私が現在大阪で一番美味しいと思っているスパイスカレーのお店。以前は住吉区の細井川というところの住宅を改装して営業されていてそのあとはあちこちで間借り営業を続けられ営業時間や営業日も不定期だった。しかしながら今春に阿倍野筋の播磨町交差点北側30mの以前は巻き寿司専門店だった「こたろう」の跡地に静かにオープン。
カウンター4席のみの狭小なお店だけどミールス(カレー定食)はもちろん夜はタンドールを使った焼き物も提供。。アルコールも充実でビール、シャンペン、ハイボールはもちろんのことオリジナルの傑出したいろいろなチュウハイが揃う。
店主の玉井恵さんは東京の「デリー」「ダバインディア」「カマルプール」といった老舗インド料理店で修行。インドにも武者修行に行かれた経験もある。今回はディナータイムに一人で訪問。
茄子のアチャールはスパイス感満載の酸味のあるインド版のお浸しのような感じ。これだけでビールが2杯は飲めそうな感じ。
砂ずりを低温の油で火入れしたもの。クセもなくとても柔らかい。。パクチーがいい仕事をする。。
海老と蛸のスパイス和え。。。辛味と味が深すぎてどう表現していいのかわからないチリソースのような感じなんだけど複雑な絡みがなんとも言えない。。
小麦粉を丸めて中にチーズと生のイチジクとゴルゴンゾーラチーズを入れて伸ばして焼き込んだチーズクルチャは驚くほどの美味しさ。日本の「おやき」の大きい版のような感じなんだけど中身はチーズ、高菜などいろいろなレパートリーがある。
オリジナルドリンクもいろいろ今回は看板メニューの「桜富士山」と「ホーチミン」「デリー」をいただいた。内容はお店に行ってからのお楽しみ。。
オリジナルカクテルはほとんどがキンミヤの焼酎がベースとなる・・・
最後に新鮮なムール貝のカレーをいただいてフィニッシュ。。深遠で複雑怪奇な味わいはこの店ならでは貝の旨みもしっかりと感じられて大満足。。営業時間などは桜富士山のツイッターかインスタグラムで調べてちょ。
過去の桜富士山はこちら
大阪市阿倍野区万代1-6-3