MICRAD 2月【大阪市 北加賀屋】 【大阪市 住吉大社】

市内南部の住之江区東加賀屋にある表記のお気に入りレストランを仕事帰りの夜に一人で訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅から徒歩10分という立地だけどコスパも最高で紹介した友人やこのブログの読者様からはかなりいい評価をいただくことが多い。

かなり狭い間口なのでそこがレストランというのわかりにくい。カフェのような白を基調としたお店はカウンター5席とテーブル2卓のみ。調理歴16年の童顔オーナーシェフのミクさんの上質な食材へのこだわりと素材感を活かした技術にいつも感心する。料理のジャンルはイタリアンとフレンチと中東料理を合わせたフュージョンスタイル。

ランチメニューは様々な前菜の入ったヘルシー系のデリプレート1000円か、肉か魚のメインディッシュが入ったプレート1000円〜、本日のパスタセット900円、本日のサンドウイッチなど。

夜はグランドメニューとその日の仕入れで変わるシーズナルメニューでどれもが独創的で全て注文したくなるものばかり。

鱈白子の炙りはレアだけど丁寧な下処理のために癖は全くない。マスタードのソースは和テイストだけどかなり美味しい。

赤大根のポタージュ。浮かんでいるのはスミレかぶ。ポタージュだけど動物性の素材は一切使用していない澄み切った味わい。このような料理がこの店の真骨頂。

とろとろ玉ねぎのグラタン。選び抜いた抜いた玉ねぎを4時間くらいオーブンで焼きこんで作ったもの。こちらも玉ねぎと生クリームと白ワインのみで作られる。玉ねぎの深い甘みとコクがありながら喉にストンと落ちる透明感のある味わい。

熊本艶ポークのグリルはフライパンのみで完璧な火入れをされる。皮目はパリパリで身はしっとりロゼピンク。。相性ドンピシャの白ワインと金柑のソースで供される。

この日のお酒は黄金色の深い味わいの白を所望。自宅でもよくいただくお気に入りのワインです。パスタとデザート食べたかったけどお腹いっぱいごちそうさまでした。

過去のミクラドはこちら

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日・月曜休み
090-3736-0286

大阪市 北加賀屋大阪市 住吉大社 イタリアンフレンチ

Stand kitchen Emi syokudo 2月【大阪市 塚西】

仕事が終わって西成区民プールで泳いだ帰りに阪堺電車の塚西駅近くの表記の店を友人と訪問。界隈のイケてる女性常連客でいつも賑わう繁盛店。ライフスーパーの前のビニシーファザードが目印。

オープンして3年、センスのいいマダム一人で営まれる。小さなカウンターの上には手間暇がかかった家庭的で美味しそうな惣菜が並ぶ。メニューはガッツリもあればさっぱりまで色々。何をいただいてもリーズナブルで財布に優しい。

ハイボールとともにカウンターの上のばんざいを所望する。何がいいか迷っていたらそれぞれを少しずつ盛り合わせにすることを勧めていただく。「水菜と竹輪のお浸し」「豚肉のガーリックソテー」「タコときゅうりの酢の物」など・・・

続いて焼酎にぴったりの熱々の「さつまいものグラタン」、ニンニクたっぷりの「ビーフステーキ」、「牡蠣のパン粉焼き」などもいただく。一人で作られているんだけど手際がいいので提供時間も遅くはない。

最後に鶏がらスープをベースに豆乳と昆布出汁と生姜汁色々な調味料の入ったスープをいただく。ラー油を少し入れると味が立体的に感じる。ふわふわの鶏団子とたくさんの野菜が体に良さそう。

お客さんのお土産のふぐのヒレでヒレ酒を皆で楽しむ。こじんまりとした小さなカウンターだけの店だけどアットホームで心も温まるいいお店です。休日等はお店のインスタグラムをみてください。。

