中華そば 埜邑 (ノムラ)

友人から勧められた弁天町にある表記の人気店を訪問。弁天町駅を北西に徒歩3分ビルの一角に位置する。店の前にコインパーキングあり。

店内は白をベースにした木調の清潔な雰囲気。最初に券売機で食券を購入する。横でスタッフさんがお勧めや内容の説明をしてくれる。店内BGMは三味線でこれもとてもクールな感じ。この日は友人お勧めの「坦々麺ダイブ飯セット980円」の中辛を所望する。

しばらくして着丼。坦々麺だけど汁なしは初めて。ビジュアルが特徴的でとても美しい。最初に渡された「食べ方指南」に従っていただく。
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①着丼したら「20秒」以内に写真を撮りましょう。
②レンゲとお箸でよく混ぜ混ぜ(最低5回は混ぜましょう)
③約32種類のスパイスと深みを味わいながら集中してすすりましょう。
④思ったより辛いと思ったら温玉(+100円)を投入しましょう。
⑤卓上の味変アイテム(煮干し酢/オレンジ酢/ 昆布酢)を入れてみよう。
⑥麺がなくなってタレが余ったら一口ご飯の「ダイブ飯」を投入。レンゲで混ぜて最後の一口まで味わおう。

坦々麺の具材はチャーシュの角切り、玉ねぎ、炒ったカシューナッツ、フライドオニオン、水菜、柴漬け。その下にモチモチのやや縮れ太麺が隠れている。鉢の底に麻辣味でスパイシーなタレが沈んでいるのでよく混ぜて味をなじませる。よくかき混ぜて一気にいただくとザクザク、ポリポリ、ツルツル、ゴリゴリな食感と色々な味の重なりがあり、とても楽しい。濃口醤油系のタレのバランスも良くて穏やかな味わいに中に辛さと痺れがあってとても心地よい。

指南書通りに途中で煮干し酢を投入すると魚介感が増す気がする。昆布酢は和風な感じに味が変化、オレンジ酢はさっぱりと締まった味わいになる。最後に60グラムのダイブ飯を投入。梅干しもついているのでさっぱりといただくことができる。ありがちなジャンク感を予想していたけどかなり洗練されていてよく研究された一品である。最近のラーメン業界の進化にはびっくりさせられることが多い。食後の膨満感もなくとても美味しくいただきました。。

大阪市港区波除3-9-2
06-6568-9278
平日 11:30~15:00 17:00~22:00
金土 11:30~15:00 17:00~26:00
無休

中華そば 埜邑ラーメン / 弁天町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

ラーメン麺料理 兵庫県

アングル

平日の夜に一人で尼崎にある表記の店を訪問。夜にカレーライスを食べることはあまりないんだけど美味しい昔ながらの欧風カレーを求めて遅がけに車で伺う。阪急塚口駅前の昭和にできた商業施設の1階に位置する。1978年の創業なので40年以上続く老舗専門店。

居酒屋や小さな寿司屋、喫茶店などが並ぶ一角にあるお店は外観も内装も昭和な感じで見た目は純喫茶のような感じ。店内はコの字型のカウンター16席。ひとり客の割合が多い。BGMはクラッシックが流れワイングラスに入れられた水がヨーロピアンな感じ。

メニューはカレーとシチューのみ。一番人気はポークしめじカレーとのこと。この日はお店の看板メニューの「特選ビーフカレー1100円」を所望する。普通のビーフカレーもあるけど使用している肉の質が異なるとのこと。

こちらのお店の一ヶ月の牛肉使用料は1.5トンでカレーに使用するベースの出汁を取るためだけにその3分の1を使っているとのこと。

注文して2分ほどで着皿。アラジンの魔法のランプのようなカレーポットに入った焦げ茶色のルーをおもむろにご飯にかけていただく。特徴的な大きな牛肉はとても柔らかで口の中でほろほろと崩れる。カレー自身はスパイシーだけどヒリヒリする感じは全くない。赤ワインの酸味とコクも感じられ、しっかりと煮込まれた牛肉や野菜の旨味が濃厚でかなり食べ応えのある味わい。

口直しは福神漬けではなくゴマ油で調理したザーサイを使用。単品勝負で40年以上続く老舗の貫禄を感じる美味しいカレーでした。駅近くにコインパーキングあり。。

尼崎市南塚口町2-1-2 塚口さんさんタウン2番館
06-6426-6900
[月~土]11:00~23:00
[日・祝]11:00~22:00

アングルカレー / 塚口駅(阪急)塚口駅(JR)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

カレーライス 兵庫県

創作料理 廣

滅多に行くことのない「川西」にある表記の一軒家レストランを訪問。普段お世話になっている山岳会のメンバーの方のお店で山岳会の先輩と相伴する。梅田駅から阪急宝塚線に乗って川西能勢口駅で能勢電鉄の妙見線に乗り換えて平野駅で下車。そこから阪急バスで水明台1丁目で下車して徒歩5分というなんとも遠足気分が味わえる場所に位置する。店の周りは大きな邸宅ばかりでコンビニさえも見当たらない。

この日はオーナーマダム自ら真っ赤なミニクーパーで平野駅までお迎えいただいた。

車で10分くらい走って高台にある店に到着。スペイン風の洋館の自宅のリビングを客席として使用。1日1組のみの完全予約制でマダムは山や週に3回乗馬に行かれるのでお店に訪問できる日はどうしても限られる。

マダムがこだわりを持って作る料理は和食と洋食のコースが月替わり。5月は和食とのこと。

メニューは
ランチ12:00~15:00  2800円・3800円
ディナー18:00~21:00  3500円・4500円

今回は特別な計らいで4000円のコースを作っていただく

大きなリビングは外国の映画のシーンに出てきそうな感じで部屋の隅には冬場に実際に使用される薪ストーブが鎮座する。バルコニーからは綺麗な山並みが見えて日没のマジックアワーを楽しむことができる。

部屋のいたるところにイタリアを中心とする海外の皿やシャンデリア、自作のステンドグラスやランプシェードなどのコレクションが飾られる。最初にビールをいただいて食事がスタートする。料理と給仕はマダムが全て一人で行う

最初に猪名川の農家さんから届く採りたての無農薬野菜のサラダが供される。自家製の梅味噌をつけていただく。

刺身は生タコと脂の多いサーモンと鯛の3種盛り。

日本酒の酒器もこだわりがある。この銚子はお酒を注ぐと器の上の小鳥がピヨピヨと鳴くようになっている

茶碗蒸しに餡を張ったもの。

真鯛の塩焼きはふっくらと仕上がっていてとても美味しい。

大きな木の板に盛り込まれた酒肴色々。

白和えや卵の味噌漬け、人参とりんごの膾、蒟蒻と筍の田楽や白芋茎、蕨や鯛の白子の天ぷらなどお酒がすすむものばかり。これをマダム一人で作られているということにびっくり。

食事は炊き込みご飯と味噌汁。

デセールはパウンドケーキや自家製の栗大福など・・・
総じて家庭的な料理だけどそれがまた新鮮で強い心入れが感じられて大満足。
あっという間に夜になり周りは真っ暗になる。

帰りも駅まで送っていただきとても良い気分で帰阪する。

川西市水明台1−4−77
072-792-2695

創作料理 / 平野駅畦野駅一の鳥居駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

フレンチ和食 兵庫県