カルネジーオ ウエスト【大阪市 梅田/JR大阪】

梅田阪急の高架下にある「茶屋町あるこ」という商業施設にある表記の店を久しぶりに友人と訪問。いつも満席ですぐ近くに姉妹店もあり。間接照明の効いた店内はオープンキッチンを囲むコの字型カウンター席とテーブル席2卓。奥に個室もあっていろいろな利用の仕方ができる。女性客率がかなり高い。オヤジ系は見当たらない。

キッチンでは2名のスタッフさんが連携をとりながら楽しそうに動く様子も見れてライブ感満点。サービススタッフさんも明るくフレンドリーでとても気持ちのいい接客をされる。人気料理を集めたコース料理もあるけど私は毎回アラカルトを所望する。

前菜は人気商品の生ハムとプラッターチーズの盛り合わせ2420円。ずっと昔は950円だったけどその後1200円になって昨年1600円で今回大幅値上げ。少し悲しい・・・注文ごとにハム切り用のスライサーで紙のように薄くカット。生ハムを上に乗ったオリーブオイルのかかったフレッシュプラッターチーズと合わせていただくととても美味しい。

お通しの焼きたてパン660円(おかわり自由)は燻製のホイップバターを添えて供される。温かくてもちもち食感。普段、炭水化物を制限しているけどこの日は解禁。ワインと相性のいいスモークホイップバターが秀逸。

こちらの店に来た時に必ず注文する「和牛のタルタル2420円」は注文を受けてから目の前で塊肉を切り出して一つずつ丁寧に作られる。トロトロで甘々の生肉とピクルスとエシャロットのアクセント。塩・胡椒・オリーブオイルで調味され、全体がレモン果汁の酸味で引き締められてなんとも言えない美味しさがある。薄切りのバタートーストに乗せていただくとワインがいくらでも飲める気がする。

メインはこちらのお店のシグニチャーメニューのアルゼンチン産のグラスフェッド牛のヘレステーキ「ビステッカ200g」を所望。和牛肉もあるけどこちらの肉の方が好み。

表面を鉄板で火入れしてオーブンに入れて焼き上げた塊肉をそのまま熱々の皿に乗せて、サービススタッフさんが目の前でバター醤油にすりおろしニンニクを入れてソースを焦がしながら大きなナイフで皿の中の肉を切り分ける。このパフォーマンスだけでおいしさが増すような気がする。

丁寧に焼き込まれた赤身肉はとても柔らくて脂分も少なくて食べやすい。独特の鉄分の美味しさをしっかり感じることができる。ソースのおいしさにも敬服。

スタッフさんに選んでいただいたワインとの相性もとてもいい。

ステーキソースで焼き飯をしていただくこともできるけど最後に辛めのペンネアラビアータをいただいてフィニッシュ。今回も大満足で店を出る。ごちそうさまでした。予約はネットから。現金使用不可となっています。

以前の記事はこちら

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

大阪市 梅田/JR大阪 レストラン

とんかつ 康四郎【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

南船場の表記のとんかつ店で一人ランチ。最近は色々なメディアに出ているのでランチタイムでもなかなか予約が取れない。
現在、大阪を代表する高級とんかつ店の一つ。大阪メトロ長堀橋駅・心斎橋駅・本町から徒歩5分くらい。
昔からある農林会館のビルの向かい側に位置する。近くにコインパーキングたくさんあり。

こちらのお店は大阪で豚料理を中心に10店舗くらい展開されている「たゆたゆグループ」の川端社長自らが腕を振るうお店。
最近はインバウンド、特に韓国人の料理人の訪問が多いと言っておられた。
この日も若い韓国人女性グループやデンマークのレストランのシェフもカウンターで一緒にいただいた。

お店の1階にはガラス張りの焼きトン等の仕込みを行うキッチンでその2階がとんかつのお店になっている。店内は厨房を囲むL字型のカウンター12席のみ。店主の川端氏の豚肉を揚げる作業やカットなどの仕事を見ることができライブ感満点。
ほぼワンオペのカウンターの真ん中で目気張り気配りをしながら川端社長がニコニコしながら料理を作られる。

