっくり。あたりまえなのだがちゃんと昼食にも材料と技術に手を抜かずに作っていた。これで入浴込みの4350円。。コストパフォーマンスも素晴らしい。 個室での食事も別料金でできるらしいよ。あとネットで予約すれば貸切風呂もタダらしい。 昔に比べると有馬温泉も敷居が低くなったね。 http://www.negiya.jp/index2.html

ねぎや陵楓閣旅館 / 有馬温泉駅


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