300kafe (南船場で姉妹が営むカフェ)【大阪市 長堀橋】

ジムの帰りに南船場のオフィス街にある表記のカフェで休憩。グレーを基調にしたシンプルでかなりかっこいい内装。1年前まで店の名前がなくて「姉妹が営むカフェ」と呼ばれていた。

最近改装したのを機に店名変更。この日は妹さんがお店を担当。

インテリアもこだわりがあってとてもクール。ハンドドリップのコーヒーは550円。隣にはファミリーマートがあって100円コーヒーにしようかいつも迷う。こちらはまさに都会のオアシスなり。

妹さんがお店で焼かれるフィナンシェのアソート。ビジュアルがとてもかっこいい。

こちらのお店の名物が「保留コーヒー」でいわゆる「見知らぬ誰か」に対する善意のおすそ分け。ヨーロッパで何度か見かけたことがある。会社の上司が部下のために料金を払ったりする方もいるらしい。なかなか手持ちのお金がないために「ただコーヒー」を所望される方も少なく今日でただのコーヒーが80杯分残っているとのこと。こういう活動が色々なところでどんどん広がればいいのにと思う。。

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大阪市中央区南船場2-7-6
080-1782-8898
日曜定休

300KAFEカフェ / 長堀橋駅心斎橋駅堺筋本町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 長堀橋 カフェ

C:GRILL(シーグリル)ロブスターバー【大阪市 梅田/JR大阪】 【大阪市 肥後橋】

肥後橋のコンラッド大阪の40階にある表記のレストランを訪問。6月9日から9月中旬まで(予定)の限定期間でシーグリルレストランのカウンター9席のみを使ってロブスターとシーフードメニューをカジュアルにいただけるお店。いわゆるレストラン内レストランのスタイル。週末のみの営業でかなりの人気とのこと。この日もスタッフさんに無理を言って席をリザーブしてもらう。

ランチ・ディナーとも10種類のアラカルトのロブスターとシーフードメニューをいただける。3品または5品を自由に選んで組み立てるプリフィクスのコースもあり。今回は5品7500円のセットを所望する。普段のテーブル席よりもシェフやバーテンダーの方との距離も近くよりカジュアルに食事を楽しむことができる。

アミューズは薄くてサクッとしたクリスピーな生地の中にロブスターの濃厚で高貴な香りのビスク(甲殻類のスープ)が射込まれる。たこ焼きをイメージしたものとのこと。素手でいただく事を勧めていただく。このアミューズで次の料理の期待が一層高まる。ロブスターはカナダ産を使用。

続いては「ロブスタービスク グリルドロブスターとサフラン」ロブスターの殻から取った濃厚なスープに少しの酸味のあるトマトテイストとサフランをカプチーノ風に仕立てたものを合わせた逸品。グリルしたロブスターは少し燻製がかかっている。

9人分の料理をカウンター内でワンオペで仕上げるシェフはワシントンDC出身のライアンダトファルザという長身のイケメン。

グリルロブスターのソフトタコスはトウモロコシで作ったトルティーヤがかなり美味しい。全てを巻いて大きな口を開けていただくと色々な複雑な味わいが口の中で広がる。海老や野菜の旨味や食感、ハーブのアクセントとライムの酸味と香りが渾然となって気分が一気に高揚する。赤のディッシュウエアもとてもいいセンス。

ロブスターにあうカジュアルなスパークリングやカバ、赤白ワインがいくつかあって今回はお任せで5種類のものを料理に合わせていただく。

ローカルマッシュルームのリゾットはイタリア産のリゾット米を使用。このリゾットがびっくりするくらい美味しい。ロブスターの頭の味噌や殻の旨味が強烈で米の一粒ずつに海老が入り込んでいるような感じ。ロブスターテイルのグリルは不要なくらいでリゾットだけお代わりしたいと思った。写真では見えにくいけど巨大なマッシュルームのソテーも添えられていてローカルということで六甲シャンピニオンを使用されていると推察される。

シェフのリコメンドメニューのロブスターのラビオリ。ロブスターの身とリコッタチーズをトマト味のモチモチ食感のラビオリ生地で包んだもの。焦がしバターのソースも濃厚でセージの香りもとてもいい。

ブラウンバター風味のロブスターロールはロブスターにカダイフを巻き付けて油で揚げたものを挟んだサンドイッチ。緑色のブリオッシュにはエストラゴンが練りこまれている。タルタルソースが添えられていてそれをつけていただく。ザクザク食感も楽しく、旨味の強い高級なエビフライサンドをいただいている感じ。

セットメニューと別にメインディッシュとしてロブスターの薪焼きを追加でいただく。爪の部分も美味しくてディル風味の苦味のあるソースも大人の味わい。どの皿もローポーションなんだけどお酒も美味しくてお腹いっぱいになり大満足。デザートは辞退して同フロアにあるラウンジ(40スカイバー)で一休み。

ずっと昔から演奏されている方を久しぶりに拝見。演奏後に一緒に写真を撮っていただきいい時間を過ごすことができました。海老好きの私には天国のようなレストランでした。

大阪市北区中之島3-2-4 コンラッド大阪 40F
06-6222-0111
金・土・日・祝
11:30〜14:30 17:30〜21:30

ロブスター・バー by C:GRILLダイニングバー / 渡辺橋駅肥後橋駅大江橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 梅田/JR大阪大阪市 肥後橋 その他料理フレンチ

割烹とんぼ 8月【大阪市 谷町六丁目】

上町通りの上町2丁目の交差点北東にある表記の割烹料理店をランチタイムに訪問。こちらは創業180年のなにわ料理の老舗店で現在の場所でも既に50年くらいになると以前聞いたことがある。30年くらい前にはこの店で食事ができるようになれば1人前と人によく言われた記憶がある。当時店を仕切っておられた年配の奥さんは今はもういない。

店に入るといきなり厨房が見える。その横を通って個室仕様になったそれぞれの客席(椅子席や掘りごたつ席など10室くらいあったような気がする)に案内いただく。個室に入るまでは昭和の頃の路地に迷い込んだ既視感を覚える。

こちらのランチメニューの名物は15年前くらいから始まった大きな海老を使用した天丼1450円。そのほかにもマグロ漬け丼や鰹漬け丼、うなぎ定食、天ぷら定食やミニ懐石などもある。

それぞれの部屋には銅鑼や太鼓、鐘や鈴など異なった鳴り物が置いてあり、店の方を呼ぶときに鳴らすルールとなっていて、店のスタッフさんはそれぞれの音色を聞き分けて客の元に行くようになっている。。

しばらくして着丼。丼の中にそそり立つ大きな海老が2本と大葉と海苔のシンプルな構成。海老天は「巻き揚げ」で揚げられていて細かいサクサクの衣がとても香ばしい。海老は食べ応えのある大きなシータイガーを使用。プリプリの食感と海老の旨味がなんとも言えない美味しさを醸し出す。濃すぎない上品な関西風のタレも口によく合う。すぐ隣にコインパーキングあり。。昼からいいご馳走をいただきました。

大阪市中央区上町1丁目26-13

大阪市 谷町六丁目 和食