Sakuragumi さくらぐみ

しおさい市場で牡蠣をたらふく食べた後に坂越周辺を散策。その後で赤穂温泉の潮騒の湯のインフィニティー露天風呂を楽しむ。2時間ほど風呂に入って沈む夕日を見てから温泉から徒歩1分の海辺に立地する兵庫県はもとより日本でナンバーワンと言われる表記のピッツアの店を訪問。

神戸や大阪からも車で2時間とアクセスは良くないけど連日超満席で予約がとれない有名店。ウェブサイトにも日本のナポリと書かれていて海を間近に臨む立地と本場さながらのピッツアが素晴らしいと評判。

この日は6800円のコース料理を所望する。

最初の料理はモッツァレラをオーブンで焼き上げたもの。その上にパルミジャーノと黒トリュフがかかる。チーズは100%水牛のミルクで作ったイタリアでも入手困難なモッツアレラブッファラを使用。ミルキー感が普通のモッツァレラと全く異なり、心地よい弾力のあとにとろっとした部分がアクセントとなってあとを引く。.

自家製サラミ、ロースハム、豚肩ロース生ハム、イノシシの二年熟成ハム、牛熟成モモ肉のハムの盛り合わせだけど撮影するのを忘れてしまう。

この日のワインはオススメのトスカーナの辛口キャンティークラシコ。酸味と甘みのバランスも良くて上質な渋み。端正な味わいで食中酒にぴったり。

ピカピカの天然車海老を使ったフルーツサラダは赤穂のミカンとウイキョウが添えられる。

牡蠣とあん肝のソテー イカ墨のムース仕立てソースは大粒の坂越産の牡蠣がとても美味しい。

ナポリな店の作りの奥にはドーム型の大きなピッツア窯が鎮座する。

この日のピッツアはブッフラを使ったマルゲリータと牡蠣と山葵、燻製チーズを使ったもの。生地は柔らかいんだけどかなりの弾力があって歯ごたえもしっかりある中心はふわふわで周りのコルニチョーネはカリッとしている。

ラガーネ、レンズ豆のパスタは普通に美味しい^_^

セコンドピアットは鹿肉のソテー・バロールのソース。
黒トリュフ・柚子ジャム・ピンクペッパー・ホースラディッシュ(山わさび)が添えられる。このあたりでもうお腹がはちきれそう。ボリューム満点なところもナポリ仕様。

ドルチェはパネットーネにりんごと洋梨のパイのすりおろしたリンゴのソース、トリュフチョコの3種盛り。

暖かくなったらピッツアだけをテイクアウトして海岸で座って食べるのがかっこいいと思う。播州赤穂の駅からタクシーで2500円くらい。かなり辺鄙な場所だけどわざわざの客ばかり・・・・ごちそうさまでした。。

兵庫県赤穂市御崎2-1
0791-42-3545

<p><a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2805/A280502/28001438/?tb_id=tabelog_70bac4912ce9b92cb9e96ee23b63c2c50ea3a68f”>SAKURAGUMI</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC021201/”>イタリアン</a> / <a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2805/A280502/R8106/rstLst/”>播州赤穂駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.0
</p>

 

イタリアン 兵庫県

しおさい市場

日曜日に兵庫県の西の端の播州赤穂の坂越漁港にある海の駅に併設された表記の市場で牡蠣を食しに行く。広島や日生、相生、的矢など牡蠣の名産地は関西圏にもたくさんあるけど個人的に大好きで一番美味しいと思っている牡蠣の生産地がこちら。

市場の横に牡蠣の加工場があって牡蠣取り船から荷揚げされた牡蠣を洗浄して貝殻を削ってそのまま地方発送したりむき身にしたりしている。

こちらは良質のプランクトンが多く含まれる養殖場なので1年で大きくなるブランド牡蠣として食通の間では有名。加熱しても縮まない1年牡蠣というのはとても希少。

施設の中にあるレストランは「くいどうらく」という名前で焼きガキの他にも酢牡蠣やカキフライなどいろいろなセットメニューがあるお店なんだけど私が目指すのはその横の掘っ建て小屋でやっている牡蠣食べ放題3000円のお店。昨年も訪問して美味しさのあまり50個食べた記憶がある。

