「INTELLIGENTSIA COFFEE」はバックスも注目するプレミアムコーヒーの店。アメリカ国内、国外のコーヒー豆農場と直接契約を結んでオーガニックのコーヒーを提供。この日もエチオピアのコーヒーをいただく。追加料金なしでラテアートもしてくれるらしい。
白を基調としたどっからどこまでがキッチンか客席かわかんない変わったおしゃれな内装フリーのWiFiインターネットも繋がっていてみんなMacを広げている。ペットフレンドリーなのでペットと同伴もOK。
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「LAWRY’S CARVERY」は大阪にもある「ローリーズプライムリブ」のファストカジュアル業態。プライムリブのサンドウィッチが主力商品。
Crown Roast Beefのローストビーフはとても柔らかい。ローストビーフの肉を焼いたときの肉汁とワインを煮詰めたソースにじゃぶじゃぶつけて食べるのがこちらの主流らしい。
世界一のプライムリブステーキと言われるプライムリブプラッター を厚切りでいただく。口に入れた瞬間に肉汁が口の中にあふれだしてかなり美味しいと思った。日本でいただくより絶対美味しいと確信。
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「LYFE KITCHEN」はマクドナルド創業者が作った店。LYFEとは “Love Your Food Everyday”(日々のあなたの食事を愛そう)の略らしい。コンセプトは「ロハス」(LOHASとは英語の「lifestyles of health and sustainability」【健康 と持続可能性の、またこれを重視する生活様式】の略)
全メニューを600kcalに抑え、塩分は1000mgまで。材料には、バター、生クリーム、上白糖、小麦粉、高フルクトースコーンシロップ、遺伝子組み換えのもの、トランス脂肪酸、添加物を一切使用しない。ハンバーガーに使われるのは放し飼いされた鶏、牛は人間が手をかけて牧草飼育したもの。有機野菜やローカル野菜などの地産地消にこだわっているらしい。(※Gow!Magazine参照)
体に良い食事を提供しようと考えられたファストカジュアルレストランでまさにマクドナルドとは正反対の事業モデルなのがとても面白い。注文はレジで先にして席に座って待つ仕組み。当然の事ながら提供時間はマクドナルドよりもかなり長い。
ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーメニューを取り揃えているのは日本では見た事がない。こちらのお店だけではないがキヌアや見た事のない雑穀のような穀物もこの地では主流となっている。野菜はケールが健康のシンボル。
味付けはアジアン系多くあっさりしてかつヘルシーな感じがするのと実際にカロリーも少なくすむのであろう。こちらのお店が数年先に何店舗になっているか注目したいと思っている。
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「PUBLIC SCHOOL 310」はガストロパブ。ガストロパブはガストロノミーとパブの融合。美味しい料理を出すパブという感じか。イギリスが本場であるがアメリカでは業態が少し違っていてファインダイニングクラスの料理がパブで食べられると言った感じ。日本ではhabuの業態に近いかもしれないけどもっと洗練されていておしゃれ。未成年は入れない(入店するときにIDチェックがあります)客も高感度な方ばかりが集まる。
学校をテーマにしていて壁には顕微鏡が飾られていたりメニューが学校のノートを模していたりしてかなり面白い。
海老の煮込みはプリプリで幾層にも重なりあうソースはまさにファインダイニングのフレンチの逸品のような感じで驚いた。。
ワンランク上のタコスもメキシコ料理の域を超えたフレンチのシェフがタコスを作るとこうなったと言うもの。実にセンスも味もいい。
その他フィッシュ&チップスもいただいたが脂っ気が少なくて身もふわふわであっさりしたフレンチテイストな感じでかなり美味しかった。
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去年も訪問した「SHOP HOUSE south east asian kitchen」はチポトレの新ブランド。
坪数40、席数87。カウンターにて注文。。こちらの店もチポトレ同様に地元で自然飼育された豚肉や鶏肉、オーガニック食材などを使い、調理はすべて店内で行う。ショーケースにはアジアの総菜がずらりと並び、客はカフェテリア方式で注文。まず冷たい麺か白飯、雑穀ご飯、レタスの中からひとつを選び、その上に載せる鶏・豚・牛・豆腐・鶏団子、3種類の野菜と3種類のソース、パクチーなどのトッピングを選んでオリジナルの「アジアン・ボウル」を作る仕組み。価格は大体8ドルくらい。
とても味が豊かでそれぞれの食材のバランスも良くてスルスルとお腹に入っていく。味わいもインパクトがありながら飽きがこない感じがする。この店もチポトレ同様全米にはく題するか注目したい。
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「TLT FOOD」はFood Truckのコンテストでも優勝したことがある有名なフードトラックがレストランになってオープンした店。UCLAのキャンパスのすぐ近く。
店内は大きいテーブルが並んでて知らない客と相席する事でコミュニティーを作るのが流行らしい。店のテーマカラーはライムグリーンでライムをふんだんに使った料理が特徴らしい。
この店の名物のWorld famous Carnitas Friesを所望する。価格は9ドル。かなりのボリュームでフレンチフライの上に12時間煮込んでほぐしたポーク、チーズ、アボカド、キャベツ、サワークリーム。フードトラックのメニューにふさわしいものとなっていてジャンクでとてもユニーク。
その他のメニューはアメリカ風にアレンジされたタコスやサンドイッチなど。。小さな光る部分があちこちに見えて個人的には大好きなお店。
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「TENDER GREENS」はサンタモニカにある「健康的」レストラン。売り上げは3億5000万円でコンセプトは1930年代のビーチサイドのコテージ。
この店も健康をウリにしているビーガンフードの店。店に入るとカウンターでお食事をオーダー。名前を言ってからカウンターをすすむ。オープンキッチンなので肉を焼いたりサラダを作ったりするところが見えて面白い。
メニューはサラダとスープとワンプレートに乗った定食のようなもの。太平洋で捕られたマグロやカジキなどの魚、放し飼いで育った鶏肉、数種類の穀物を食べて育ち、ホルモン・抗生物質を与えられていない数種類の牛肉などのメインにサラダ、ガーリックトースト、マッシュポテトまたは焼き野菜が付く。店内で手作りされたデザートなどのオプションもある。
会計をしたらトレーに乗った料理を自分で持って席へついて食すという仕組み。
ハーブを効かせた大きな切り身のマグロ(Albacore)を表面だけ焼いたサンドイッチも大人気であちこちの人が食べていた。
レタスは毎朝OXNARD 農園から取ったものを使用しているらしい(それがどこかはわかんないが)ドレッシングもお店で作っているらしい。
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今回訪問した店の一部だけご紹介させていただいたが昔のアメリカの食事のイメージとは断然かけ離れたものばかり。今のアメリカの食の潮流は自然、安全、安心、地球環境に優しい、健康、手作り、冷凍食品や工場の否定。このコンセプトが必ず数年後に日本に来るという事を確信しながら備忘録を兼ねて簡単であるが旅の報告といたします。