義鳥(中国) その①

最近アジアでも注目度が急上昇、昨日もガイアの夜明けで特集されていた中国の杭州にある「義烏(イーウー)」に行ってきた。「アジア最大規模」の卸売市場で世界中からバイヤーが集まる活気あるれる街です。「上海」からは南西に約4百キロの所。バスで上海の空港から4時間半かかった。。(ああしんど・・)

深夜現地に入りマッサージをして翌日は福田市場と言わる義烏市にあるメインの卸売り市場を見学。幕張やインテックス大阪のような常設ブースが約6万軒。。 

商品数なんと170 万種 類。市場は東京ドーム30 個分の広さで家電製品、玩具、化粧品、手工芸品、衣料品、寝具、革製品、家具、文房具、ニット製品など手に入らないものはないと言われている。とにかく義烏では中国で生産されるあらゆる生活雑貨や日用雑貨が手に入ると考えて間違いないようである。今回はバイイングの勉強と研修を目的として訪問。

市場は1区から5区に取扱商品ごとに分かれておりカテゴライズはされているのだが端から端まで直線で歩くだけで約4時間かかる。しっかり見て回ろうとすれば優に一週間の時間と体力が必要となる。交渉してたら2週間は必要である。この市場は基本的に卸売市場で小売りはない。しかしながら交渉により有償でのサンプルの販売はあるようである。

価格は日本国内の販売されている価格の1/10~1/20ぐらい。例えば、日本で600~1000円ぐらいで売られているネクタイは80円~120円ぐらいで販売されている。

最低仕入れロットは思いのほか多くはなかったが価格が安い1本2円のボールペンなどは最低1万本の購入が必要と言っていた。又送料が商品代よりも高くつくことはよくある話。

福田市場で商品を仕入れネット販売する日本の若者が多いとテレビでやっていた。しかしながら不良品も多く検品が必須であることを同行いただいた敏腕若手コンサルに教えていただいた。

途中で歩き疲れて市場内にある食堂にイン。好きなものを好きなだけとるシステム。アルコールを感じない青島ビールとともに適当におかずをオーダーする。。

麺類はおじさんが手延べしているのが印象的。

豚肉のだんごが入ったスープ、豚肉のミートローフの上に目玉焼きがのったもの。野菜炒めにパラパラの焼き飯。ワンタンスープにおじさんの手延べそばは肉がてんこ盛り。。これをガイド兼通訳の現地女子大学生と友人の3人でシェアして一人160円也。。。(やっす!)

 

食事が終って再び見学。夏仕様のランチョンマット発見。。日本で800円くらいのものがここでは一枚38円也・・・(ホントかよ!) ロットは300枚と言っていた。。

晩ご飯は現地の5つ星レストラン。

くらげと胡瓜の酢の物はお約束。。骨付きカルビ肉の甘辛煮。青のりと豆腐のチキンスープ。茄子の中華風田舎煮。青い中国野菜の炒め干しエビの味。。どれも秀逸で美味しい。

空芯菜の炒め、牛バラ肉を片栗で揚げたもの。。鶏の炒め、豚バラ肉の炊いたのを花巻きパンでサンドしたもの、焼きショウロンポは汁が噴き出す。。。焼き餃子で〆。。。

ビールと紹興酒を死ぬほど飲んで一人1500円也。。。ホントこんな値段でいいのかと逆に気を使う。。しかしこの国では料理人や配ぜん人の給与が20000円~30000円と言っていた。。

歩き疲れたので足裏マッサージをして就寝。。。

(続く・・・・)

 

 

 

中華料理 海外

焼肉道場 松ちゃん 3月【大阪市 長居】

最近は意識はしないんだけど焼肉を食する機会がめっぽう減った。。ああこれが年齢なのか・・と感じる時もある。身体が焼肉を欲する周期が確実に遠くなっている。。

と思いながら大好きな長居の焼肉道場「松ちゃん」で焼肉をいただく。まずは名物のタン刺し700円。私がブログで宣伝するものだから今やこの店を代表する逸品。。舌の上でじゅわーととろける感覚と塩と胡椒の絶妙な加減はビールを呼び込む料理。

焼き物はまずは「ゲタカルビ」850円。カルビの間にあるすき身の肉らしい。。細かく包丁目を入れて塩コショウで味付け。脂がジュワッと出てきてとっても美味しい。。お肉はもちろん黒毛和牛。。脂の質もとてもいい。