前回のEmi syokudoはこちら

大阪市西成区東玉出2−5−6
090-1905-2234

大阪市 塚西 和食その他料理

カルネジーオ ウエスト【大阪市 梅田/JR大阪】

梅田の阪急茶屋町にある表記のレストランを友人と訪問。ここ数年来、定期的に訪問するお気に入りのお店。焼肉以外でしっかりと赤身肉を食べたい時に重宝する。

場所は阪急電車高架下にある『茶屋町あるこ』の1階でピンクのネオンの店名が目印となっている。店内は間接照明の落ち着いた雰囲気でキッチンを囲むようにコの字型のカウンターとテーブル席、個室が一つずつ。個人的にはカウンターがオススメ。

客層は女性2人や若いカップルが中心でおやじ系は皆無。目の前で3人の調理スタッフさんが連携を取りながら料理を作る姿を見ながらいただく食事は格別なものがある。

サービス担当の方々のホスピタリティーも素晴らしく、毎回カジュアルに楽しく過ごすことができる。フレンドリーなイケメンが多いのも面白い。コース料理もあるけど好きなものだけをアラカルトでいただくのが好み。超人気店なので夜の予約は常に満席で今回も12月上旬のネットでのリザーブ(予約はネットのみで支払いはキャッシュレス)でした。

お通しのモチモチのパン(おかわり自由)とふわふわのスモークしたホイップバターも秀逸。薫香のあるホイップバターはワインにぴったり。

こちらの店に来た時に必ず注文する「和牛のタルタル1800円」は注文を受けてから目の前で塊肉を切り出して一つずつ丁寧に作られる。トロトロで甘々の生肉食感とピクルスとエシャロットのアクセント。レモン果汁の酸味で引き締められてなんとも言えない別格の美味しさがある。薄切りのバタートーストに乗せていただくとワインがいくらでも飲める気がする。

宮城県産の生牡蠣はかなり大きなサイズ。新鮮で食べ応え満点。タバスコだけでいただくのが好き。

この日のお酒は最初にシャンパンをグラスでいただいてから好みを告げるとワインリストにないボルドーのピノ・ノワールをスタッフさんが勧めてくれる。財布に優しい値付けで断る理由もなく所望。ビンテージは若いけどバランス良くてかなり美味しい。

そしてこちらのお店のシグニチャーメニューのアルゼンチン産のグラスフェッド牛のヘレステーキ「ビステッカ」の300g  を所望する。黒毛和牛も数種類あるんだけど価格はあまり変わらない。個人的にはこちらの肉が好み。火入れする前に冷蔵庫から大きな塊肉を切り出して火口の横で常温に戻す。客の食事の具合を見計らって鉄板で表面を焼き込んでから時間をかけてオーブンで仕上げる。

熱々に加熱された白い皿の上でジュウジュウと音を立てながら焼きたて肉が提供される。スタッフさんが目の前でバター醤油系のソースとすりおろしたニンニクを合わせてメイラード反応とともに肉が香ばしくなるように大きなナイフで切り分けまでの仕上げをされる。このパフォーマンスがこちらのお店の真骨頂である。

断面は程よいローズ・ピンクで口に含むと柔らかだけど赤身肉ならではの噛みごたえもあり、脂のない円やかなグラスフェッド赤身肉の旨味をしっかりと味わうことができる。香ばしく仕上がったバター醤油ソースに肉汁がしっかり溶け込んでさらにコクのあるソースになっているのに感動する。梅田界隈の有名ステーキレストランよりもこちらの方が圧倒的に美味しいと思う。ワインとお相性も良くてスタッフさんのセレクションに感謝。

ステーキは付け合わせのないシンプルなものなので名物の「春菊爆弾500円」と一緒にいただく。苦味も癖もなくライムと塩で味付けされた口直しにぴったりの逸品。

大皿に残った肉の旨みがたっぷり入ったソースでガーリックライスを作っていただく。目の前でいい香りを漂わせながら丁寧に焼きこまれる。これも予想以上の美味しさ。この日も満腹で大満足。。

過去のカルネジーオはこちら

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

大阪市 梅田/JR大阪 レストラン