森森舎 ②

最近かき氷を食べに行く阿倍野筋の播磨町交差点南30m東側にある陶芸教室併設のカフェ。
平日でもかき氷を食す客で満席が続く。
この日はお一人様ランチも兼ねて訪問。

2015-08-12 12.46.42

外に向かったカウンタ−席からは庭の植栽が見える。すべてかっこ良くて景色を見ていても全く飽きない。メニューはカレーのみで単品以外にインドの平たいパンのチャパティのついたセットメニューを所望する。

「カレーセットA」900円は
カレー1種+チャパティ+ごはん+サラダ+豆花(豆乳のあっさりデザート)

・チキンカレー
・やさいカレー
・本日のカレー  から1種類
この日の本日のカレーは茄子のキーマ風カレーだったのでそれをチョイス

「カレーセットB」1000円はカレーが2種類となる。

2015-08-12 12.48.26

カレーやチャパティー自身はあまり食べつけていないので評価しにくいけど丁寧につくられていて雑穀米との相性もよく個人的にはとても気に入った。オーガニック素材にこだわっておられていてとても上質感を感じる。

2015-08-12 13.03.47

食事の後はかき氷。今日は有機栽培のキウイをシロップ漬けにしたものを所望する。果肉たっぷりでとっても美味しくてシンプルで上質感もあって価格も手頃でとても嬉しい。苺とバジルレモンと、梅酒はまだ食べていないのでこの夏が終わるまでに制覇します。

大阪市住吉区万代東1-3-14
06-6696-6313
営業時間10:00~18:00

森森舎カフェ / 姫松駅帝塚山三丁目駅北畠駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 北畠, 西田辺, カフェ |

テッパンラブワイン なんば店

盆の最中に歌舞伎座裏(通称座裏)の表記の店を訪問。暑かったのでスパークリングのがぶ飲みを求めてやっとこの店にたどり着く。大阪でたくさん展開するラブワインの鉄板焼き業態らしい。近くには有名なピエーノが3店舗ありどの店もが大繁盛となっている。

店主からシードルをお勧めいただいたので頂くと、思いのほかすっきりとした辛口なのに驚く。アサヒースーパードライを喉に流し込んだ感触とよく似た感じ。狭い店でカウンタ−が8席程度なんだけど棚には大量のグラスやワインボトルが整然とならぶ。店主の性格の几帳面さが現れているのであろう。

この日は通称ヒデさんと呼ばれる店主(ラブワインののれん分けらしい)が一人で調理と給仕をされる。

2015-08-13 18.56.05

最初に「ふわふわ海老のムース」480円を所望する。黒胡椒がしっかりと効いたムースは予想以上においしい。この店の仕事は確かで大丈夫と思い、まずは白のシャルドネを所望する。

2015-08-13 18.57.03

店主からセイズファーム・オジコ・シャルドネ2013年をすすめていただく。富山県氷見のSAYSFARMはドメーヌとして自社原料のみの葡萄でワインを生産。暑気払いにぴったりのすっきりした白。外観は美味しそうな透明感のあるライムイエロー。甘酸っぱいりんごの果実感とほのかな甘い香りと樽感が特徴。あちこち見ると日本産のワインの空びんがたくさんあるドメスティックを積極的に取り扱っていると推察する。

2015-08-13 19.12.16

水茄子とカラートマト(北海道産キャロルセブン)のサラダは酸味のあるセロリのソースがおいしすぎる。野菜にとことんこだわって注文が入ってから葉野菜を手でちぎり水に浸水して最高のタイミングで盛りつける。水茄子の鮮度も抜群でとても瑞々しい。

2015-08-13 19.13.23

おもむろに冷蔵庫から野菜を取り出すと見たことのないものばかり。契約農家から直接仕入れしていると言っておられた。小さい店なんだけど仕事が細やかで丁寧。ワインをつぐ所作も美しく何度もコルクをチェックし、ワインの色を確認し丁寧にグラスに注ぐ。

2015-08-13 19.42.43

早速それらの野菜を鉄板で焼いていただく。ハロウインのときにたまに見る大きなヘチマのような「バターナッツ(カボチャの仲間)」は実は粘着質で甘くてとても美味しい。加賀の「白ナス」は梅と鰹節を入れた味噌で頂く。長野産の「ミニズッキーニ」も甘くて美味しい。「赤オクラ」は加熱すると緑色になるのがおもしろい。生で刻んでよく使うのは知っている。「長ササゲ」も豆の味がしっかりするし「ジャンボマッシュルーム」も水分量がたっぷりなのに驚いた。これを仏 ゲランドの「フルール・ド・セル」と沖縄の雪塩でいただくんだけど塩分は全く不要と感じた。久しぶりにおいしい野菜を頂いた感があった。

