和食

懐石料理 徳  おせち料理【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

今回は私どものお店の宣伝です。

10月中旬から当店おせち料理の受付をしております。毎年ご提供をさせていただいておりますが本年は内容献立の見直しをしております。
下記のURL参照にて多人数のご家庭様やお一人様用、和風のオードブルと銘々の祝肴の組み合わせなど様々なお客様のニーズにあった内容のおせち料理をご覧いただけます。

また本年よりたくさんのお客様のご要望がありました「冷凍おせち」もご用意いたしました。「冷凍」というワードはどうしても食品ではネガティブなイメージがありますが当社では最新のプロトン冷凍機にて冷凍保存に合う食材のみを吟味して使用し、年末に他のおせちと別工程でより美味しく召し上がっていただけるような工夫を凝らしてお届けいたします。元旦に召し上がることができない方や外国の親戚に送りたいと思っている方、「旧正月」に召し上がりたい方など多くのお客様からすでにたくさんのご注文をいただいています。

私どもの作る全てのおせち料理は「手作り」にこだわっています。現在は様々なおせち料理が世の中で出回っています。
誤解を恐れずに言えば世に出回る8割くらいのお店は中国ベトナムで作った出来合いの袋詰めの商品を多かれ少なかれ使用しています。また、そのような「出来上がりおせち商材」を取り扱う専門業者もたくさんあります。
年に一度のあまり食べつけない「おせち料理」ということもあり、ほとんどのお客様があまり気にせず召し上がっているということも事実です。

それゆえに私どもは「フルスクラッチ」にこだわり、年に一度のハレの日に少しでも花を添えることができればと考えます。

その中でも色々なこだわりのアイテムがあります。。

・黒豆は丹波産を使用し、できるだけ柔らかく炊いています。最後に少量のコーヒーリキュールで香りづけします。

・田作り(ごまめ)は福井県の片口鰯を産地から直送していただき炒りこんでから糖分を抑えてアーモンドと一緒に炊いています。

・当店スペシャリティの金柑密煮は国産の金柑を一つずつ種を取って時間をかけて炊いています。

・栗きんとんは丹波産の高級栗を使用。よく出回っている出来合いのペーストは使用しません。糖分はギリギリの20%まで落とし栗の食感を残しています。

・龍皮巻きは北海道産の龍皮昆布に酢締めした鯛を巻き込んでいます。中に胡瓜とエシャロットのピクルスを入れて味のアクセントにしています。

・鰻の有馬煮は白焼きの鰻を山椒の実と一緒に柔らかく炊き込みました。

・但馬牛ローストビーフは当店の定番メニューで野菜と醤油だれに漬け込んだモモ肉を蒸し焼きにしたもので噛み締めると甘い脂とともに肉が解けます。

・松風は鶏ミンチに赤ワイン、山芋、干しぶどう、カシューナッツを合わせて焼き上げて仕上げにケシの実を添えています。

そのほかにも新鮮な烏賊を使用した烏賊団子、低温調理で仕上げた鶏塩麹焼き、但馬牛のローストビーフの切れ端で作る時雨煮、こだわりのたたき牛蒡、食感にこだわった徳島産の酢蓮根、素揚げでシンプルに仕上げた慈姑などどれも一手間加えたものばかりです。

ご注文はお店のHPまたは電話でも受け付けさせていただいております。全ての商品は製造予定個数を定めていますので売り切れになりましたら終了となります。昨年は12月初旬で全て受付終了でした。

また阪急百貨店梅田本店を始め近鉄、高島屋、京阪、伊勢丹、大丸等の在阪百貨店でもお買い求めいただけます。(一部取り扱っていない商品もあります)

おせち料理の公式HPはこちら

大阪市住之江区東加賀屋3-15-9
06-6683-0045
info@nori-net.jp

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ホーチミンシティ 2020

2020年に開業してコロナロックダウンのためにやむなく閉鎖したホーチミンの和食店をリオープンする準備で2年ぶりに渡越する。円安と現地物価高で3年前に比べたら家賃なども含め全ての商品が140%くらいの価格になった感じがする。新しい業態を持つ飲食店もどんどん増えて旧態依然とした和食店などはどんどん退場となっている。

