桜富士山 12月【大阪市 粉浜】

大阪のカレーで私が最も美味しいと思う標記の店を訪問。以前は細井川にあったんだけど現在はアートギャラリーを間借りして不定期営業。

民家を改装したお店のファザードは「食べログお断り」の張り紙。店内は白を基調としたシュッとした感じ。

この日のメニューは「桜富士山ミールス1300円」のみ。ミールスとは南インドのカレーの定食のこと。

この日のミールスは茄子のピクルス(アチャール) 牡蠣のカレー、豆と野菜のサンバルスープカレー トマトで作った酸っぱ辛いラッサムスープカレー、キャベツとココナッツのお浸し 豆の粉でつくった煎餅のパパド。

それぞれを少しずつ味わった後すべてをおもむろに皿の上にぶちまけてかき混ぜる。。これが本場の食べ方らしい。

ビジュアルはかなり悪いけど甘さと辛さと様々なスパイス感と酸味が渾然一体となって大脳を刺激する。この美味しさは目からうろこ状態で何とも説明が出来ない・・・私も含めてたくさんのファンがいて中毒状態になっている・・・この記事を書いているだけで又食べたくなる麻薬のようなカレーです・・・・すぐ近くにコインパーキングあり。。

過去の桜富士山はこちら

住之江区粉浜1−12−1
11:30〜15:00
売り切れ次第終了
現在は不定期開店(Twitterにてチェック)

大阪市 粉浜 カレーライス

たこ梅 北店【大阪市 梅田/JR大阪】

言わずと知れた弘化元(1844)年から続く、日本一古い関東煮屋(おでん屋)の梅田の支店を訪問。こちら以外に道頓堀にある木造建築の本店と梅田店のすぐ近くにある文店、ホワイティ−梅田にあるお店と現在4店舗を展開。大阪を代表する関東炊きの店として東京の方からも大好評。

16時から営業しているが開店と同時に満席となる超繁盛店。終電間際の閉店迄客が途切れる事がない。この店の名物の燗酒はひとつひとつ錫のタンポで、湯煎されて出される。コップもハンドメイドの錫製で中が空洞になっていて冷めにくくなっている。店に入って目に付く関東炊きの鍋には山盛りの具材が入る。

最初に創業からの名物料理の甘露煮2本600円を所望。柔らかく炊き込まれていて燗酒との相性も抜群。

続いて鯨の舌のさえずり900円を所望。癖や臭みは一切なくトロトロの舌触りと上品な鯨の旨味と風味があとから鼻に抜ける。

続いて名物料理のコロ900円は皮鯨。多分ゴンドウ鯨と推察する。鯨の皮脂肪を鯨油で揚げたもので今となってはかなりの高級品。

好物の竹輪300円は原材料の上質さが判る逸品。スジ肉800円は当然の事ながら鯨肉のスジ。これがこの日のクリーンヒットで丁寧に脂を抜いてこりこりとした食感を残して鯨の旨味が咥内で満ちあふれる素晴しいもの。

続いてビールと一緒に2度炊きしている大根200円と厚揚げ200円を所望。

焼売2本300円でフィニッシュ。店員さんも親切で友達の家に遊びにきたような接客をされる。スタッフ含めて店中の皆が笑顔のお店ってとてもいい。

新梅田食道街内

大阪市 梅田/JR大阪 関東炊

鯛之鯛 難波店【大阪市 難波】

今年の11月2日に難波にオープンした標記の魚料理の店を訪問。マスコミ取材殺到の三宮店・梅田店に続いて怒濤の出店ラッシュとの事。
千日前通りに面したビルの地下に位置する。シュッとしたかっこいいファザードを抜けて店に入るとNYのかっこいいレストランのような感じの内装。おしゃれ感満載のお店は若いカップルや女性客ですでに満席状態。この日はカウンタ−に案内いただく。

明石や淡路の魚の新鮮魚と熟成魚を楽しめるお店なんだけどその他の天ぷらや焼き魚などのメニューも豊富。

突出しはこっくり炊き込んだ鯛のアラ煮。

最初にこちらのお店でマストメニューの熟成魚と明石直送新鮮魚のお造り盛りあわせ580円(写真は2人前)を所望。

新鮮魚は明石の鯛、鰆、お造りは珍しいマナガツオ、上質な脂ののった鰤、赤足海老。熟成魚は6日目のグレ、8日目のマトウ鯛。日本酒と一緒に頂くと至福の味わい。

続いて自家製しめ鯖炙りは脂ノリノリで美味しすぎる。

国産のおいしい伊勢海老が入荷しているという事なのでもう一度お造りを作って頂く。大きな伊勢海老とコリコリの蝦夷鮑、天然ブリに、8日目の金目鯛とサンノジ(にさ鯛)の熟成魚の盛り合わせ。豪華盛り合わせに感激・・・これが驚くほどの廉価ということに2度感激・・・

伊勢海老の頭と身の一部は塩焼きで提供。甘々の味噌とプリプリの身は海老好き星人にとっての最強のご馳走なり。

続いては登場のタラの白子は湯がきたて。。しっかり肥えた甘々の白子は日本酒にドンピシャ。

銀ダラの西京焼は脂の乗り切ったホクホクの身と程よい味噌の風味がベストマッチ。ベストオブ最強の味噌漬けだと思う。

揚げ物は新鮮な生きた明石ダコの足をレアに素揚げしたもの。生っぽさも残っていて歯を入れるとたこの旨味がプシューと咥内を満たす。この料理もマストだと思う。

天ぷら三種盛りは活の赤足海老の天ぷらと兵庫県坂越の牡蠣、太刀魚の雲丹巻き。特に牡蠣のおいしさに悶絶する。。

ここで料理長が伝助穴子をおもむろに生け簀から出して捌き始める。放血神経締めをして見をしっかりと活からせたままの調理はかなりのテクニックが必要。写真の嶋西料理長君は現在結婚相手募集中との事。

片面をバーナーでさっと炙って骨切りをして提供される穴子の焼き霜作り。コリコリの食感と独特の甘味はこの店でしか食せない美味しさ。この店に来たら必ず注文してほしい逸品。

穴子の一部を塩焼きで提供いただく。こんな小さな親切がとても嬉しい。スタッフさんも皆活気があってイケメンと別嬪さんぞろい。

人気メニューの炙り和牛サーロインうにイクラのせ¥499/1個。魚だけではなく肉も美味しいのにビックリ。

いくらと海鮮のたまごかけごはん¥1199。刺身がゴロゴロ乗った丼の上にたっぷりイクラを掛けたもので常連の中では「通風丼」とも呼ばれているものも頂く。

この日頂いたお酒は「只々」「玉川」「龍力」「作」「酔鯨」「百十郎」「くどき上手」「ばくれん大吟」「天狗米純米 燗」×2・・・飲み過ぎました。。美味しい魚と日本酒は最高です・・・・

お腹いっぱいになったけどお酒が残ったので鯛の酒盗とチーズの味噌漬けでちびちびとお酒をしつこく頂く

*店長が「ぺろぺろ日記」を見て来店したと言ってくれるとファーストドリンク10円で提供しますとの事です・・・

大阪市中央区難波4-7-14難波フロントビルB1
06-6630-7714
17:00〜24:00 不定休

鯛之鯛 難波店居酒屋 / 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)JR難波駅

夜総合点★★★★ 4.3

大阪市 難波 居酒屋