JR京橋駅前の立ち呑みストリートで友人と仕事の反省会。立ち飲み店はこちらと岡室酒店のどちらかに行くことが多いが料理のクオリティーの高さでは奥にある此方の店がワンランク上のように思える。
営業時間中パンパンに繁盛するこちらの店に入店するといつものように「この店は初めてか」と聞かれる。友人が「はい!」と応えるとゲソ天のサービスと名刺を出して挨拶していただける。揚げ物や出し巻等はご主人の担当でお造り関係は息子さんが担当する。
お客さんが入店したら必ず世間話をする・・・愛想も活気も過剰にあって店全体が幸福感に包まれる。お客さんのマナーもいいのも特徴的。
名物の湯豆腐160円をまずは所望する。いりこの効いた出汁も絹こし豆腐もおいしくて皆が注文するこの店の名物。
活の赤足海老(1匹350円)があったので即注文。味噌も甘くて食べ応え満点。満願寺唐辛子を焼いたもの250円としっかり焼き込まれた鰻冊550円、口に入れると溶けまくる馬刺550円を酎ハイ290円と一緒に楽しむ。
カンパチのお造りを所望したところ友人が食べてる途中で手を滑らせて湯豆腐の中にダイブ。湯豆腐の中でシャブシャブ状態でいただいたんだけど若大将が黙って別のお造りを切り出して「どうぞ!」といいながら提供いただいた。落としてから約20秒くらいの出来事。。泣けました・・・・
名物の明石焼370円は大振りの蛸がゴロゴロ入った出汁巻を湯豆腐の出汁と一緒に味わう。美味し過ぎて悶絶状態。蛸は当然国産のもの。
明太子350円を炙っていただき牛すじ煮込み350円と一緒にいただく。明太子の辛さと牛スジの甘さの寒中のハーモニー。
焼酎のボトルキープは省スペースでこんな感じ・・・かなり良く考えられている。
トロ造り600円は2つの部位から。立ち飲みでこのレベルのマグロが出て来るのに驚く。裏の筋にあるトロやマグロの造りで有名な「とよ」のご主人はこちらのお店で修行したと以前聞いたことがある。
生センマイも新鮮で癖がなくて柔らかくてかなり美味しい。
隣の客のポテトサラダが美味しそうで私もいただこうと思ったが売り切れのようだったのでしょんぼりしていたら若大将がおもむろに胡瓜とタマネギを刻み出して一瞬のうちに作り上げてくれた・・・人情酒場の神髄ここにあり・・
何を食しても美味し過ぎて足が棒になるまで飲み食いしてしまった・・・・
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帰りに天王寺のハルカスの地下のサンクゼールに立ち寄ってワインを一杯飲んで帰る。この日は終日立ち呑み大会。
普段こちらは客がいるのを見たことないけどこの日は妙齢の女性グループが女子会をされていた。。
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大阪市都島区東野田町3-2-19
定休日:水曜日
まるしん (立ち飲み / 京橋駅、大阪ビジネスパーク駅、大阪城北詰駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5