今でも都会の道路はガタガタでボロボロで躓きまくる。ゴミは捨てまくりで一歩外に出ると湿った熱気のため汗だらけになる。街は埃っぽくて空気も悪い、信号がほとんどないので道路の横断は命がけで何度も轢かれそうになる。。でも住み暮らし、働いている人たちのエネルギーが半端なく強い。。これから経済発展することは間違い街であることは今回さらに再確認する。

ホーチミンの超一等地に最近できた日本人オーナーシェフの「Fume」は数種類のお任せコースが主体の和食店。黒を基調としたかなりかっこいい内装。この日の献立はスタイリッシュな前菜、日本から藁焼きを含む、直送の新鮮な刺身が4種類、イクラご飯を挟んでタラ白子の天ぷら、A5ランクの鹿児島産の黒毛和牛ステーキ、秋刀魚の塩焼きが乗ったパスタ、メロンが20万ドン(11814円)日本人だけでなく高感度の若いベトナム人客でいっぱい。アラカルトで北海道産の毛蟹が3000円だった・・・・

日本人街のレタントンにある友人の経営する立ち食い寿司。3坪くらいの店だけどアメリカ人などの外国人で連日満席。現地の魚も使用してリーズナブルにいただけます。100店舗くらい展開できそう。

昔からあるホーチミンに7店舗くらいある大型寿司店。ロール寿司も最近はスーパーマーケットで買えるので目新しさがない。ヒラメの刺身は冷凍。海老のわさびマヨネーズ焼きもどおってことない。最近は飽和状態で価格競争も始まっていると聞き及ぶ。

大型寿司店でイノベーティブ寿司をいただく。刻んだアボガドに蟹の身とトビ子が添えられ蟹味噌のソースが敷かれる。しっかり考えているんだけど創作性が強すぎてあまり美味しそうでない。

大阪のロート製薬が経営する薬膳和食。一等地で400席以上ある大型店舗。体の調子を入力するとその方にあったメニューが提示される。内装も綺麗で高級感満載。価格は比較的リーズナブル。でも客は20人くらいだった・・・

飲食店経営はやっぱり難しいな・・・・

寿司和食 海外

米増 10月【大阪市 福島】

ここ4年くらい毎月定期訪問する表記の和食店を友人と訪問。2023年もミシュランの星を取得したけどそれに価値がないと思っておられるのか、そのことは微塵も語らない。カウンター8席のみで関西の和食で最も予約の取れない店の一つ。次回の予約は来年の夏以降と言われている。ここ最近は14時と17時半スタートの2回転となっている。

法善寺の本湖月等で修行されたご主人の茶味溢れる献立とケレンのない仕事にいつも敬服する。この日の料理は食材の都合で28000円(税・サ別)となっている。(普段は18000円〜)

料理写真は撮ってもいいけど外部に出さないというルール。

装飾を配したカウンターの中では刺身のみが調理される。これは本湖月と同じ。床には自作の抽象絵画とススキが飾られる。

この日の献立のメインは松茸で巨大な上質の丹波産が入荷したとのこと(普段は信州産を使用)

カウンターの中で炭火を使って満遍なく丁寧に焼き上げる。切り口に塩を刷り込みながら味を入れる。かなり大きいのでどうしても時間がかかる。。

この日の炊き合わせに使用する信州産のキノコのプレゼンテーション。

この日はシャンパンと麦焼酎と日本酒2種類をいただきました。

忘備録として献立のみ記載。

・座付はなめこの入った温かい銀杏のすり流し
・凌ぎは鯖寿司(食べやすく半分にカット。一つは辛子、一つは木の芽が添えられる)
・煮物椀は篠山産の鴨肉の丸とネギ
・刺身は徳島産の白甘鯛の昆布締め おぼろ昆布と山葵、炒り酒
・淡路産の大振りの鱧の皮目にアラレをつけて炭焼きにしたものを梅肉にて。
・松茸の炭火焼はスダチを絞っていただく
・高知産の伊勢海老の白味噌仕立ての煮物 小芋と海老味噌、木の芽を添えて
・秋田産、色々キノコの炊き合わせ
・釜炊きご飯 焼き松茸と新物のいくら添え
・柿と洋梨のソルベ さるなし(キウイのような酸っぱい果物)添え
・栗名月なので能勢産和栗を使った金団と薄茶

今回もかなり美味しくいただきました。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

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