和食

むろ多

北新地の和食店。 友人の室田君がオーナーシェフ。辻調理師学校でも講師を勤める料理の技と切れはすばらしい。 材料も本当に美味しいものばかり。 店員さんも自分の家に帰ってきたのと錯覚させるようなホスピタリティー溢れるサービス。 女将さんも美しく親切。これはもう行くっきゃない・・結構満席が多いので予約するべし。 私が行った当日はあまりお腹がすいていなかったので美味しいもの3品。 目にも美しい前菜盛り合わせと写真のお造り盛は天然トラフグのてっさと白子、生のホタテに 関鯖の盛り合わせ。これに純米酒を合わせると至福のしあわせ。 続いては海老芋と粟麩の和蘭煮の柚子味噌掛けはこの季節の定番だが 海老芋の丁寧な仕事と出し汁のうまさは別格・・・ 最後は丸まると肥えた笹カレイの幽庵焼き。丁寧な仕事を繰り返し一夜干しにしたカレイは ひれを焦がさないように丁寧に焼かれこれ以上はないと思われる焼魚となる・・・ これも酒が進む進む・・・ あまり旨い料理も酒を飲みすぎて困るといいながらもどんどんいってしまう。 一人ずつ炊いてくれる釜炊きのまいたけご飯などもあり 何度行っても飽きさせない工夫はさすが・・・ 大阪市北区曽根崎新地1丁目5番8号 ピアース8ビル1F 06-6341-5262 http://www.murota.co.jp/shinchi/index.htm murota.JPG


カテゴリー 梅田/JR大阪, 和食 |

冨士廼屋

訳あって愛媛県の宇和島の手前にある卯之町という宿場町で食事をすることとなった。 その町に数件しかない旅館の冨士廼屋はお遍路さんが泊まる宿らしい 建物はかなり歴史を感じさせる。 入り口には水槽があり伊勢海老、鯵、平目が泳いでいた。 1泊2食で6000円からなのだが最高級の料理という事で食事つき10500円税サ込みにする。 この金額なのであまり期待はしていなかったのだが。・・ 一応会席のコースになっており 先付けが魚の白子のポン酢ゼリー掛け いきなりうますぎる・・・ zennsai.jpg 続いて前菜盛り合わせ マヨネーズのソースであえているのがこの辺で捕れる兜海老といわれるもの まずいわけがない。。 平目のおから寿司、パンで挟んだ海老のすり身、穴子の柔らか煮 料亭のよう・・素材のうまさは申し分なし zennsai2.jpg 続いてメインイベントのつくりはこの付近でたくさん採れる伊勢海老と脂の乗り切った平目は氷の中に 鋳込まれて5切れ、平目の縁側も大振りに切られて3切れと鯵とヤガラと甲烏賊の盛り合わせ。 これはやりすぎちゃうんというくらいのサービスにびっくり。 tukuri.jpg 続いて郷土料理のフカの湯引き。 この魚は少しでも古いとアンモニアのにおいがして食べれないが新鮮そのもの。 なんともいえない滋味深い味にお酒が進むこと・・・ 少し辛めの酢味噌でいただく。 これは絶品・・・・・・・ fuka.jpg 次に地元でしか捕れないメブトという魚の荒炊き。 この魚を食べるのははじめて。大きな魚なんだけど滋味深く目の周りはゼラチンが一杯で ちゅるちゅるシコシコとした味わい。 mebuto.jpg このほかにも鴨肉のほう葉味噌焼き、地元で採れる松茸の土瓶蒸し、アサリの吸い物に 仕上げはこれも郷土料理で素麺の上にしんみりと炊いた鯛が乗った鯛そうめん。 ぶっ掛けるだしは鯛の骨からとったものでこれもかなりうまい・・・ 都会でこの料理だと20000円位の価値。 愛媛県卯之町おそるべし・・・周りには観光名所や古い民具の展示場があり ぶらりと旅をするのには最高です。 ドライブにもいいかもね。 冨士廼屋 西予市宇和郡卯之町3丁目318 0894-62-0050

冨士廼家旅館郷土料理 / 卯之町駅


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一冨士

札幌で一番うまいといわれる和食店。 北海道に行った時は必ずここ。 すすきのの飲食ビルの地下にある 店を入ると大きなカウンター席と個室が10くらいあるらしい。 まずはお約束の蟹。 毛がにを山ほどいただいてたらば蟹の爪も一緒に所望する。 毛蟹も陳列ケースに入っているのは人の顔くらいのサイズの甲羅が鎮座。 たらば蟹も4キロ級のものが入ってさすが札幌最高級店と納得。 sasimi.JPG つづいて刺身をもらうと近海物のマグロのトロと蝦夷あわび(これが味が濃くて最高) ほっき貝にほたて貝と巨大つぶ貝と海水雲丹の盛り合わせ。 これ以上上質の造りはないって感じかな・・・ あとは鰤のあらだきをいただいて終了。 一人12000円くらい。大満足でした。 kani.JPG


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