カテゴリー:寿司

まさる 9月 *夕陽ヶ丘の老舗寿司店【大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘】

4日前の時差投稿・・・・

夕陽ヶ丘にある創業28年の老舗寿司店をグルメ友人と訪問。大阪メトロの四天王寺前夕陽ヶ丘駅2番出口から西に坂を下って徒歩5分。阪神高速松原線の高架の下の奥まった裏通りに位置する。

私が個人的に大阪で一番美味しいと勝手に思っているお気に入りのお店。

店内はL型のカウンター席で坊主頭の吉村店主と見習い職人が1人。メニューはコースもあるけどアラカルトも可。握りで40種類、巻物で20種類という圧巻の食材の揃え方にはいつも敬服する。酒肴もあるけどこの店では「寿司」特に「米粒」を食べてほしいというご主人の弁。

最初にビールと毛蟹の酢の物を所望。蟹は温めて供される。

年中寿司の扉は鱚昆布締め大葉鋳込みから始まる。続いて脂たっぷりののどぐろと続く。カワハギはおろしポン酢で供される。キンキは芽ねぎと肝添え、鯖漬けは粒マスタードが添えられる。コリコリ食感になるように包丁をした剣先烏賊、皮目を炙ったかます、好物の煮鮑と続く。寿司はかなり小さなサイズでいくらでも食べ続けられる気がする。

名物の独特のフォルムの海老味噌を鋳込んだ車海老は大好物。黒胡椒を添えたつぶ貝は旨味たっぷり。北海道の雲丹、焼きたての鰻の海苔巻きもオリジナルな味わい。出汁漬けをした煮蛤、海老や野菜が入った帛紗焼き玉子と続くいくら、追加で赤貝のひも巻きでフィニッシュ。ごちそうさまでした。

食後は難波の焼酎バーの「ニチヨウビ」を訪問。

過去の記事はこちら

大阪市浪速区下寺2-3-10
06-6649-7227
営業時間:平日 17:00~翌2:00  日祝 17:00~23:00
定休日:水曜日

大阪市 四天王寺前夕陽ヶ丘 寿司

鮨 大和【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

友人のグルメ会に誘っていただき心斎橋の表記の店を訪問。畳屋町筋の雑居ビルの1階に位置する。店の看板などの目印は一切なし。心斎橋駅5番出口から徒歩3分。完全予約制の2部構成で17時半スタートの組で相伴する。

店内はL型カウンター8席のみ、当年22歳で半生をシンガポールで過ごしたご主人と男性スタッフの2人で切り盛り。

若くてノリノリな大将の英語による挨拶を皮切りにスタート。おいしい時は「ヤ・バ・イ!」と叫ぶのが店のしきたりらしい。

ビールでの乾杯とともに最初にタコの柔らか煮が供される。続いて鱧のカツをトーストしたパンにタルタルソースと共に挟んだもの。これは食べ応え満点なり。続いて鰹のたたき(僕は苦手なので即興でいなり寿司を出していただいた)脂たっぷりの鮭の幽庵焼きと続く。

握りの扉はマグロの赤身から(私はズワイガニに変更いただいた)。続いてコリコリ食感んの剣先いか。脂乗りまくりの秋刀魚は皮目を炙って供される。今が旬のカマス、おろしポン酢を乗せた平目と続く。

大きな鰯も脂たっぷり、マグロのトロ(私はつぶ貝に変更)、トロ鉄火(私は玉子焼きに変更)と続く。最後にラーメンが出てくるのもこの店の特徴。スープはその日の魚介の骨などから。は大中小の3種類から選べて食べ放題とのこと。デザートはいちごのシャーベットの練乳かけ。

この日はお酒も4種類くらいいただきました。これでコースの料理代金が4400円(税込)・・・お酒を入れても一人7500円の会計。申し訳なくなるくらいの値付け。

エンタメ性も高くてご主人の軽快なトーク、テンポよく出てくる寿司などあっという間に時間が過ぎます。予約はインスタのDMから。

大阪市中央区東心斎橋1-16-19 日宝周防町会館 1F

大阪市 心斎橋/四ツ橋 寿司

立ち寿司 越中屋 *天下茶屋の立ち寿司の名店【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋の表記の寿司店を自社の見習寿司スタッフと訪問。大衆立ち寿司業態なんだけどネタと仕事はとても上質で価格は手頃。人気が出ないわけがなくメディア等で紹介されまくっていることもあり最近は予約を取るのも難しい超人気店となっている。

17時開店なので開店直後か18時45分の入店の予約をお勧めする。お店は南海線天下茶屋駅の高架の真下にあるショップ南海という商業施設の北側の入り口付近に位置する。無地の暖簾だけが掛かっていて看板もないので知らなければ通り過ぎてしまう。

西成の老舗寿司店の「越中屋本店」のご子息の店なので本店と区別するために越中屋ジュニアと言われる。本店とは仕入れも運営も別で完全に独立されて営まれている。仕入れは毎日自転車で木津市場まで行かれていると本人が言っておられた。

客層も広く地元客はもとより私のように南海電車や大阪メトロに乗って訪れる客もいるよう。お店の定員は詰め込んで8人くらいまで。若きご主人のお人柄がとてもよくて、一人一人の客の名前と顔を覚えておられ接客もしながら真摯に丁寧な仕事をされる。

メニューは一貫ずつ価格が記された上質の握り寿司と酒肴8種類くらいのアラカルトとなっていて好きなものを好きなだけ食べることができる。。

最初におまかせ5種1000円を注文する(一人1回まで)。最初にコリコリの剣先イカに北海道の雲丹を乗せたもの。続いては石鯛の塩麹締めで水分が抜けて味が濃厚。続いてポン酢でいただくカンパチ、鯵と続く。最後は皮目を炙った甘鯛。なんとも豪気な値付けと敬服する。

酒肴の鰻白焼き900円(写真は2人前)は皮がパリパリに仕上げられていてわさびをつけていただく。ふわふわ仕上げの穴子は蒸籠で再度蒸して供される。甘海老は昆布締めにして水分を抜いて海老味噌を添えて出される。かなり濃厚な味わいでエビ好きには最高と思われる。私はいただかなかったけど本鮪カマトロと赤身。

甘海老をもう一度いただいてから醤油漬けにした焼き上げた香ばしい帆立貝柱、皮目を炙った鱧は梅肉でいただく。軽く火入れした北寄貝、ふんわり食感で最後は電子レンジで温まる煮ハマグリと続く。最後は芽ねぎでフィニッシュ。

お酒も美味しいものをいただきました。ごちそうさまでした。

過去の越中屋はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
080-3033-2476
営業時間:17:00〜22:00
定休日:月曜日

 

大阪市 天下茶屋 寿司