岸里にある天然鳥獣山菜魚料理の山女庵 この店で「ほんまにうまいもんをうまい酒と飲む会」を実施する。自称料理人のフランス人レンタル会社社長、美人フードコーディネーター、福山雅治にそっくりの食材卸会社社長、フレンチのシェフらが集ってとびっきりのジビエをいただく。。 前菜は山葵の葉と青森産のうるい(特別な名前があるようだが忘れた)の酢みそ。。このうるい小さいけどパンチがあってまさに春の兆しを感じさせる味。。 あんまり書けないけど名物のシカの刺身。。三重の青山高原で獲れたもので新鮮そのもの。ごま油と葱でいただく。。 ロースとレバーと膵臓の三種類。膵臓はつるんとしてさっぱり。。風味が深い。。臭み全くなし。。レバーは牛よりもあっさり。しかししっかりとコクがありたぶん牛のレバーより美味しいと思う。。 ロースは赤身肉でさっぱりした感じ。。血の匂いや味は全くなし。。処理の仕方がいい事一目瞭然。。 この店は床に転がっている酒(銘酒ばかり)をいくらいただいてもいい事になっているのだが今日はうまい酒を飲む会ということで各自が好きなお酒を持ち込むこととなった。 私は天野酒の大吟醸の生酒で「舩場の隠し酒」を持ち込んだ。濾過していないこの酒はうまくちの極致といえるくらいの素晴らしい出来。。軽い発泡感とまろやかでふくよかな飲み口は鹿の刺身と相性バッチリ。。この酒は蔵元だけで販売している貴重なもので今回の会のために手配させていただいた。。 難を言えば酒そのものが美味しすぎてあてが不要なことと発泡感や軽い酸味が残っているためについ飲み過ぎてしまう。。大げさにいえば料理がいらない酒ともいえる。。 その次は名物の鹿のあばらのボイルでこれもやわ軟らかくまた滋味深く塩をつけたり一味唐辛子をかけたり。日本酒でいただいたり濃い~いシャルドネでいただいたりとさまざまなマリアージュを楽しんだ。。 あっさりしていて噛めば噛むほど余韻が残る。。 次に囲炉裏の上で焼かれる野菜いろいろ。今日は下仁田ネギと玉ねぎ(どこ産か忘れたけど新物でした)とジャンボシイタケ。。 真っ黒焦げに焼かれた下仁田ネギの皮をむくとやわ軟の蒸し焼き状態。。これも塩でいただく。。 椎茸も味が深い。。。この時点で日本酒が効いてきて結構いい感じとなる。。 鹿のステーキは柔らかくてカロリーも低そう。。この時点でフレンチシェフ持参の赤ワイン登場でまたまたマリアージュを楽しむ。。 雌のいいものと店主が言っていたしし鍋は味噌仕立て。。。うまいんだけど飲み過ぎちゃって味覚かなり弱っていること確認。。せやけどこれもほんまにうまい。。角切りにされた猪は噛めば噛むほど味が出て煮れば煮るほど柔らかくうまくなる。。もちろん出汁も最高。。。 これで飲み物込みで9000円なり。。もちろん大満足でした。。 次回は4月にフレンチで予定。。興味のある方はメールでお問い合わせくださいinfo@nori-net.jp
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プロフィール
店主 鷺岡 和徳
外食歴40年。家に帰らず食べ歩く店主が綴ります。食べ次第更新中! 大阪・関西を中心に全国、時には海外の現地グルメも投稿。