カテゴリー:寿司

立ち寿司 越中屋 *天下茶屋の立ち寿司の名店【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋の表記の寿司店を自社の見習寿司スタッフと訪問。大衆立ち寿司業態なんだけどネタと仕事はとても上質で価格は手頃。人気が出ないわけがなくメディア等で紹介されまくっていることもあり最近は予約を取るのも難しい超人気店となっている。

17時開店なので開店直後か18時45分の入店の予約をお勧めする。お店は南海線天下茶屋駅の高架の真下にあるショップ南海という商業施設の北側の入り口付近に位置する。無地の暖簾だけが掛かっていて看板もないので知らなければ通り過ぎてしまう。

西成の老舗寿司店の「越中屋本店」のご子息の店なので本店と区別するために越中屋ジュニアと言われる。本店とは仕入れも運営も別で完全に独立されて営まれている。仕入れは毎日自転車で木津市場まで行かれていると本人が言っておられた。

客層も広く地元客はもとより私のように南海電車や大阪メトロに乗って訪れる客もいるよう。お店の定員は詰め込んで8人くらいまで。若きご主人のお人柄がとてもよくて、一人一人の客の名前と顔を覚えておられ接客もしながら真摯に丁寧な仕事をされる。

メニューは一貫ずつ価格が記された上質の握り寿司と酒肴8種類くらいのアラカルトとなっていて好きなものを好きなだけ食べることができる。。

最初におまかせ5種1000円を注文する(一人1回まで)。最初にコリコリの剣先イカに北海道の雲丹を乗せたもの。続いては石鯛の塩麹締めで水分が抜けて味が濃厚。続いてポン酢でいただくカンパチ、鯵と続く。最後は皮目を炙った甘鯛。なんとも豪気な値付けと敬服する。

酒肴の鰻白焼き900円(写真は2人前)は皮がパリパリに仕上げられていてわさびをつけていただく。ふわふわ仕上げの穴子は蒸籠で再度蒸して供される。甘海老は昆布締めにして水分を抜いて海老味噌を添えて出される。かなり濃厚な味わいでエビ好きには最高と思われる。私はいただかなかったけど本鮪カマトロと赤身。

甘海老をもう一度いただいてから醤油漬けにした焼き上げた香ばしい帆立貝柱、皮目を炙った鱧は梅肉でいただく。軽く火入れした北寄貝、ふんわり食感で最後は電子レンジで温まる煮ハマグリと続く。最後は芽ねぎでフィニッシュ。

お酒も美味しいものをいただきました。ごちそうさまでした。

過去の越中屋はこちら

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
080-3033-2476
営業時間:17:00〜22:00
定休日:月曜日

 

大阪市 天下茶屋 寿司

かなえ寿司 *創業明治33年の老舗寿司店【大阪市 大国町】

友人と木津卸売市場にある表記の寿司店を訪問。大阪メトロ大国町駅、南海高野線今宮戎駅から徒歩3分。無料駐車場も完備(市場内の宝くじ売り場で駐車券を精算する仕組み)。卸売市場の寿司店なので朝(以前は5時開店だったけど最近は9時に変更)から午後2時くらいまで年中無休の営業。市場の裏側にあるので知らないと場所は分かりにくい。

カウンターの中で高齢の3代目とそのご子息の4代目が切り盛り。最近はインバウンドの客が多くエチケットを守らないことに4代目が滞在中ずっと文句を言っておられた。色々と文化が違うので対応が大変であろうと推察される。

メニューは握り8貫の盛り合わせが定番。価格は1500円、2000円、3000円とあり金額の差はネタの内容の差。まずは盛り合わせを注文してから別に赤出汁とか好きな握りを頼むのがおすすめ。昼時は満席のことが多く、雑誌やブログ、インスタを見た女性グループも来店されるよう。どちらにしても常連率がかなり高い。

今回は赤身を外して3300円(税込)の盛り合わせを注文する。

最初に生のズワイガニ登場。蟹味噌が添えてありかなり美味しい(写真は2人分)握りは市場寿司ならではのほろ温いシャリを掴んでふんわりとネタと合わせる手法。わさびは醤油に溶いているので握りにはつけない。酸味の効いたシャリは柔らかめで個人的には好み。

続いて皮目を炙った鱧と肝を添えた鮑、新物のいくらが供される。

北海道産のムラサキ雲丹、皮を炙った甘鯛、コリコリの赤貝とカンパチでフィニッシュ。色々と世間話もしながら美味しくいただきました。

過去の記事はこちら

大阪市浪速区敷津東2-2-8 木津卸売市場内
06-6649-1308

大阪市 大国町 寿司

立ち寿司 越中屋 8月 *天下茶屋の人気寿司店【大阪市 天下茶屋】

天下茶屋の表記の寿司店を友人と訪問。大衆立ち寿司業態なんだけどメディア等で紹介されまくっていて敷居の低さもあり最近は予約を取るのも難しい人気店となっている。

店は南海線天下茶屋駅の高架の真下にあるショップ南海という商業施設の北側の入り口付近に位置する。無地の暖簾だけが掛かっていて看板もないので知らなければ通り過ぎてしまう。西成の老舗寿司店の「越中屋本店」のご子息の店なのでジュニアと言われる。本店とは仕入れも運営も別で完全に独立されて営まれている。

客層も広く地元客をはじめ私のように南海電車や大阪メトロに乗って訪れる客もいるよう。お店の定員は詰め込んで8人くらいまで。若きご主人のお人柄がとてもよくて、一人一人の客の名前と顔を覚えておられ接客もしながら真摯に丁寧な仕事をされる。

メニューは一貫ずつ価格が記された上質の握り寿司と酒肴8種類くらいのアラカルト。食材の仕入れは木津卸売市場に毎日買い出しに行かれているとのこと。初めての方はおすすめ握り5貫1000円がおすすめ。

冷たいビールと共に北海道の仙鳳趾産の牡蠣ポン酢750円(1人前をシェアしてもらいました)を所望。ぷりぷり食感と澄んだ味わいがとてもいい。

鰻白焼き900円は皮がパリパリに仕上げられていてわさびをつけていただく。石鯛の塩麹締め造り750円は旨みが凝縮で日本酒が進みまくる。鯵と玉ねぎの酢の物800円は焼き玄米をかけていただく趣向。不味い訳がない・・・

日本酒もこの日は3種類くらいいただきました。

握りはコリコリ食感の剣先いか300円とゲソ200円からスタート。軽く炙った身厚の北寄貝400円はとても甘い。甘海老昆布締め400円には海老味噌が添えられる。鱧炙り250円、本鮪トロ500円はかま部分を使用(私は苦手なのでパス)

最後まで美味しくいただきました。お酒をたっぷりいただいて会計は一人5000円。ごちそうさまでした。

大阪市西成区岸里1-1-9 ショップ南海内
080-3033-2476
営業時間:17:00〜22:00
定休日:月曜日

大阪市 天下茶屋 寿司