のどちんこ950円も細かく包丁を入れて塩コショウで味付け。。まん中に脂があって噛みごたえもあり味が深い。。肉を食ってるぜ!という気分にさせてくれる。。

サーロイン1400円はいつもは薄切りでニンニクの効いた濃い~味のタレに漬け込んだのを白いご飯に載せていただくんだけどこの日は軽めにして塩コショウとレモンで食す。。カルビやバラにはない上質の脂の味はサーロインならでは。。やっぱお肉の王様やねと納得。。。マッコリをいただきながら大満足。

ホルモン盛り合わせ3種400円はいろいろあるのを好きなの選ぶ。。ミノとアカセン、テッチャンを所望。ぱっと見た目は同じようなんだけど脂の味や噛んだときの歯ごたえなどが微妙に違うのが嬉しい。

最後はビビンバ600円で〆。あんまりビビンバとかクッパとか普段食べないんだけどこの店のナムルがかなり美味しくて野菜サラダの代わりと思いながらいただく。。。でも写真撮るの忘れた・・・・・

お酒をしこたま飲んで一人4000円くらいかな。。内容を考えたらとってもお得。。テレビもあって敷居も低いしとてもアットホームな雰囲気は初めての方でもよくしてくれる。。久しぶりの焼肉でパワーアップなり。

大阪府大阪市住吉区長居1-12-4 06-6692-6171

*いま中国旅行の報告下書きしてます。ちょっと待ってけろ。。

 

大阪市 長居 焼肉

うれう 3月【大阪市 玉出】 【大阪市 塚西】

久しぶりに玉出のうれうに行く。。新メニューを開発されたらしく早速いただいたのは唐揚げ定食500円。前からここの主人はうちの唐揚げは自信があると言っておられた。

唐揚げと玉子焼き生野菜、ご飯とうどん出汁がついて500円は破格の値付け。うどんを追加すると250円増しだけどかなり安いことはわかる。

ご飯も上質(たぶんこしひかり)で付け合わせも丁寧に仕事をされているのがわかる。しっかりと漬け込まれた鳥モモ肉はご飯にぴったり。。カウンターはがっつり大好き系の男性客でいっぱい。。将来は唐揚げの専門店をしたいと御主人言っていた。

唐揚げって最近ブームになっていてあちらこちらでよくいただく。。多分普通のブロイラーなんだろうけど

こんなのが食べたかった。。。がっつりなんだけど仕事はこまやか。。。この価格でこの内容ならどこにも負けないだろうと推察できる。。。

この店創作系のアボガドうどんや湯がきたての焼うどんなどもホント旨い。。。仕事に根性が入っている。営業時間だけでなく仕込みも大変だろうなと思いながら目の前の新聞記事に目を走らせると震災から一年過ぎたことにいろんな思いがよぎる。

震災発生当時にローカル局の報道で愛娘を失った女性が「私のところは娘と対面出来て送ってやることが出来ただけでも幸せでした・・」と言っていた。自分の命より大切な娘を亡くして悲しくない母親、幸せな母親がいるわけがない。それでも今もなお遺体を捜し続けている人々に対して気遣いを見せる東北の人に心を打たれた。

今も「頑張れ」ではすまない希望の光が見えない人たちがいらっしゃるということ、自宅、仕事をなくし悲観に暮れるのを我慢し復興のために歩き続けている人がいるということは周知の事実である。

被災しなかった私たち関西人はどうしても時間の経過とともにこの大災害を忘れてしまいがちで日々の生活に追われてぼんやりとうどんを食べている自分がいることに気づき恥ずかしく思った。

被災された人たちの気持になることは無理であってもそういう震災が現実に発生し、被災された方がいるという事実はいつも肝に銘じておかなければならないと思う。朝食をとった中国の屋台でどの方にも最初に言われたのは「日本人、大変だったね・・・がんばってください。。」というフレーズ。(もちろん中国語で)

日本人としてホント有難いと思った・・・

被災地にも大阪と同じように必ず春がやってくる。今ある目の前の仕事や自分に与えられた役割に対してしっかりと向き合っていくことが亡くなられた方々に対しての鎮魂の祈りとなることであろう。そのことの大切さを再認識する今日この頃である。

*今回は少し真面目に書かせてもらいました。。。

大阪市西成区玉出中2‐13‐23
電話 06‐7504‐8104
営業時間 11:30~14:30  17:30~20:00
定休日 火曜日

大阪市 玉出大阪市 塚西 麺料理