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コスメキッチン アダプテーション【大阪市 梅田/JR大阪】

阪神百貨店の3階の婦人服売り場の一角にある表記のレストランを訪問。

コンセプトは「おいしく食べて心も体も美しくなる」ということらしい。アダプテーションは(状況に合わせて)適応、順応、変化をすることで出来るだけ自然に近い食材を選び、身体に良いものをシンプルにバランスよく取り入れることを考えたレシピによる有機栽培と特別栽培の野菜やフルーツのビュッフェが有名。

しかしながらこの日はコロナのためにビュッフェが中止でサラダの皿盛りに変更とのこと。

出てきた彩り満載のサラダはかなりたくさんの種類の野菜が入る。ゆで卵も入ってタンパク質も摂取できてよかった。どの野菜も味の輪郭がしっかりしているように感じる。生姜のスープも体が温まる。。周りは女性客ばかりだったけど1週間分くらいの野菜を食べた気がしました。。野菜のお代わりOKで代金は税込1700円くらい。

少し高いかな・・・

Cosme Kitchen Adaptation 阪神梅田本店カフェ / 東梅田駅大阪梅田駅(阪神)梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 梅田/JR大阪 レストラン

アメリカ西海岸外食店視察記⑥

ラーチモントという場所にあるアイスクリーム専門店の「ソルトアンドストロー」。全米で住みたい町ナンバーワンのポートランドが創業店。
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西海岸のサンフランシスコよりもずっと北の方にあるポートランドは富士山のような山があって環境に優しくてロハスな街なを昔にテレビで見たことがある。その場所で2011年にランチカートでスタート。

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この店の商品の特徴は海塩やオリーブオイル、バルコサミコ酢、バーボンなどを加えたアイスクリーム。
いただいたのは看板商品の「シーソルト&キャラメル・リボン」。塩の味がする甘いアイスクリームでかなり不思議な味。キャラメルアイスも塩味。サスティナブルでオーガニックでローカルな大ヒット商品。

LAではすでにベニスとスタジオシティーとアボットキニーに出店と聞く。

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1993年の創業のメキシカンのファストカジュアルレストラン。こちらも渡米するたびにベンチマーク。現在店舗数は1800店舗、売上高3200億円。1店舗あたりの売り上げは2億4500万円。冷凍食品は一切使わず地元で調達した厳選した食材をスクラッチ(手づくり)で提供。豚肉は自然な飼料で放し飼いにした豚を使用。鶏や牛肉、野菜もオーガニックなものを使用する。

店舗数が多いために中央集権形のセントラルキッチンは使用しない。そのために昨年O-157を原因とする食中毒事故を発生しブランドイメージとともに売り上げも減少したと聞き及ぶ。店内はコンクリート、メタル、木の3素材で構成される硬質でミニマルなイメージ。照明はLEDハロゲンライト。

今は日本のコンビニでも見るがサンフランシスコ風の巨大なブリトーとチキンタコスが主力商品。商品提供の方法はチポトレ方式 といわれ従業員がトッピングの内容を確認しながら客がカスタマイズ。内容はライス:2種類、豆:2種類、チリソース:辛口中辛の選択、豆腐、ワカモレ、トマト、ホワイトコーン、レタス、チーズ、肉:ポーク、チキン(いずれも 抗生物質フリーでオーガニック)

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名物のブリトーは巨大なトルティーヤに味付けされたライス、チーズ、サワークリーム、インゲン豆、チキン・ビーフ・ポークなどのタンパク源、サルサソースなど好きなものを包み込んでアルミで巻かれて提供される。いわゆるラップサンドウイッチのような感じ。1つの重量が1ポンド(450g)で長さ16㎝、太さ約7㎝のボリューム。

客のリクエストで出来たブリトーに包まずボウルに具材の中身だけを盛り込んだブリトーボウルも大人気。

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「SHOP HOUSE south east asian kitchen」はチポトレの新ブランド。

メニューはアジア地域の味覚を丼で表現。新鮮でサステイナブルな方法で造られた、自然肥育された食肉、オーガニックな野菜とハーブ、スパイシーなソース、付け合わせなどで構成。の素材を使う。こちらの店もチポトレ同様に調理はすべて店内で行う。ショーケースにはアジアの総菜がずらりと並び、客はカフェテリア方式で注文。まず冷たい麺か白飯、雑穀ご飯、レタスの中からひとつを選び、その上に載せる鶏・豚・牛・豆腐・鶏団子、3種類の野菜と3種類のソース、パクチーなどのトッピングを選んでオリジナルの「アジアン・ボウル」を作る仕組み。価格は大体8ドルくらい。

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私はジャスミンライスとその上に一口サイズのグリルドチキン、パパイヤのコールスロー、グリーンカレーをかけてもらう。何を組み合わせても美味しくなるように何度も実験を重ねており食材のバランスや味わいの深さも申し分がなくヘルシーでどれもが記憶に残る味わいでしかも飽きがこない内容となっている。 (続く・・・)

