多平【大阪市 難波】

エディオンアリーナ(大阪府立体育会館)で新日本プロレスを観戦した後でなんば駅西側の表記の焼肉店を久しぶりに一人で訪問。昼から通し営業をしている昭和32年創業の老舗店。最近は関西芸能人も通う有名店になって入店できないこともよくある。若い頃から一人焼肉はここでいただくことが多かった。

満席だったけど入り口前のいつもの店主の前のカウンター席に案内いただく。店内はカウンター・テーブル席合わせて26席くらい。大阪の老舗焼肉店感が満載の昭和な内装。ロースターなどはないので店内は煙もくもく状態。しかしながら若い女性客もあちこちで散見できる。

予約の電話に出ながら肉を切りまくる店主は見るからに無愛想な感じだけど店の外で喋ればかなり面白い人物。

以前に比べてかなり値上がりしたけど界隈の焼肉店と比べると良心的な値付け。年季の入ったグリルはガス火の網焼きですぐに焦げてしまうのが難点。

最近はテレビや雑誌の取材も多いらしい。食べログでも大人気とのこと。

この日は「ツラミ」「ミノ」「テッチャン」を所望。肉は全てオリジナルの赤いもみダレにまみれて出てくる。

こちらの店ではいつもホルモンを中心にいただく。ハラミやキモも新鮮で人気。

厚切りのツラミは噛みごたえあり、しっかり焼くと肉の味が深くなって美味しい気がする。大きなカットのミノもとても柔らかい。こちらのお店は白ご飯にこだわりがあり「ミルキークイーン」と「コシヒカリ」と「つや姫」と「青天の霹靂」をブレンドしたものを使用。でもどういうわけか毎回柔らかすぎる・・・この日もビールと焼酎をたくさんいただいて店を出る。

やっぱり新日本プロレスは素晴らしい。決して期待を裏切らない内容。周りの観客はどういうわけか若い女性が多かったです。。

大阪市浪速区難波中1丁目15-3
06-6632-6375
営業時間:11:30~22:00

大阪市 難波 焼肉

イボンヌ【大阪市 天神橋筋六丁目】

天神橋筋6丁目にある表記の蕎麦店を訪問。数年前までは松屋町でされていたとのこと。天神橋6丁目駅2番出口を北に2分くらい歩いたところに位置する。隣は有名カレー店のパパンキッチン。間口はとても狭くてアルファベット表記の店名(たぶんフランス語と思われるが・・・)含め個性的な外観は全く蕎麦店に見えない。

店内はカウンター6席と奥にテーブル席。とても清潔な感じ。年配の女性一人で切り盛り。ジャンルのわからない外国のBGMが流れる。

手書きのメニューには「そば定食950円」「玄米定食750円」「手打ち蕎麦750円」のみが記される。そば定食の内容はもり蕎麦と、酵素玄米、一品でマクロビ系であることがわかる。

しばらくして湯がいて冷水で締めた蕎麦が供される。麺線の立った蕎麦は超細打ちで色は薄めの好きなタイプ。最初に山葵を乗せてそのまま頂く。予想以上に美味しくてコシもしっかりあって飲み込んだあとふわっと蕎麦の香りが鼻に抜ける。食味から察すると二八と思われる。甘み控えめの出汁も鰹の香りが効いてとても美味しい。

天六界隈は有名な「たかま」をはじめ手打ちそばの激戦区なんだけど個人的にはかなり秀でていると思う。

酵素玄米はとてもしっとりと炊かれていて食べやすい。茄子や大根の入ったタイ風のグリーンカレーが出てきたのにはびっくり。それが美味しすぎて再びびっくり。野沢菜の漬物も素朴な味わいでたぶん自家製と推察する。

鉄瓶に入ったサラサラの蕎麦湯でフィニッシュ。何もかも個性的な世界観を感じさせる女性主人は寡黙だけど別に問題はない。

お腹いっぱいなんだけど膨満感は感じない。このランチだけで3日くらい長生きできそうな感じ。次回は長患いをしている友人を連れてこようと思いながら店を出る。

大阪市北区長柄中1-7-6
06-7220-3375

イボンヌそば(蕎麦) / 天神橋筋六丁目駅天満駅扇町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 天神橋筋六丁目 蕎麦

米増 8月【大阪市 福島】

毎月定期訪問する和食店の一つの表記のお店で友人と会食。来年4月くらいまで予約が取れない人気店。

午後2時くらいと夕方からの2回転制で今回は夕方17時半一斉スタートを予約。本湖月等で修行されたご主人の切れ味のある献立や食材の生かし方はいつも勉強になる。

接遇も料理に劣らず素晴らしいものがある。初見の客にでも丁寧かつ和かに対応される姿に敬服する。

カウンター8席のみでこの日の料理は食材の都合で19000円(税・サ別)となっている。(普段は18000円)

料理の撮影は可だけどSNS等への掲載は控えるようにとのことなので献立のみ忘備録として記す。

・大きな蓮の葉に盛り付けられた山の芋の豆腐の上に淡路産の雲丹を天盛りにしたもの。
・シャインマスカットと長野パープルと海月の霙和え。胡瓜の花が添えられる。
・お椀は翡翠冬瓜と白焼きにした焼き穴子。
・刺身は島根産のクエと剣先烏賊。包丁目がかなり美しい。
・氷の上に盛り付けた皮目だけを焼いた鱧。熱冷感が面白い。
・島根県高津川の鮎の骨と頭と鰭を外し、腹に味噌を入れて揚げたもの。蓼ソース添え。
・鮎の頭と骨を焼き込んだスープ。
・揚げた賀茂茄子の上に柔らかく炊いた大きなサイズの鮑。肝を加えた出汁が秀逸。
・山梨産の4種類の夏茸を乗せたやや太めの素麺(茸は全て初見)
・食事は釜炊き白飯と胡瓜の味噌和え。2膳目は冷たい出汁をかけていただく。
・山梨産の桃とヨーグルト
・水羊羹と抹茶

お酒も色々なものが揃っています。昨日は麦焼酎と日本酒をいただきました。毎回期待以上の品のある新しい驚きのある料理を提供いただきます。ごちそうさまでした。

過去の米増はこちら

大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食