寿司

鮨処よし田

ここもヘビーユースする地元では評判のいい寿司店。 ネタ揃えももかなりこだわりがあり旬の魚をリーズナブルにいつも提供しておられる。 店内には沢山、メニューの札が貼ってあり全て安心価格。 4200円での赤出汁のついたコースがお勧めで2貫ずつ異なった味わいで食させていただける。 本日はあんま食欲なかったので好きなものだけを所望する。。。 hiramessimaaji.jpg ヒラメは甘くて透き通った味。。。一つは塩と白ゴマ、おろし柚子。もう一つはポン酢とおろしでいただく シマアジは予想通りの味でコリコリシコシコ。。。これも煮切り醤油とポン酢の2種類の味わい。 4shumoriawase.jpg 天然の九州産のくえはもっちりして脂の甘みもあってヒラメとはまた違った味わい。。 鱧はもちろん韓国産。。。和歌山よりも淡路島よりも味があって脂が乗っていて骨が軟らかい。。 いつも一口食べれば違いはわかる。。。仕入れ値も国産よりもかなり高い。。。 本まぐろは一つはあぶりで一つはポン酢?私は苦手なのでパスをした。。。 赤貝もひたすら貝の味満載で香りもかぐわしい。。 あと海老の握りをいただいて私は御馳走様。。。 mangojusu.jpg 番外編:この近くの加賀屋商店街の中にある田中屋という果物屋の店先のフレッシュジュース。。。 値段も安く特にミックスジュースが秀逸。夏の暑いときに美味しいマンゴージュースを飲むのが私の最高のリフレッシュ。。。このお店にわざわざ飲みに行く。。。それくらい旨い。。。 大阪市住之江区東加賀屋3-16 06-6683-4084 *5月の初めから始めたランニング。毎朝5kmから7km、日曜日は20km走ることを自分に課している。 膝が痛くなったりいろいろと不調もあるが一番よかったのが体が絞れたこと。 4月末体重74kg。そこから最初の1ヶ月は変わらんかったが2月目の6月からは2kgずつ減少。6月末で70kg。7月末で67.5kg。今朝測ったら65.2kg。(標準体重を大きく切るようになった。。久しぶりに風邪をひいた)内臓脂肪で膨れていたお腹がぺったんこ。。 体脂肪は7%減。どこまで痩せるのだろう。。


カテゴリー 北加賀屋, 住之江公園, 住吉公園, 寿司 |

小好鮨

7月28日はナニワの日らしい。 加盟しているなにわ名物開発公社という団体主催の第14回なにわ大賞 贈呈式(もーてー式というらしい)と記念パーティーに参加。 選考委員には難波利三先生など有名な方ばかり。。大賞を受賞された竹山木管楽器製作所は地元の住之江の安立商店街の中にある。幼少の頃よく立ち寄ったものである。 我が国唯一のリコーダー専門店とiうことである。。途中で社員の方による合奏もあり素晴らしい音色を聞かせていただいた。この競争社会の中で世の中に認められて愛され続ける、私どもとは別次元の高い品格を持つ会社である。。。 こんな会社をつくったるどと表彰を見ながら胸に誓う。。 そのほかにも取り壊した建築物でウクレレを作っている方。大阪で唯一残っているお茶屋さんの御主人。(とてもお若い・・・一度行ってみたい) 堺のすずめ躍り協賛会。昭和の白黒テレビや家電のコレクターさんなど7名の方が受賞されていた。 naniwataishou.JPG そのあとのパーティーも盛り上がった。玉姫殿のゴンドラを久しぶりに拝見した。。。。 食事はほとんど食べていなかったので帰りに梅田近辺ではこよなく愛する寿司店の小好鮨に立ち寄る。 話によると店を構えて50年くらいになるらしい。。うまい具合に空席がありいそいそと狭い店に「ごめんやっしゃ」と言いながら潜入する。 taikoyosi.JPG 予約不可なので必ず入れるとは限らない。 カウンターのみ10席ほどの店。何しか狭い。。。 地球上で一番狭い寿司屋であるような気がする。。。店のかたちが変形(三角形の形)で奥のカウンターだと体格ボリュームのある方は挟まってしまう。。。出れなくなっちゃうよ。。。 荷物は店の外のロッカー。。トイレは近くのDDハウス。背中がすぐ入り口となっている。。 コの字カウンターの中が調理場で、おっちゃんとおばちゃんが身体を突き合わせほぼ歩けない状態で寿司を出している。うちのお店の送迎用の10人乗りのハイエースにみんなで乗っているような錯覚に陥る。。(多分同じくらいの大きさ) いつもどういうわけかとっても冷えているキリンビールで乾杯。いつもはお造りからなんだけど私がパーティーで少しつまんだので早速握ってもらう。。 白身はヒラメと鯛と言うことで、鯛を所望する。。白身は塩でいただくのがこの店流。小瓶に入った塩を振る所作は実にトレビアーン。 この時期なのに鯛もいい脂があって実にうまい。。 この店では鮨をちゃんづけする。たこちゃん。アワビちゃん。。。て具合。 hamotorokoyosi.JPG 好物の鱧もかなりでかくて脂が乗ってうま~い。。大トロは私は苦手なので連れ専用。。。超とろけまくりとの感想。。 その間夫婦漫才を聞きながら周りの客とも自然に話をするようになる。。客筋いい感じ。。近くの病院の若い医者はよく来るようである。シャリの酢は薄めでご飯や柔らかめ。 好物の海老ちゃんもいただく。。。いつもは名物のアワビ(一個を2切れに切って出てくるので口いっぱいアワビになる)や貝柱、赤貝などの貝類や昆布締めや青物もいただくんだけど胃が小さくなっているのかこの辺でお腹いっぱい。 takosio.JPG 隣の客が注文するものが旨く見えてしまうので合わせてタコブツを所望。。塩モミがきっちりされているタコは淡路か泉州しか使わんとオカンが言っていた。確かに噛めば噛むほど味があってそんなに硬くない。。。 大将と奥さんの息の合った夫婦漫才を見ながら隣の客ともなんやかんやしゃべりながらの寿司は実に大阪らしい心地よい空間となる。。。 昔ガッザットサーベイで帝国ホテルの久兵衛よりも得点が高かったことを思い出す。。 anagokoyosissusi.JPG 最後に穴子を所望。。巨大で柔らかくトロトロと口のなかでとろけます。この店の必須ネタ。 全て時価なんだけど今日は2人で7000円。。良心的・・・・。 勘定は7千万円!とくる。昔からすべての客にこれをする。。1万円は「いちおく」と言われる。。 面白いし若い人のデートにぴったりと思う。。。みんなが仲良くなれる店。。。 大阪市北区芝田1-3-12  06-6372-5747


