オオサカ堂 3月 *大阪愛に満ち溢れた阿倍野の居酒屋【大阪市 東天下茶屋】

阿倍野のヘビーユースする表記の居酒屋を訪問。自宅からも徒歩圏内なので月に2回くらいのペースで伺うことが多い。

お店はチンチン電車の東天下茶屋駅から徒歩5分、阿倍野筋沿いの松虫交差点を南に500mくらいの場所にひっそりと佇む。ファザードはシンプルで店名の書いた赤い提灯だけが目印なのでとてもわかりにくい。

白を基調としたカフェのような店内はカウンター席とテーブル、さらに立ち飲みスペースもあって開放的でとても広く、色々な利用の仕方が出来る。客層も若い方からカップル、グループと様々。最近はインバウンドの方も来られるよう。

こちらのお店はドリンクを含む全てのメニューというか食材が「大阪産」というこだわりが特徴でそれを貫き通す姿は美しい。たぶん大阪愛ではこのお店に勝るところはないと思われる。

夕方の17時からの営業で客層は比較的若め。アラカルトメニューは280円から。一番高いお造り盛り合わせが880円という浮世離れした価格設定。提供される料理はどれもがきちんと作られていて完成度が高く見た目も美しい高級和食店レベル。

最初にビールを注文して和泉市の田中商店の胡麻豆腐380円を所望。仕入れ商品だけどかなり美味しい。泉州で獲れたハリイカと河豚のたたきをいただく。

続いて茄子の煮浸し。。とても上品な味付けで高級和食の一品のよう。岸和田で取れたシラサエビを天ぷらにしていただく(写真は2人前)殻も唐揚げにする細やかさもいい。サイズもあり、活海老なのでかなり美味しい。

最後に福島区の激辛の大黒ソースを使った焼きそば680円に大阪湾のじゃこ海老を入れていただく。この焼きそばは大阪で一番辛いと推察される。。日々の疲れが取れる焼きそばでした。

この日は河内ワインをいただきました。ごちそうさまでした。

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阿倍野区阿倍野元町8−4
営業時間 17:00〜23:00
定休日:月曜日、第2第4 日曜日

大阪市 東天下茶屋 居酒屋

MICRAD 3月 *伊賀牛を使ったハンバーガーイベント【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

住之江区の加賀屋にある表記のお気に入りレストランを仕事帰り久しぶりに一人で訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分という歩きごたえのある立地。

バス通りに面する間口の狭いお店は白を基調とした内装でカウンター5席とテーブル2卓のみ。目立たないファザードなので知らなければ通り過ぎてしまう。調理歴19年の童顔女性オーナーシェフのミクさんが小さな厨房で手際よく作るイタリアンとフレンチと中東料理をフュージョンしたアラカルト料理が売り。何をいただいてもワンランク上の美味しさ。コスパもいいので紹介した方にはほぼ喜んでいただける。

上質な素材へのこだわりはかなり強く野菜は契約農家、肉類は粉浜商店街の老舗精肉店「うしや」から仕入れをされ調味料もほぼ自分で作られるこだわりよう。自家製のフォカッチャやカンパーニュなどのパン、手作りスイーツもとても美味しい。。

この日は年に数回行われる精肉店とコラボした「ハンバーガー」のイベント。ブランド牛の伊賀牛の腕部分を荒ミンチにして繋ぎなしの100%ビーフの状態のものを手作りバンズで提供。スタンダードなサワーマヨネーズやヨーグルトソース、ケチャップなどで味をつけたものと安曇野山葵を使った醤油ソースの和風のものを選ぶことができる(共に1600円)。このほかにも希少なハンガリーの国宝とも言われるマンガリッツァ豚100%(1400円)のものもある。今回は和風のものを注文する。

ハンバーガーができるまでに前菜盛り合わせをいただく。ビーツ、野菜のピクルス、鶏レバー、レーズンバター、とうもろこしのムースなど。

焼いた肉をなん度も休ませながらゆっくりと火入れする。出来上がりのビジュアルななんとも艶かしい。

肉の旨みがダイレクトに伝わる。山葵ソースも全く肉の邪魔をしない。バンズの美味しさが突き抜けていてこれだけワインといただきたいくらい。腕の肉をこれほど上手に昇華させる技術に敬服。。これまでで一番美味しいハンバーガーをいただいた気がする。

ワインとクラフトジンを合わせて美味しくいただきました。3種類食べたかったけどお腹いっぱい。15.16日もこのイベントはされています。かなりハイレベルであることは間違いない。。お店は小さいので予約必須です。

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大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286

大阪市 住吉大社大阪市 北加賀屋 イタリアンフレンチレストラン

下村商店 *明石の焼き穴子専門店(大阪高島屋)

明石にある表記の穴子専門店が大阪高島屋の地下のポップアップレストランに出店ということでランチタイムに訪問。明石の本店では焼き穴子のみを販売されておられ、焼き穴子の押し寿司や巻き寿司等は神戸大丸とピオレ明石でテイクアウトのみの販売をされている。たまにお土産等でいただくので馴染みはある。

今回は3月18日までの営業で「あなご押し寿司1815円」「あなご上巻き1925円」を中心にだし巻きのセットやあなご飯などが供される。今回はおすすめの「盛り合わせ2145円」を注文する。

しばらくして出来立ての寿司が到着。甘い煮詰めを塗った押し寿司と焼き穴子、玉子、椎茸、かんぴょうの入った巻き寿司が4巻。お吸い物の中にも焼き穴子が入る。

こちらの焼き穴子は宮内庁御用達で昔から代々の天皇や皇族方に献上されてきたとのこと。食べてもわからないけど一般的な背開きではなく「腹開き」にしているとおっしゃっておられた。しっかり焼き込まれた穴子は香ばしくて歯応えもあって煮穴子とは全く異なる食味。ご飯もしっかり入っているので満腹になる。この焼き穴子というのはまさに関西、特に播磨の文化だなと思いながら店を出る。

店頭では焼きあなごや持ち帰りのお弁当が販売されていました。

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