魚市 7月 *天王寺の老舗魚料理店【大阪市 天王寺/阿倍野】

日曜日にアポロシネマで映画を観た後、表記の店を訪問。チケット半券持参すると1ドリンクサービス。

アポロビル地下で50年以上営業されている(1972年開業)老舗店。店は年季が入って古いけど魚のこだわりはとても強く、魚のおいしさを知っているシニア客を中心にいつも満席。特に休日は昼だけで150人くらいの客が来ると店のスタッフさんが言っておられた界隈の数ある魚居酒屋では他を寄せ付けないトップランナーとなっている。

店内はカウンター席やテーブル席、小上がりの掘り炬燵の席などがあっていろいろな使い方ができる。店頭の生簀には大きなウツボ、伊勢海老、河豚などが泳ぐ。カウンター内には調理師さん4名くらいと学生のアルバイトさん3人がホールを担当。2代目のご主人は客席を回って客と世間話をされる。。これがとても素敵・・・今回もカウンター席でアラカルトをいただく。

最初に鱧ちりを注文。大きな皿と圧倒的なボリュームにびっくり。骨ぎりは完璧で一切骨はあたらない。走りの鱧ならではのフワフワの身は甘くてとても美味しい。鱧をつまみながら瓶ビールを数本いただく。

日本酒もおまかせでいただく。

海老の唐揚げは適度に海老の水分も抜けて美味しい。

キンキの煮付けは小ぶりだけど身は活っていて煮汁の美味しさも相まって骨までしゃぶりついた。何をいただいてもワンランク上の美味しさ。ごちそうさまでした。

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大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-31 きんえいアポロビルB2
06-6649-4652
11:00~22:00

大阪市 天王寺/阿倍野 居酒屋

渡邊カリー 心斎橋店 *カツカレーが有名【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

心斎橋の表記のカレー店を訪問。心斎橋駅から心斎橋北商店街を東に入ったところで駅から徒歩5分のビルの2階に位置する。北新地にも店舗があり最近はグラングリーン大阪の高級フードマーケットのタイムアウトマーケットにも出店。

ビルの階段を上がると木の看板が現れる。かなり年季の入った店はカウンター5席と、テーブル席が4つ。厨房内に男性2名と配膳女性が1人の3人で切り盛り。メニューは個性的なものが数種類。店内は雑然としているので神経質な人は無理かもしれない。

分厚いとんかつが乗ったカレーが有名。一番廉価のチキンカレー1050円は以前いただいた。このチキンカレーにマトンのドライキーマをあいがけにしたもの元祖渡邊カリーと言われるもので雑誌などでよく見かける

季節メニューもありこの日はおすすめの山形産プレミアム豚ロースカツカレー1900円を所望する。

しばらくして着皿。カレールーはシャバシャバ系。鶏出汁がベースだけど魚介の味もする。スパイスの風味は感じるけど辛味はあまり強くない。抵抗なくスルスルと口に入る食べやすい味。分厚いとんかつが程よく脂が乗っていてかなり美味しい。カレーに乗せるのが勿体無いくらいで別皿の塩と醤油で単体でいただく。いつきても完成度が高くワンランク上の出来栄えに感心する。ごちそうさまでした。

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大阪市中央区南船場3-8-11
06-6243-8788

大阪市 心斎橋/四ツ橋 カレーライス

いしがみ食堂 *50年以上続く大正区のおふくろ食堂【大阪市 北加賀屋】

大阪湾でタコ釣りをした後で大正区鶴町にある表記の食堂で昼ごはんをいただく。工場や住宅が立ち並ぶ一角で一番最寄駅の大正駅、北加賀屋駅から徒歩60分。大阪の陸の孤島と言われる大正区の端で近くにIKEAがある。交通機関は市バスのみ。駐車場は界隈に有り。創業は50年以上前と聞き及ぶ。朝7時頃から営業していて14時頃に終わる朝ごはんと昼ごはんのお店。

店名の書かれたテントは以前台風で飛ばされて破損。それ以来、店内店外の店名の記載は一切なし。でも客は常連だけだから大丈夫。

暖簾をくぐって店内へ入るとテーブル席が5卓。テーブルの上に巨大なアルミのやかん。壁には短冊メニュー。入り口付近のおかず棚から好きな料理を選ぶスタイルの昔ながらの昭和の香りがする大衆食堂。もちろんテレビもある。

ガラスケースに並べられてるおかずはチキンカツ、玉子焼き、スパゲティ、すき焼き風煮物、ほうれん草お浸し、きんぴらごぼう、マカロニサラダなどで値段は150円から400円。店の主なメニューはうどん各種、飯、豚汁、ケースのおかず類。それらを組み合わせて注文する。

この日はだし巻き玉子、とろろ、味噌汁、小ご飯を注文。どれもシンプルだけどとても美味しい心温まる味わい。最近あまり見ることのない下町ならではの温かいおふくろ食堂。肉うどんが人気とのこと。ごちそうさまでした。

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大阪市大正区鶴町1-6-13
営業時間:7:00~14:00
定休日:土日祝

大阪市 北加賀屋 その他料理