カテゴリー 梅田/JR大阪, 寿司 |

まさる 2011夏

夕陽ヶ丘にあるヘビーユースする隠れ屋のような寿司店。私が最も敬愛する1万円以上出すなら絶対にここという店。。他店と圧倒的に違うのは寿司に愛情がある。愛情のレヴェルが全く違う。本当に美味しいネタをより美味しくと徹底的に考えられ手を掛けまくってより美味しくしている。。。                                                                                                                                       ワンシーズンに必ず1回いくのだがかれこれ10年は通っていることになる。。。 非常に不便な場所にあり(四天王寺夕陽ヶ丘駅徒歩5分)ながらお店には暖簾も看板も何もない。寿司屋とは絶対にわからない。客商売の気配すらない。。店内は白木のカウンター10席のみ。                                                                                                                                   昔から厳つい顔だが年々凄味を増す顔面をもつ店主の吉村氏とかれこれ見習いの時から10年になる若い板前君が丁寧な仕事をしまくっている。 最初に生ビールをいただいて喉をうるおし、造りの盛り合わせを所望する。。私の好みもわかっていただいているので好きなものばかり。。。                                                 tukurimasarunattu.JPG                                                                                                      白身はコチ、鯵、赤貝(秀逸)、剣烏賊の超甘い雲丹(北海道産利尻?)載せ、脂乗りまくりのぶっとい太刀魚のあぶり、一見鱧に見えるが穴子の霜降り(旨過ぎて死にそうになった。。。これ食べれば鱧はいらない)これだけでほぼノックダウン。。。旬の今本当に美味しい魚だけを一切れづつ盛り合わせてくれたという感じ。。時間が止まる旨さである。。。 torigaishako.JPG 握ってもらう前にお勧めのあてを所望。鳥貝は日本海の丹後産。旬の水シャコは瀬戸内海愛媛産。。。最近いい魚をいただくと産地がわかるようになってきた。。。結構俺ってすごいなとひとりごちする。       鳥貝は数秒湯に入れる。(と言っていた)貝の臭みも抜けて甘さが増す。。シャキシャキした歯触りも最高である。                                                                                                                  水シャコも今が旬獲れる量が少なくほとんど市場に出回らない。かつぶしと呼ばれる卵をもったミズシャコなのでその希少性は大したものである。いい日に来たと喜ぶ。癖のない甘みは普通のシャコはもういらないという感じとなる。。。麦焼酎がどんどん進む君。。。 kisuamatekareimasaru.JPG お酒をよそいきの日本酒(出羽桜吟醸)に切り替えて鱚の昆布締めからいただく。まさに旬まっただ中のキスは淡白な中に昆布の旨みがほんのりと香る。この時期のこの店の序曲の定番である。 まさにアペルトゥーラの奏でのよう。 続くアマテカレイは瀬戸内か九州だと思うのだが聞かなかった。鱚と同じように淡白な白身なのだが旬まっただ中のアマテカレイはモチモチしていて味が深く舌にまとわりつく旨みがある。。。 ヒラメの淡泊さとは対照的である。。。  sinkomasaru.JPG そこで本日のメインイベントのシンコの登場。。。