2015-08-13 20.40.17

この辺りでワイン2本目を所望。スペインのブエナ・ピンタ – ポンセ 2013。見た目も綺麗でブルゴーニュワインのような輝き。ワインのセレクションの確かさに敬服。

2015-08-13 20.34.08

丸ズッキーニの豚バラ巻は丁寧に焼き込んでからトマトとセロリと玉ねぎのソースで頂く。1人前480円と言う破格の安さに驚く。豚バラが上質で美味しいのと丸ズッキーニ自身の美味しさに卒倒しそうになる。赤ワインとの相性もぴったり。タイムの香りもとてもいい。青カビチーズを所望して残ったワインと一緒に頂く。

小さい店なのに味の確かさと居こごちのよさに驚く。ここは間違いなく再訪。裏なんばの喧噪もなく大人な感じがとてもいい。

大阪市中央区難波4-8-9
06-6647-8766
17:30~24:00
定休日:月曜日


カテゴリー 難波, 鉄板焼, バル |

和源

会合の帰りに某団体の先輩と2人で訪問。昔は天王寺の今はなき阿倍野銀座通りにあったんだけど再開発でこちらに移転。いわゆる割烹スタイルの高級居酒屋。客筋がいいのは一目で分かる。

ビールで乾杯をして先輩はこの店の名物の鰹のタタキを所望。

2015-08-10 17.52.24-2

この時期はなかなかいいものが手に入りにくいがそこそこの食材と見て取れる。ニンニクスライスが添えられていて別皿に刻み葱ともみじおろしが入ったポン酢で食す。
皮目がしっかりと焼かれているのが特徴。価格は1200円くらいか。

私は鱧ちりを所望する。普通に美味しかった。。

2015-08-10 17.52.32

蛸の柔らか煮も普通の美味しさ。白木が貴重となった清潔感ある店はカウンタ−10席と2階は20人くらい収容出来る座敷。若い見習いの方数人と40代の板前さん(多分主人の子息であろう)が調理場で作業する。なんといってもこの店の名物と言うかお薦めは顔面が超いかつい主人。世の中にこんな怖い顔の人間がいてるのかと思うくらい怖い顔である。

「なにか怒ってらっしゃいますか?」とつい聞いてしまうような感じ。

別にひげとかつけてるわけじゃないけどかなりのものである。美味しい料理屋は世の中に山ほどあるがこの人相の親父は滅多にいない。普通怖そうな顔でも笑ったらかわいいとかありそうだけどここの親父はそれは全くない。刺身を切るのと出汁の味を見るのが仕事。料理の出来上がりが遅ければ「ごうらぁ〜おまえらぁ料理はよださんかぁボケぇ〜」と若い衆に心の中で言っているのが顔に出ている。。

2015-08-10 18.16.15

出汁巻を頂いたが最後に出汁をかけたり何度も漉したりすることでかなり滑らかでかつふわふわの焼き上がり。これは技術の差が歴然と出る。。。さすがである。

2015-08-10 18.16.21

天然鮎があるということで所望する。値段は書いていない。小振りのサイズでご主人が自ら釣ってきたものらしい。冷凍保存なんだけどお腹が破れているのが残念。魚も乾燥していて旨味が逃げていたのも悲しい。天然鮎は傷みやすいので冷凍保管するのは正しいんだけどお腹を押して糞を出すのは常識。そこから透明パックに水を入れて一匹ずつ個別で凍らすと冷凍焼もせず保管出来る。本当は凍ったまま焼くと解凍よりもジューシーに仕上がる。

2015-08-10 18.17.57

鰯の天ぷらも普通に美味しい。女将は優しくて柔らかで丁寧な接客。親父とのギャップが面白すぎる。

2015-08-10 18.57.16

 

最後は麦焼酎を頂きながら馬肉の薫製を頂く。この日の会計2人で17000円。決して安くはないな・・・でも御馳走になったので今日は気にならないのだ(笑)

大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-5
TEL:06-4399-5550
営業時間:12:00~14:00
17:00~23:00
定休日:日曜日


カテゴリー 天王寺/阿倍野, 未分類, 和食 |