その他料理 海外

LA視察2016  6月②

今回のLA視察で最も行きたかったお店の「Eatse」。2015年にサンフランシスコでオープンしたハイテク無人ボウル専門店。今回は年末にロサンゼルスの最新ショッピングモールにできた2号店を訪問する。

超モダンなお店はモニターとオーダー用の機械5台(iPad)が並んでいて小型のアップルストアのような感じ。店内には椅子やテーブは全くない。がらんどうな感じ。店員はコンシェルジュと呼ばれるアシスタントの方が1名だけ。提供されるメニューはスーパーフードのキヌア(南米産の疑似穀物)を中心としたボウル(丼)にワカモレをはじめとする新鮮な野菜や豆類を組み合わせた健康的なもの。キヌアは12時間浸水させてえぐみを抜く。チキン、ビーフ、ポーク、フィッシュは使用しない。メニューにカロリーやタンパク質重量表示がされる。定番ボウルメニュー8種(温製・冷製)はすべて6ドル98セント。自分流のカスタマイズも可能。料理はすべて店内で手作りされている。料理は名店の料理長が監修。

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注文は最初にiPad にクレジットカードやデビットカードをスワイプする。客は各々のブースに立ち、タッチスクリーンに映し出されたメニューから、好きなものを選んで注文する。再訪時にユーザーごとの購入履歴や好み、カスタマイズの内容などを全て記憶し、次の来店時にはそれらを反映した提案などもおこなってくれるとのこと。いわゆるアマゾンのコンテキストアウェアネスである。レシートは環境に配慮のためメールアドレスに送られる。

待っている間に客の名前とデザインされた画像が透過型液晶画面に映し出される。まさにお店全体がアーティスティックなロボットのよう。
商品が出来るとスクリーンに名前が映し出されて、指定されたロッカーのようなところを軽くタッチして自分で取り出す仕組み。

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注文して会計が終わると2分足らずでボウルが提供される。裏方では必死のパッチの人海戦術で作っているらしい。しかしその様子が全く見えないのがとてもクール。出てきたボウルには名前が印刷されたラベルが貼られており客はカスタムメイド感を感じることが出来る。

新鮮な素材とバランスを考えた調理とソースの味付けは味の濃淡があり混ぜれば混ぜるほど美味しくいただける。看板メニューのブリトーボウルはワカモレやタコスの皮が入ったメキシカンなテイスト。ベントーボウルは照り焼き味で枝豆や大根などが入るアジアンテイスト。No worry curryはレッドカレー、焼いたジャガイモなどが入ったエスニックテイスト。それぞれに商品力と高い価値を感じることができる。

ドリンクは糖分ひかえめのシトラスやジンジャー、マンゴーグァバなどのソーダドリンクがりこれも店内で作られている。
全メニューを通してヘルシー感あふれるものになっているのに敬服。ワクワクする空間でおいしくて健康的で便利で洗練された食事に感動する。革新性と公共性を兼ね備えた新しい食事提供システムである。

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そのあとは同じショッピンモールにある「EMC」というかなりカッコいいシーフードの店でシャンパーニュとオイスターバーを楽しむ。米国で獲れる様々な産地の生ガキを食す。フロリダの蛤とロングアイランドとカナダの牡蠣の食べ比べをする。あまりにも味が濃くて美味しいのでカリフォルニア産のkumamotoも追加する。

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オーガニック系アンチエイジング・レストランの「トゥルーフードキッチン(True Food Kitchen)」も私どもの会社のベンチマーク店。「ヘルシー」「低カロリー」だけでなく「美味しい」という食本来の楽しみも健康とともに追求するスタイル。この日は胡瓜のモヒートとともにサラダをいただく。

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様々なオーガニックな生野菜と一緒にモヒートを楽しむ。
この辺りは中間世帯所得が10万ドル(約1,100万円)を超すマンハッタンビーチという立地なので富裕層相手となるレストランやショップが多い。
使用される食材は枝豆、シラタキ、椎茸、豆腐が多く使用される。看板料理の「レタスラップ」はシイタケ、豆腐、カシューナッツを味噌味で炒めたものとニンジンの千切りをレタスと一緒にいただく中華料理でよくありそうなものをひとひねりしたもの。

「大豆発酵食品テンペ入りハンバーガー」は肉の代用品としてよく使用される、大豆を発酵させて作るテンペが入る。

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Mendocino Farmsはグルメサンドイッチのお店。日本には全くない業態でメニューだけでなくオープンエアーの店舗もカッコいい。メニューは温かいサンドイッチと冷たいものに分かれていて季節限定のものなどもあり選ぶのに苦労する。すべてのサンドイッチの素材はオーガニックでかつ厳選されていてシンプルな素材同士の味が重なりあって深い味を醸し出す。サンドイッチの価格はほぼ10ドルくらい。かなりかっちょいいお店です。

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