3日前に入荷があったばかり(ちょうど虫の知らせがあった)のコハダの稚魚。。。金魚くらいのサイズらしい。。本日は奇跡の8枚付け。。 *ふつうは2枚とか多くても5枚というものしか見ない。。若い板前君がおろす担当と聞き及ぶ。。。多分寿司屋の仕事としては最も細かい仕事であろう。関西でこのシンコを置いているのはほとんど聞かない。。。 価格も安く仕入れたとは言ってはいたが1カン1000円以上取らないと合わないであろう代物である。。 見た目以上に旨みと脂があり、身はフワッとして柔らかくほんのりした香り、瑞々しくさっぱりした食感は夏の到来を感じさせる。多分出している時期は2週間と思うがめぐり逢えたらラッキー&幸せであろう。 初ものをいただいたので少しは長生きが出来るか。。。75日寿命が延びると聞いたことがある。。同伴した方が最近大病を患われたので今日はよかったかなとひとりごちする。美味しいと言っておられたので来てよかったと納得。。。 kohadamasaru.JPG 大きくなったいわゆるコハダも出していただき食べ比べをする。。しっかりと締められたコハダも味が深くなんとも言えずかなり旨い。。。全く別の魚のようである。しかし日本酒とここまで会うネタはないであろう。。。。 gomasabakamasumasaru.JPG 鯖づけは和歌山のゴマサバ。。この時期なのに脂乗りのり。粒マスタードの酸味が鯖と相性がいい。この店のスペシャリティーである。どうや顔の店主に降参。。。                                             旬のカマスも皮をあぶって大根おろしを乗せて食す。。香ばしさと皮の部分の脂が満腹中枢を破壊しどんどん食べたくなる。。。旨過ぎてあんまり言葉が出ない。。 kinkiawabimasaru.JPG キンキの握りは甘い肝と芽ネギを添えて。。。これも皮をあぶっているので香ばしくいろいろな味が混然となり一瞬にして胃の中に入ってしまう。。。 軟らかく煮られたアワビは噛めば噛むほど旨味が溢れるほどに染み出てくる。端っこのぶよぶよのゼラチンたっぷりの部分をいつも切ってくれる。実はこの部分大好物。。個人的にアワビの縁側と呼んでいる。かなり大きなサイズのアワビは食べ応えもある。。この店の煮アワビは東京の甘ったるいものと違い加減も程よく間違いなく旨い。。。心の奥深くにしみ通るあじわいである。煮蛤も同様。。。魚をどうすればもっと旨くなるかを最高に知りつくしておられる。。。 ebimasaru.JPG 車エビもこの店のスペシャリティ。。。味噌を射こんでプリプリで美味しいのは当然なのだがその立ち姿も凛々しい。。。。見た目の美しさだけでなく間違いなく食べやすい。。このエビの握りはいつも頭が下がる。。。開高健ではないが魔界でしか出会えない味とあえて表現をしよう。 unikanihamaguri.JPG 毛ガニの身とミソをシャリに混ぜた蒸し寿司に淡路産のウニを乗せたもの。。。香りも強烈。体中に生気が湧き起こり活力がみなぎる。せやけどこの仕事は少しやりすぎ。。。。こんなんばっかりやっとたら死人が出るぞ。。。それくらい旨い。。。これをどんぶりいっぱい食べたい。 煮蛤も最高の火入れで全く固くなく例えるとミディアムレア。。貝の甘みが炸裂で、恍惚感に包まれる喜びを感じる。旨いという次元でなくもはや快感である。。 anagofukusatamago.JPG 白焼のアナゴはホクホクで脂たっぷり。。。いつもは鰻なんだけどよっぽどいい穴子と思われる。 袱紗玉子は出汁がたっぷりで最高の口直しである。 お酒も思いっきりいただく。。いつもこの時点で帰りたくなくなる。。。もういっぺん最初から食べたくなるのは私だけか・・・・ また明日も食べたい。。。来月も食べたい。。。ほんとに思う。。のりちゃんミシュラン5つ星のお店。。 御馳走様でした。 大阪市浪速区下寺2-3-10  06-6649-7227 17:00~1:00


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