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リストランテアルトゥーラ

以前ランチでピザとパスタをいただき秀逸であったために神戸の店舗視察の後で友人と日帰りで食事をする。関西で有名なイタリアンシェフ山根大助氏の下「ポンテベッキオ」でセコンドとして修行をしていたシェフなので一定のクオリティーは保証されていると推察される。。。 コースは、一番廉価な「ソーレ」(6,825円)でしたが、素材も旬の物を使い、スタッフの応対・説明、お料理のお味も、満足度の高いものであった。 amaebisamatorifu.JPG 前菜は甘エビをポシェしたものを動物性のゼラチン状のもので巻いたものに薄い豆のソース。。。上にはサマートリフ。。。。これだけで期待感倍増。。。 saramimein.JPG サラミとロースハムの盛り合わせ。。。子供のころから塩気のきついサラミソーセージが大好きでよくおやつにしていた。。。(変な子供でした)グリッシーニに生ハムを巻いたものも秀逸。。。。 pasutamein.JPG トマトソースのパスタは魚や魚介がいっぱいミンチのソースがじつにいい。。。昔イタリアのボローニアでいただいたのを思い出す。。上に乗っているおかひじきはオカヒジキには栄養素の塊。ビタミン・カロチンとかが思いっきり入っていると聞いたことがある。 zukinimein.JPG 花ズッキーニのオレキエッティー。。。。オレキエッティというのはイタリアの耳たぶの形をしたパスタでこれもブローニアに行ったときに厨房に入らせてもらって一緒に作った記憶がある。 もともちしてかなり美味しい 。                                                       かなり歴史あるパスタと聞いたことがある。                                                                                                 花も恥じらう花ズッキーニは詰め物をしたり天ぷらにしたりはたまに見るがくたくたに炊きこんでパスタのソースにする。。                                                                                                                  ブロッコリーでこの手法はたまにいただくことがある。。パスタのギザギザにアンチョビ風味のズッキーニソースが絡んでとても美味しい。とても楽しいパスタである。 meinarima.JPG メインは鶉肉にいろいろ詰め物をしたソーセージの様な料理。。。。春キャベツとマコモ茸のフリット添え。。マコモ茸は筍とアスパラの中間のような食感で面白い。。。ポルペットもいろんな味が複雑に混ざってソースの旨さも相まってとても滋味深い。。。 deseruarima.JPG デセールも手抜きなし。サービスもハイレベルで標準化されており何よりも見晴らしがすばらしい。。 会員制だが秘密の隠れ家としては最高である。。。 兵庫県神戸市北区有馬町341-1 東急ハーヴェストクラブ有馬六彩 5F

アルトゥーライタリアン / 有馬温泉駅

イタリアン 神戸市

朝日屋

東京にはたまに行くが用事の空き時間に一人で立ち寄った秋葉原。。。 電気屋街を歩いてぶらぶらする。。。平日なのでそんなに混雑はしていない。                                                                               AKBはどこにいるんですかと聞きたかったがさすがに控えて電気屋街の反対側の昭和通沿いのヨドバシカメラから200メートルほど御徒町の方に寄った場所にある蕎麦屋。。。 神田に近いのでいいそばやがあると推測しネットで調べていざ潜入。 店内は思ったよりも広く、4人席2卓と6人席5卓の全38席。かなり年季は入っている。 メニューは比較的豊富で蕎麦は全品、薬膳若葉そばをつかっているらしい。(壁にそう書いてあった) 薬膳若葉そばとは、そばの若葉を特別生成した粉末を使用したそばで、血圧を下げる・コレステロール値を下げる・ビタミンCの働きを助けて老化防止などの効果があるルチンが豊富に含まれているというものらしい。そして、良質なたんぱく質が豊富で低カロリー。と書いてある。説明ではこの店は日本そばに20倍のルチンを加えているのだそう。 bi-rutamago.JPG 早速お勧めの鴨せいろwpきぼんぬ この日は、「ゆで玉子」サービスの日だったようで、注文するとすぐに「ゆで玉子」が運ばれてきました。 ビールと茹で卵はよく合う。。。蕎麦味噌も出してくれた。。。店内では蕎麦の前に玉子焼とかで一杯やっている客が結構いる。文化の違いを感じる。。。 kamosoba.JPG  蕎麦も鴨も結構普通。。そばを食べ終えた頃に、湯桶に入った蕎麦湯が運ばれてきました。 さらりとして薄く濁ったタイプで、つゆに入れて美味しくいただいた。 でも神田やぶ蕎麦だと同じものが価格が3杯。。。 時間が止まったかのような店であるが昼時になると客がどんどん入ってきた。 miseasahi.JPG 東京でそこそこちゃんとしたものを出して廉価であるということだけでも希少である。。 次回はランチタイムをはずして玉子焼きなどをあてにマターリと過ごしたいと思った。。。。。 千代田区神田松永町16 03-3251-3821

