Mカッセ 3月【大阪市 粉浜】

大阪の住吉区にある表記のスパイスカレー店を訪問。住吉大社の北側で南海本線粉浜駅東口徒歩1秒の場所に位置する。地元の超人気店で雑誌やテレビなどの取材も多く平日でもかなりのウエイティングがある。

この日は開店15分前に到着してウエイティングボードに記帳。なんとか一巡目で入店できた。ガラス張りの明るい店内はL字カウンター5席とテーブル3卓。フレンチ出身のシェフが作る創造的なカレーがインスタ映えのみならず、界隈のスパイスカレーと一線を画した唯一無二の一皿となっており遠方からわざわざ来られる方も多い。女性のひとり客も多い。

基本メニューは
●スパイスチキンカレー
●ビスク香るキーマカレー
●週替りカレー
●2種あいがけカレー

ダントツの人気が週替わりカレーで様々な新しい内容のカレーが定期的にインスタグラムで紹介される。

この日はWBC決勝戦を店内のテレビ(音声なし)で見ながらカレーをいただく。この日からスタートの週替わりカレーは「牡蠣とホタルイカのブイヤベース風カレー」で「甘海老」「オマール海老」「ワタリガニ」「鯛」「貝類」の出汁をとってスパイスとサフランで仕上げたものらしい。せっかくなので牡蠣とホタルイカを追加トッピングして所望する。

しばらくして着皿。アートチックでかなり綺麗なビジュアルのカレーはオイルで火入れされた大量の牡蠣とホタルイカが入っていて、その周りにパパド、桜貝割れ、レンズ豆のライタ、紫キャベツのマスタードサラダ、大根ピクルス、キャロットラペ、サツマイモのポテサラ、レンコンのアチャール、小松菜のジャコ和え、カットレモン、ハーブなどが添えられる。

海鮮の出汁がしっかりと効いているけど全体はマイルドに丸く収まっている。和のテイストも感じるので昆布なども入っていると推察する。まるで海で溺れた時のような潮の香りと風味が咥内を刺激し、貝の旨味と甲殻系の旨味が後からジュワーと追いかけてきてスパイスの香りが最後に鼻に抜ける。

皿の手前にはニンニクの入ったアイオリソースが敷かれていてルーと具材を全て混ぜてからいただくと海鮮パラダイスの曼荼羅模様の味わいとともに地中海の風が頭の中を吹き抜ける。さすがの一皿でした。。

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過去のMカッセはこちら

大阪市住吉区東粉浜3丁目22-9
11:30~15:00 売り切れ次第終了
不定休

大阪市 粉浜

たから寿司 なんば高島屋ダイニングメゾン店 3月【大阪市 難波】

なんば高島屋にある表記の寿司店を休日の昼に時間をずらして訪問。百貨店にある寿司店では一番のお気に入りのお店。本店は南大阪の貝塚にあって地元では知らない人がいないくらいの名店。たから出身の板前さんが独立した寿司店もたくさんあってどこも評判がいい。この日は本店からご主人が来られていて目の前のカウンターでいただく。

お酒のアテもたくさんあって好きな寿司を一貫から気軽に注文できるのも嬉しい。本日のおすすめなどもあって目の前の板前さんと相談しながら注文もできる。

カウンター席に座っても移動式の握り台を使ってライブ感のある握りたての寿司をいただくことができるのも画期的である。

最初に日本酒とご主人おすすめの大アサリの醤油焼き1540円を所望する。普通の街場の寿司店みたいでとても嬉しい。話を聞いていると常連率がかなり高い。

日本酒は枡を使ってなみなみと注がれる昭和スタイルを踏襲。隣の高齢のオバハン客が大将に「私あんたのことずっと昔からよく知ってんねん・・」というくだらない「寿司屋あるある話」を大きな声でされていた。お店の大将は店内満席の中、寿司を握りながらニコニコ顔で話に応える・・・これぞ客商売の本質だなと敬服しながら会話に聞き耳をたてる・・・

握りはクラッシックなシャリでとても美味しい。最初に「小肌380円」を所望。何もつけずに一口で食べてくださいとのこと。美味しすぎて涙が出そうになる。続いて好物の「蟹爪440円」、新鮮極まる生姜醤油でいただく「鰯220円」と続く。身厚の「太刀魚440円」は皮目を炙って供される。熱々の「鰻660円」、コリコリ食感の「生げそ160円」、好物の「赤貝990円」はヒモは軍艦にて。最後にマヨネーズなしの「海老きゅうり巻き660円」で締める。

他のフロアに入る老舗店と比べても決してひけをとらない佳店です。この店をこちらに誘致する百貨店バイヤーの目利きが凄いな・・・・

難波高島屋ダイニングメゾン7階

大阪市 難波 寿司

しじみ炊き肉 くにき【大阪市 難波】

相撲観戦の帰りに難波にある表記の店を初訪問。九州発祥の食べ物らしく浅い鉄板でしじみと一緒に肉やホルモンを炊き上げるオリジナル鍋との事。場所は高島屋の横の焼肉多平の隣に位置する。

最初にビールとナムルを所望。トマトとオクラと長芋の3種盛りで期待が高まる内容。

すぐにスタッフさんが鍋の支度を開始。時代劇の三度笠みたいな鍋に胡麻油をタップリ流し込んで塩を振ったレバーを投入。両面に火を入れていただくという趣向。

この後に炊き肉が始まる。たっぷりの野菜と牛肉や小腸、ハチノスなどのホルモンとスープをてんこ盛りに入れて最後に大量のしじみを投入。しじみは宍道湖産との事でかなり大粒。全てスタッフさんが調理していただくので安心。

しじみの出汁とスープが合間ってしんみりとした旨味がなんとも言えない美味しさを醸し出す。「あっさり」なのか「こってり」なのかよくわからないけど癖になるような味わい。つけだれもあって酢醤油のようなものがとてもよく合う気がした。

締めの麺もモチモチしていてかなり美味しい。思いの外レベルが高く大満足でした。色々なオプションもあって次回は蟹を追加したいと思う。ご馳走様でした・・・

大阪市浪速区難波中1丁目15-3

しじみ 炊き肉 くにき 難波店居酒屋 / 難波駅(南海)大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 難波 焼肉