夜はコース7,800円(とんかつ6種を中心に)、昼はとんかつ3種3,500円のセットとプレミアム豚の4,900円のセットの2種。
今回は奮発して4900円のコースをいただく。

この日に使用する豚肉のプレゼンテーション。同時に肉を常温で馴染ませる。

どのトンカツもふわふわのパン粉を使い低温で揚げてサラマンダーで余熱を使って火入れ。豚の部位・種類によってパン粉の種類や火入れの時間や方法を変えられる。

最初に丸豚リブロース登場。塩をかけていただくのを進めていただく。脂身も甘くてとてもジューシー。
繊細な味わいで舌の上で肉の繊維のほどけるのがわかる。

同じ肉を使用してカツサンド。隣の若い韓国人女性は大喜び。

続いてのヘレ肉は一切れは塩胡椒でもう一切れは自家製ソースで供される。
今までいただいてきたとんかつの概念が完全に覆される。

最後に黒豚2切れ。とても味が濃いので辛子醤油とソースでいただく。こちらは衣はきつね色になるまでしっかり揚げ込まれる。やっぱり黒豚は美味しいねえ・・・と店主と言いながら美味しくいただきました。付け合わせのサラダや炊き立てのご飯、味噌汁など含め全く隙のないコース仕立てでした。ごちそうさまでした。。

過去の記事はこちら

大阪市中央区南船場2-10-24 2F
06-4307-6546
昼 1部11時~12時/2部12時15分~13時15分/3部13時30分~14時30分
夜 18時30分〜
定休日 日曜・月曜

大阪市 心斎橋/四ツ橋 とんかつ

どおぞの 1月【大阪市 梅田/JR大阪】

北新地の表記の鯨料理専門店を友人と訪問。こちらはかれこれ20年くらい通っている気がする。西に3件隣のビルには新どおぞのという新しい店もある。予約をすれば鯨だけでなく「クエ」「鱧」「蟹」「すっぽん」「河豚」なども用意いただける。

お店は割烹スタイルで鍋以外の小料理もあって色々な利用の仕方ができる。今回は店の奥の小上がり席で刺身と前菜、鍋のついた7200円のコース料理を所望する。お酒の種類もたくさんあって嬉しい。

最初に刺身盛り登場。噛むほど味が出る「さえずり(鯨の舌」)、鉄分の味わいの赤身肉、融点が低く口の中で溶ける皮の脂部分、脂の旨味が秀逸な顎周辺の鹿の子の4種盛りを生姜醤油でいただく。使用している鯨は全て国産でニタリ鯨、イワシ鯨、ミンク鯨など。調査捕鯨船から直接状態の良いものを買い付けておられるとのこと。最近は法律が変わったので仕入れしやすくなったと言っておられた。(シロナガスクジラは現在も捕鯨不可)

続いて酒肴盛り合わせ。新どおぞのの店ではおでんだった気がする。内容は中トロの煮物、色々なきのこの煮物、バイ貝煮付け、ブロッコリーと海老のサラダ、蔓紫の煮物。さつまいもなど。

追加で河豚の唐揚げを注文(写真は2人前)。味は普通だった・・・・

続いてメインの鯨はりしゃぶ鍋登場。鹿の子部分と薄切りになった皮部分と赤身の盛り合わせ。皮はしばらく煮込んで鹿の子と赤身は軽く加熱していただく。鯨肉の他は水菜と豆腐のみとシンプル。

スタッフさんに高級部位のウネスを勧められたので所望する。下顎からお腹に続くベーコンと呼ばれる部分で旨みも強く美味しくいただく。しっかり煮込むといい出汁が出る。この出汁と共に三輪の細うどんをいただいてフィニッシュ。

デザートは酒粕アイス。

2件目は御堂筋の近くにある老舗バーを訪問。

カンカンと呼ばれるジュントニックとジンライムの間のようなものがお店の名物。これを3杯いただいてから帰宅。良い1日でした。

過去のどおぞのはこちら

大阪市北区曽根崎新地1-5-6 新地VIPビル1F
06-6345-5221
17:30~24:00
日祝休み

大阪市 梅田/JR大阪