朝日屋そば(蕎麦) / 秋葉原駅末広町駅岩本町駅

蕎麦 関東地区

千ひろ 祇園

友人に招待いただき京都にミニトリップ。お気に入りの割烹千ひろ。 祇園の商店街からすこし入った京都らしい構えのお店は、一階にカウンター八席。 しみひとつない白木のカウンターは毎日毎日、手を抜かず隅々まできちんと磨いていることに驚く。 そうでなければこの美しさは保てないであろう。店内は無駄な装飾は一切なく清潔、清廉そのもので凛とした空気が店内に満ちている。能舞台を思わせる。ご主人の「まいどおーきに」というあいさつの後早速スタート 先付けはガラスの器に入ったもので海老にアナゴにオクラにみょうがその他いろいろ炊き合わせたものに出汁をゼリーにしたもの。。美味しくて美しすぎて怖いくらい。。 sakiduke.JPG 続いての酒肴5種類はまず茶豆を炊いたもの。しっかりと炊きこんでいるらしく指示どうりにスプーンで口いっぱいに頬張る。。 独特の癖も少なく茶豆の香りが儚く立ち、薄皮はすべて剥いてあるので口の中でほどける。 このふんわりとした舌触りと口のなかでのほどけ感はさすがプロ。隣の大きな鱧の肝の煮付け、さんまの生姜煮は両方ともしっかり味はつけられているが限りなくはかない素材の味が前に立っている。生姜の味はしなくて香りだけが立ち上る。その向こうは鱧の子を塩をしたもの。黄金色に輝く細かな粒の集合体。生なんだけど全く臭みもない。。。最初は何を食べているか全くわかんなかった。。「これ実は鱧の子なんですよ」とご主人ニヤリとして説明。微細な粒は塩味と酒の香り。。日本酒に切り替えてこの肴をひたすら堪能する。その横が万願寺トウガラシと松茸の軸の和えもの。。 zennsai3.JPG この酒肴全部が本当にうまいと言ってたらすかさず刺身の登場。。あまりに旨そうだったので写真を最初に取り忘れる。。大きく失念。 白アマダイのお腹のところを5切れ。特別に入荷したらしい。それに叩いた山の芋を添えてわさび醤油かこの店独特の塩昆布でいただく。。かなり大きなサイズだろうかすごい脂の乗りで生まれて初めてこんなアマダイをいただく。 ひたすら白身なのに口の中でとろける。。塩昆布がその脂を中和。。山芋もねっとりさっぱりすっきりでなんともすごいマリアージュ。。。 sasim3i.JPG ほんで調理場の裏からずーと「とんとんとんとん」と包丁の音が5分ほど鳴り響き出てきたものがアンティークのバカラの器に入った「鯵の叩きなめろう風」徳島のめっくり鯵というもので脂の乗りが素晴らしい。生姜、ミョウガ、ねぎと合わせてなんとも言えない風味。 aji3.JPG メインイベントの煮物椀はざくろの蒔絵のお椀に松茸と鱧。。。吉兆グループの鰹が効きまくったグルタミン酸攻撃的な出汁と対局の泉の水をいただいているようなはかなさを感じる加減はご主人がお客に出すまで何度も調整。。このだしを頂きに今日はやって来たというとご主人大喜び。。個人的には日本で一番うまい煮物椀だと思う。 松茸ももちろん国産。。大きな口でかぶりついて脂の乗り切った鱧とともにいただくと本当に目が落ちそうになった。。。 nimono3.JPG 続いて出た焼きものは琵琶湖のマスで名前は忘れたけど希少なものらしい。これもアホほど脂がのって 見た目の鮭のような感じとは全く味が違う。メタボはどこの世界でもいること実感。付け合わせのプルーんの梅酒漬けもおみごと yakimono3.JPG 豆腐に湯葉をかけたものなんだけど大豆のたれのようであっさりしているんだけど濃厚って感じ。。 これまた日本酒が進む・・・ toufu3.JPG 松茸のフライが登場最初は椎茸かと思う大きさだが。。天ぷらよりフライのほうがおいしいのね。。多分 がぶりとほおばると松茸のエキスがドバー。。まさにこんな感じ。。付け合わせのトウモロコシの天ぷらも甘アマ。。。 tennpura3.JPG お約束の鮎は琵琶湖産で最近巷の料理屋ではやりの真っ黒焦げに焼いたものではなく しっかりと遠い火で丁寧に焼かれたもの。もちろん頭からがぶりといただく。お皿は笹の染付がしてありこの料理のためだけの皿であることがわかる・・・ ayu3.JPG 続いていきなり焼きナスが出てくる。家庭料理のようだがまず姿が違う。粒の残ったごまだれも秀逸。このような普通な料理も格段にうまい。夏の間はいつも出てくるらしい。多分焼き方が繊細で皮の取り方に旨さの秘訣があるとみた。 なす3.JPG 食事はアユご飯と冷汁。。。丁寧に小骨も取られた鮎は風味満点 昼にどんぶりいっぱいこの御飯をいただきたいと思った。。 shokuji3.JPG デザートはお約束のフルーツジュース。オレンジとリンゴのミックスらしい。。 これもスーと食道から胃に流れる。。 deza-to3.JPG 京都らしく洗練されたたおやかな料理にいつも感動する。静かな空間に時間がゆっくりと流れる。 素直に慎重に出てくる料理を凝視しないと見失うほどの、清廉さ・はかなさをも感じられ、カウンターをはさんで会話もしながら楽しくいただくことができるしかし料理を出すタイミングや加減はとてつもなく繊細で価格以上の価値は間違いなくある。 ちょっとした酒肴や炊き合わせたものもとびきり美味しく、あまり手をかけずそのまま出される。奇をてらったところは微塵もなく、素材とその素材に対するほんの少しの足し算で成り立っている。いや究極の引き算で成り立っている料理かもしれない。限りなくシンプルに華美な盛りつけや調理を排除した洗練という言葉がピタリと当てはまる内容。ここは満足感だけではなく心もいやしてくれる料理店。。 帰りは店主が表まで見送ってくれる。有名店に胡坐をかかずこれぞ一流を感じて帰阪する。。 「割烹 千ひろ」 京都市東山区祇園町北側279-8 電話:075-561-6790 定休日:日曜日 営業時間:12:00~13:00 18:00~20:30

割烹 千ひろ割烹・小料理 / 祇園四条駅三条京阪駅三条駅

和食 京都市