和食

和風もつ料理 あらた 7月【大阪市 新大阪/西中島南方】

西中島の表記の30年以上前から続くもつ料理の老舗店を友人と3ヶ月ぶりに訪問。まん延防止中なので17時開店とのこと。予約はできないので16時30分到着時に到着すると数組の行列がすでにできていた。

開店時間近くになるとぞろぞろと客が集まってきて奥さんの声がけとともに一斉入店。お店はカウンタ−のみ12席。

こちらは以前はご夫婦でされていたのが最近はイケメンのご子息も入って3人で切り盛り。注文はいつもの通り「おまかせ」でお願いする。

最初の一皿は名物の「和風煮込み」と「大量の刻みネギ」が提供される。新鮮な素材(モツ)を生かしたあっさりめの煮込みに七味と好みでネギを掛けて食べる。当然のことながら癖や臭みは全くない。。

続いて好物のチレ(脾臓)の刺身。甘くてねっとりして濃厚かつトロトロの食感。生レバーより断然食べやすくて美味しい。。うずらの卵との相性も最高。

名物のハイボール250円。キンキンに冷やした酒(キンミヤか韓国の焼酎)を並々と入れてほんの少しだけジンジャーソーダーを足したもの。アルコール度数は14%とのこと。

こちらのお店のお酒は写真の「ハイボール」と「日本酒」と「瓶ビール(キリンクラシックラガー)」のみ。

好物のタンシチューも和牛のものを使用。先の部分を使用しているので適度な歯ごたえがある。和風の味噌味で思いの外あっさりしている。

名物のミノのたたきは生で提供。シャキシャキの食感がとても良い。新鮮さ故か生臭さ等は全くない。生姜ポン酢との相性もいい。

ネックスモークは文字通り、首の肉を桜のチップでスモークしたもの、適度な歯ごたえとゼラチン部分の味わいが面白い。噛めば噛むほど味が出てくる。

生センマイはピンク色でほとんど流通しない黒毛和牛の生のセンマイとのこと。胡麻ポンズとの相性抜群。

焼き物はタンとハートの串焼き。。ハートはシャキシャキの食感でタンは脂が溶ける感じがとてもいい。

ハートの刺身もとても甘くてコリコリでシルキーな食感がいい。癖や臭みは当然全くない。。

コールドタンは旨味と脂がたっぷりの。一度しっかりと茹でてからしっかりと冷やされたもの。塩と辛子を付けていただく。どんどん料理が出てくるんだけどどれもあっさりしているのでいくらでも食することがでいる。

テールシチューもかなり柔らかくてホロホロと身がほどける。国産のテールは今や希少品。

最後はテールスープでフィニッシュ。2人で訪問してシェアすれば全てのメニューをいただける。財布にも優しくて高タンパク低カロリーの健康食。入店から退店まで約30分。お酒もいっぱい頂いて会計は2人で6500円。。。

過去の記事はこちら

大阪市淀川区西中島4-2-8
06-6304-5250
定休日:月・日・祝

 

 

大阪市 新大阪/西中島南方 和食その他料理

蕎麦と肴 温月 7月【大阪市 安立町】

阪堺線(チンチン電車)の安立町駅徒歩0分に位置する表記の蕎麦店を近くにある銭湯の帰りに友人と訪問。まん延防止期間で2人までの入店で19時で酒類注文終了、20時閉店をきちんと守っておられる実直な姿に敬服。

店内はテーブル3卓のみ。。和食出身の若いご主人の作る上質で気の利いた料理がかなり美味しい。日々献立も変わり、そしてリーズナブル。サーブス担当の美しい奥さんと2人で切り盛り。

座付の胡麻豆腐もきちんと作られている。。つけ出汁の塩梅も完璧。

その日の仕入れで変わるお造りはニシ貝790円と鯖きずし炙り780円を所望。大きな鉢に氷を敷いて盛り合わせ。

大きな蛤をさっと炊いたもの1000円はしっとりと火入れした蛤がびっくりするくらい美味しい。スープも最高。。

ツムラ河内鴨ロースの炙り焼き1200円はありがちな癖や臭みは全くない。内臓は別にモツ煮にして供される。

日本酒もいろいろ取り揃えていてかつリーズナブル。

カマンベールチーズはさみ揚げ600円は2種類の塩でいただく。日本酒がすすみまくる・・

熱々で供される自家製練り天690円はイカがたっぷり入る。

もり蕎麦780円は1割の小麦粉が入る。少し太めで食べ応え満点。喉越しもよく締めにぴったり。今回も食べ過ぎて飲み過ぎてしまう。。小さなお店なんで要予約。20時丁度にチンチン電車に飛び乗って家に帰る。

過去の温月はこちら

大阪市住之江区安立2-1-22

大阪市 安立町 蕎麦和食

米増 6月【大阪市 福島】

ここ数年、毎月訪問する福島の表記の和食店を14時に訪問。最近通う中でも最も好きなお店。普段の予約は半年以上先になる超繁盛店としてもよく知られる。本湖月出身のご主人の人柄と端正な茶味溢れる誠実な仕事にいつも感心する。

ご主人をはじめとするスタッフの皆さんの誰にも分け隔てない丁寧な接客も素晴らしい。数年通っているけど新しいメニューや料理もどんどん研究されていて訪問するたびに新しい発見があって楽しい。場所はJR福島駅を北に徒歩8分。メニューは18000円税別のみ。食材によって価格は変動する。

この日は紫陽花が床に飾られる。。

メインの鮎の食べ比べはカウンターで調理師君が仕上げをする。

この時期の鮎は小ぶりなので頭から丸ごと齧り付くことができる。

お酒の値付けも良心的で料理に合った美味しいものを提供いただける。

最後は抹茶で締めだけど堅苦しくない雰囲気で最後まで食事ができる。

料理の写真掲載は不可なので忘備録として献立のみ記載。

・大粒の南部産の青梅を柔らかく炊いてシロップ漬けにしたものをカキ氷とともに
・お凌ぎはバチコを柔らかく戻したものを飯蒸しで(かなり美味しい・・・)
・骨切りをして葛叩きにしたアブラメと白芋のお椀
・お造りは旬の脂ののった鱸と車海老の洗い
・明石産の蛸を柔らかく炊いたもの
・お造り2品目は塩釜産の中トロ(私はマグロが苦手で大きなトリ貝にしていただく)
・琵琶湖と島根県高津川の鮎の食べ比べ
・根室産の毛蟹の酢の物
・淡路産の鱧を骨切りして皮目にもち米をつけてオイルをかけながら焼いたもの
 あしらえはとうもろこしのかき揚げ
(この料理は初めていただいて腰を抜かすくらいい美味しかった)
・炊き合わせは隠岐の島産の大きな鮑を柔らかく炊いたものを肝のソースで
・食事は福井県大野市産の蕎麦粉を使った手打ち蕎麦(レベルが高いことにびっくり)
・金目鯛の釜焚きご飯と赤味噌の味噌汁
・小夏みかんを使ったゼリー
・甘味は自家製胡麻団子とお薄

大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食