寿司

立ち食い寿司 越中屋 ジュニア【大阪市 天下茶屋】

アメリカ出張の帰りに関空からラピートに乗って天下茶屋に下車し、表記の寿司店を訪問。

店は南海線天下茶屋駅の高架の真下にあるショップ南海という商業施設の北側の入り口付近に位置する。無地の暖簾だけが掛かっていて看板もないので知らなければ通り過ぎてしまう。今年1月から西成の老舗寿司店の越中屋本店のご子息がこちらで立ち食い寿司業態として若い調理師さんと2人で切り盛り(そのため店の名前はジュニアと言われる)。

客層も広く地元の常連客をはじめ南海電車に乗って遠方から来られる客もいる。最近はSNSやメディアでもよく掲載されていて「Meets」という雑誌の最新号にも大きく掲載されていた。人柄の良いご主人はとても研究熱心で一生懸命に仕事に向き合っていることがよくわかる。又、父親の店同様に客一人一人の顔と名前を覚えておられることに敬服する。立ち食い業態だけど最近は予約なしでは入れないくらいの人気。

訪問時間も遅かったので貸切状態。玉子焼きときゅうりはお酒の肴としてサービスいただく。

鰻白焼800円は皮目がパリパリに焼き込まれたもの。茗荷の酢漬けがいい口直しとなる。

握りはケンイカ200円(全て1貫の価格)からスタート。全て価格が明示された明朗会計。続いて丸々と太った北海道仙鳳趾の牡蠣250円。ケンイカげそ200円はコリコリの食感。

カワハギ肝のせ300円はおろしポン酢で供される。軽く締めた鯵200円も地味に美味しい。牡丹海老昆布締め400円は海老の水分が抜けて旨みたっぷり。好物の車海老600円は頭の味噌が甘い。新いくら400円の醤油漬けでフィニッシュ。

過去の記事はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
080-3033-2476
営業時間:17:00〜22:00
定休日:月曜日

大阪市 天下茶屋 寿司

いづう

京都の表記の京寿司のお店を訪問。 創業1781年で240年以上前から続く有名老舗店。場所は祇園の北側で祇園四条駅から四条通りを八坂神社方向に進み、途中で左折して切り通しへ入った先の右側に位置する。「いづう」と書いた品のいい白い暖簾が目印。

こちらはお土産等テイクアウトの客やお茶屋の出前が多いんだけど店内飲食も可能。店内はテーブル席が4卓。お店の人は腰が低くてとても丁寧な接客をされる。

お店の方が創業者の名前が「いづみや卯兵衛」なので「いづう」の店名なのだと丁寧に教えてくれた。こちらは鯖寿司が有名だけどそれ以外にも小鯛や穴子、甘鯛などもあり、それぞれの盛り合わせもある。この日は季節メニューのお祭り寿司4840円と日本酒を所望。

しばらくして着皿。日本近海で取れる上質な真鯖と道内産の真昆布を使用とのこと。
鯖はそれほど厚みはないけど屋号同様に切り口がウサギの形に見えるよう作っているとのこと。鯖の上に酢につけた昆布が噛まれていてそれを外してからいただく。

鯖に昆布の味がしっかりと染み込んでとても美味しい。綺麗に焼き込まれた鱧はふんわりとしていてとても香ばしい。最近はあまりいただく機会がないけどこのサイズの鱧を丁寧に骨切りをして金串に刺して焼き込む仕事は大変であると推察する。ご飯の量も多いので一人前いただくとお腹いっぱい。おすすめの鯖寿司に合う日本酒も程よくいただいて大満足。ごちそうさまでした。

京都市東山区八坂新地清本町367
075-561-0751
11:00~22:00
火曜日定休

寿司 京都市

立ち寿司 越中屋 ジュニア【大阪市 天下茶屋】

西成の表記の寿司店を一人で訪問。南海線天下茶屋駅の高架の真下にあるショップ南海という寂れた商業施設の入り口付近に位置する。大きな看板も出ていないので知らなければ通り過ぎてしまう。以前は越中屋東野というお店だったけど今年1月から西成の越中屋本店のご子息が店を引き継いで切り盛り(そのため店の名前はジュニアと言われる)。立ち食い寿司なんだけど最近は予約なしでは入れないくらいの人気。

客層も広く地元客をはじめ私と同様に南海電車に乗って遠方から訪れる客もいるようである。まで様々。お店の定員は11名まで入店できるが8人くらいが適正と思われる。研究熱心な若きご主人のお人柄がとてもよくて一人一人の客に向き合って真摯に懸命な仕事をされる。

メニューは一貫ずつ価格が記された上質の握り寿司と酒肴8種類くらいからなる。食材の仕入れは木津卸売市場に毎日買い出しに行かれているとのことで越中屋本店とは全く別にされていると言っておられた。お店はご主人と若い女性スタッフさん2名で切り盛り。アラカルトのシステムなのでとても忙しい。

サッポロビールと共に煮鮑900円を所望。ペースト状にした肝のソースが添えられる。あしらえは煮浸しのオクラ。これだけでビール1本いただける。

続いて鯵と新玉ねぎの酢のもの750円。海ブドウがあしらわれていてプチプチの食感が暑気払いになる。

寿司はおまかせ握り5種1000円を最初にいただく。苦手なものがあれば考慮いただけるのがありがたい。とてもお得なのでほとんどの客がこれを注文される。

最初に剣先イカの上に雲丹を乗せたもの。続いての生の穴子はコリコリ食感で旨みたっぷりかなり美味しい。この日初入荷の秋刀魚は肝ソースをかけて供される。新鮮極まりないコリコリのカンパチはおろしポン酢で、大きなサイズの煮穴子も身厚だけどふわふわ。

続いてさっと火入れした北寄貝300円と軍艦巻きにした紐部分250円をいただく。メイチ鯛昆布締め200円は旨みたっぷり。昆布締めにした大きなボタンエビ400円はとろとろ食感。さっと皮目を炙ったノドグロ400円は脂が甘い。芽ねぎ200円でフィニッシュしました。ビールを3本ほどいただいて会計は5700円という嘘のような金額でした。そりゃ繁盛するね・・・

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大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
080-3033-2476
営業時間:17:00〜22:00
定休日:月曜日

大阪市 天下茶屋 寿司