漠漠楼【大阪市 住之江公園】

住之江公園駅から南に300mの中華料理店。昼のランチがコスパがいいのでたまに訪問する。本場の味にかなり近い中国山椒の効きまくった麻婆豆腐が有名なんだけどお腹の調子がイマイチだったので酢豚800円にする

店は広くて奥には円卓もあるマダムのサービスもよく中国の話でいつも盛り上がる。スープとザーサイはセルフ。このセルフの上湯スープがとても上品。
麻婆豆腐が出来るまで前菜を頂く。いつもおなじみの肉団子なんだけど表面はかりっとしていて中はふんわり。ちょっと甘めなんだけどサッパリしてしつこくない。 大根餅と野菜もとてもいい塩梅である。

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この肉団子だけでもたくさん頂きたいと思うできばえ。甘酢あんがねっとりしているんだけどしつこくなくて水飴みたいに糸をひく。さすが特一級厨師のお店。

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出てきた酢豚は高級ホテルのもの仕様。表面がカリッとしていて肉は限りなくジューシー。野菜の油通しも丁寧な仕事ぶり。ビジュアルだけでも技術の高さと美味しさがわかる。

帰りにマダムが100円の割引券をくれた。明日は八宝菜を食べにいくべ。駐車場も数台だけど店の横にあるよ。

大阪市住之江区新北島1-5-25
06-6685-8999
営業時間 11:30~13:30 18:00~23:00

大阪市 住之江公園 中華料理

天びん棒【大阪市 西田辺】

長居公園で友人とランニングの練習して銭湯で汗を流し西田辺の表記の店を訪問。場所は西田辺交差点三井住友銀行の裏当たり。この辺りでは一番ええ食材使っていて値段もそれなり。好きなもんを好きなだけ食べて飲めば1万円オーバーの恐怖の居酒屋。

いつも恐る恐る店に入るけど料理とお酒が美味し過ぎて散財してしまう。いつも満席でこの日は21時なのに人で溢れ帰っていた。ビールを頼んで好きな突き出しを選んで乾杯をする。魚介がとっても充実してて自分で好きなように組み立てが出来るのがいい。寿司や串揚げなどもあってすべてが上質に作られる。

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お造りの盛り合わせは明石産の蛸、甘草を添えたてっさ、ハリイカの雲丹乗せ、脂ののりまくった伝助穴子の湯引き、天然鯛。どれも素材のよさが引き立つワンランク上の食材である。

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ヒグマの網焼きがあったので所望する。いやな匂いやクセは全くない。以前ツキノワグマは食したことがあるがヒグマはこのような形では初めて。脂の融点も低く口に入れるとジュワッと溶ける。肉の旨味もあってこれはファンになりそう。塩焼きで頂いて大正解。こういったジビエを普通に提供されるのはさすがである。

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ホタテ貝のガーリックバター焼き。身が新鮮なので貝柱のみならずヒモの部分や肝も美味しい。

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毎年春先に所望するホワイトアスパラのフライ一本800円と言う驚愕の価格。大切に味わって頂く。

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蓮根のステーキも700円。甘い鰻のタレのようなもので照り焼きにされている。価格を気にしなければむちゃくちゃ美味しい。

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あぶら坊主の味噌漬け。天然クエの塩焼き3980円があったけど少し気弱になりクエによく似た深海魚のあぶら坊主を久しぶりに食す。脂もしっかりあってかなり美味しい。外国魚のメルルーサのような味わいか。

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お酒もいろいろあって白い梅酒やうぐいすと言う梅酒を頂く。ネーミングとジャケットのセンスがとてもいい。日本酒は獺祭45があったので所望すると美味し過ぎてお替わりしまくりちえ子状態になる。(やってしまった・・・)

クエのしゃぶしゃぶ4980円やアワビとアスパラのソテー2480円にも食指が動いたがそれはまたまた今度にする。

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最後の〆はマッシュルームのクリームパスタ。これは毎回注文の必須メニュー。細かく刻まれたマッシュルームがいい仕事をする。何を食してもおいしくて和食、洋食、イタリアンの別なく素材中心にメニューが組まれているので食べたいものを好きなだけ食べるにはぴったり。財布との相談が必要であるが・・・

大阪市阿倍野区西田辺町1-19-1
06-6693-9655
日曜定休
18:00~翌01:00

大阪市 西田辺 居酒屋

雷光【大阪市 昭和町】

社内で春にリリースするお弁当の撮影会。終了後デザイン会社の超美形セクシー女性社長と昭和町にある表記のちゃんこ鍋屋さんを訪問。鍋だけでなくあらゆる料理がおいしくてかつリーズナブルなので季節を問わずに定期的に訪問する。店主は出羽の海部屋出身の元幕下力士の雷光山。2階が座敷になっていて団体の宴席にも対応。

14席の一階カウンターには大鉢に入った卯の花などの季節料理の肴がならぶ。これもこの店の楽しみの一つ。ビールで乾杯をして鯛の子の炊いたのを所望する。
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カウンター内には店主と愛想の良さそうな奥さんと若い料理人が3人で人口密度の高い調理場となっている。数年前から料亭で修行をされたご子息がお店に戻ってきて料理に厚みが出てきた気がする。それぞれの持ち場で忙しそうに動く調理人を見るのも楽しい。

この日は雪だったのでいつも満席のカウンターも空きがあったよう。お店は落ちついた雰囲気なんだけど従業員がガッツを持って働いているせいか店内にはいい緊張感がみなぎる。

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お造りはてっさを所望。鍋の前の一杯にちょうどいい。全国いろんなところでちゃんこ鍋を頂くがたいした料理修行もせずに店を出す方が多く、それありに美味しいんだけどどうしても家庭で食べる鍋のようになってしまっているものが多い。

しかしながらこちらはお店を出す前にご主人がしっかりと料理の修業をされているので和食職人がちゃんと作ったできばえとなっている。

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若ゴボウの炊いたんは春のおとづれを感じさせる。卯の花や筑前煮やこういったもんが美味しいお店は必ず繁盛すると言うセオリーがある。

ちゃんこ鍋は、しょうゆ・味噌のどちらかを選ぶ。今の時期はてっちり。最近は山形牛すき焼き3800円も登場。

ソップ出汁であっさりしたテイストのしょうゆは2200円。どちらかと言えば女性好み。鶏肉と豚肉、穴子、魚のつみれが入る。
この季節はニンニクの入った味噌をいつも頂くようにしている。価格は2400円。とにかく体が温まる。大人2人でいただくんだけどお店の方が「1人前で充分です!」とのこと。
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一人前でもてんこ盛り。脂ののったサーモンは背の部分とお腹の部分が一切れづつ。とにかく量が多くて人数分注文すると食べきれない。

日本海味噌(麹味噌)と白味噌をブレンドさせたスープに脂がのったサーモンが良く合う。バターのコクとまろやかな風味。ニンニクの香りもとってもいい。

唐辛子を少し入れると絶妙な塩梅となる。イワシのつみれとジャガイモもいい。豚肉もとってもおいしい。

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追加の具で牡蠣と豚肉を所望。味噌バターに牡蠣をあわせる。最高のマリアージュ。甘口の酒との相性もいい。今シーズンもう一回くらい訪問予定。

大阪市阿倍野区阪南町2-4-22
TEL 06-6623-0917 PM4:30~PM11:00
定休日:月曜

大阪市 昭和町