自分でバケツに牡蠣を入れまくって目の前の網で焼くという趣向。アルコール以外はなんでも持ち込みOKなので今回は調味料や薬味を揃えまくっての訪問なり。

最初はビールと一緒にデフォルトでいただき、続いて国産レモンと塩でいただく。塩も岩塩とゲランドの塩で食べ比べ。タルタルソースや焦がし醤油と黒七味、ぽん酢とネギの組み合わせなど味が変わると全く食べ飽きない。

オリーブオイルと胡椒の組み合わせはスマッシュヒットなり。

途中で殻が「ポン!」と爆発したりするのもご愛嬌。さっと焼いて牡蠣のスープとともにレアで食べるもよし、しっかり焼き込んで貝柱の旨みを味わうもよし。。当然のことながらくせや臭みも全くなし。牡蠣が今まで苦手な人も絶対に好きになる透明感のある味わい。

低カロリーで栄養豊富でまさに海のミルク。

焼いて食べて、何度もバケツを持って牡蠣を取りに行って、また焼いて食べて飲む・・・途中で餅も食べて至福の時間なり。70分かけて今年も一人で50以上個食べる。多分自分新記録。2月が一番牡蠣が美味しくなるときなのでおすすめです。大阪駅から新快速で約1時間半の小旅行。団体でいけばさらに盛り上がります・・・・

兵庫県赤穂市坂越290-7
0791-46-8600
営業時間 10:00~14:30(受付終了14:00)
定休日 冬期は無休

<p><a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2805/A280502/28053629/?tb_id=tabelog_1a1d4f8d74f071098db3ae5b706d8c570b1c72a1″>海の駅しおさい市場</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/ZZ999999/”>その他</a> / <a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2805/A280502/R4333/rstLst/”>坂越駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/hyogo/A2805/A280503/R7311/rstLst/”>西相生駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 

 

 

その他料理 兵庫県

ビストロエピス 2月【大阪市 帝塚山】

チンチン電車の阪堺線の姫松駅東50mで南港通り沿いの地下にある私が最もヘビーユースするフレンチを貸切で訪問。名前はビストロだけど料理は完全なクラシカルフレンチ。ビネガーと塩をしっかり使った腰の座った深い味のソースが特徴。スチコンを使用せずフライパン一つで完璧な火入れをするシェフの技術にいつも脱帽する。

総合的な料理の美味しさは大阪でベスト3に入ると個人的には確信する。オーナーシェフの奥野シェフ氏はサウスタワーホテルで伝説のフレンチ料理人に師事。フランスでの武者修行もあってオーセンティックな献立は定評あり。

小さな12席だけのお店だけどこの日はフランス人のセコンドと台湾人の見習い、パティシエのマダムの4人で切盛りされる。

夜のコースは4000円と6000円、8000円なんだけどこの日は5000円でオリジナルメニューを仕立てていただく。

ビールで乾杯をして料理の扉は前菜盛り合わせから。奥から豚肉のリエット、ミディアムレアに火入れされた軽くスモークしたノルウエイサーモン。ローストビーフ、フォワグラのテリーヌにりんごの赤ワイン煮を添えたもの。締め鯖の上には酸味のある野菜のソースとその下には焼き茄子が忍ばされている。大胆かつ細やかな仕事で何をいただいても口に会う。

ストーブごと提供された次の料理は一見ブイヤベースのように見えるけど魚介と野菜がしっかり入った鍋仕立ての新作の魚料理。

辛味のあるスープが特徴で魚介と野菜の甘み、キノコの旨味がうまく抽出された後を引きまくる深い味わい。最近の奥のシェフのスペシャリティとのこと。

鍋のスープを使ってリゾットが提供される。海や山や自然の恵みが凝縮されたエキスとなってコメをコーティングしパルメサンチーズのコクと相まってさらに深い味わいとなる。

メインディッシュは鴨肉のロースト。フォワグラが添えられていてカシスの入った得意のソースと一緒にいただくと至福の味わい。ワインはソムリエの資格も持つ奥のシェフお勧めのスペインのテンプラニーニョを合わせる。

デセールはキンカンのタルトとバニラのソルベ、キャラメルのムース・・・美味しくないわけがない・・・全ての料理が派手ではないし繊細な盛り付けでもないんだけどどこよりも美味しいことは間違いない。お店が小さいので予約は必須。貸し切りも対応いただけます。。

過去のビストロエピスはこちら

大阪市住吉区帝塚山東1-3-36
06-6675-0211
定休日:火曜日の夜と水曜日

大阪市 帝塚山 フレンチ