万博 サウジアラビア館 *万博で一番人気のレストラン

友人と朝一番に万博の東入り口に並んで9時にサウジアラビアパピリオン前で予約をして11時に入場。ずっと行きたかったサウジアラビア館のレストラン。席数が少ないことと食事時間が比較的長くかかる(2時間)ために競争が激しくて今回万博終了前になんとか訪問することができた。

レストランに入る前にアラビアのハーブのようなコーヒーをいただく。テーブルは10卓くらいで余裕を持たせた運営。高級レストランのような空気感でサービスの担当者もとても親切。15000円のコースもあるけどアラカルトで注文する。

チーズを詰めたパイ生地を揚げたチーズパフ1000円。カリッとした食感でラマダン中によく食べるらしい。

大麦とトマトの具たくさんスープのハッブスープ900円。家庭でよく食べられるものらしい。優しい味わいでとても美味しい。。

パンは3種類注文する。古代からある伝統的なアルメッラ、ヨーグルトをつけていただく全粒粉の柔らかいファトゥート、フェンネルとニゲラシードをトッピングしたデーツの生地でできたパンはヤギのチーズをつけていただく趣向。

ドリンクはアルコールがないのでブラックレモネード700円を所望。そのほかモクテルが充実。

マタフィフィッシュ1200円は真空調理した白身魚に爽やかなタマリンドとコリアンダーのソースをかけ野菜を添えたもの。魚が柔らかくてあっさりしていてとても美味しい。

ムファラグ2400円は干しエビとブラックライムの出汁で作る押し麦のリゾットの上に焼いたエビと半熟卵をトッピング。私のようなエビ好きにはたまらない一品。ご飯がかなり良かった。

マクトータ2500円は玉ねぎ、唐辛子とソテーしたハツとレバーを添えたリブアイステーキ。唐辛子がしっかりと効いていて食べだすと止まらなくなるような味わい。

名物料理のハニース7500円。本場ではマラクという枝を敷き詰めてその上で6時間かけて子羊の肩肉を焼き上げるんだけどこちらでは特製のオーブンで低温調理してマラクのフレーバーをつける。酸味のあるサルサソースや蜂蜜をかけていただく。フォークでほろほろと崩れるくらい柔らかで癖もなくとても食べやすい。

デザート一皿目はマハラビアというもの。ローズウォーターやマスティックの香りを加え、ピスタチオを敷き詰めたミルクプリンで一般的な家庭でよく食べられるものらしい。

続いて焼いた大麦にデーツのシロップとブラックライムのソースをかけたものとデーツの濃厚なプリン、マンゴーのシロップをかけたタピオカプリンシャーベットの3種盛り合わせ。会計は3名で24000円。帰りにスタッフの方と一緒に記念写真も撮っていただいて大満足。お腹いっぱいになりました。。

その他

Emi shokudou *玉出の家庭料理ダイナー【大阪市 塚西】

西成区の玉出にある表記のお店を一人で訪問。このブログを見て訪問され気に入られた方も多数いらっしゃると聞く。阪堺電気鉄道(チンチン電車)の塚西駅を北に50m、ライフスーパーの正面の昭和初期に建てられたアパートの一階にひっそりと位置する。店のトイレはアパートの中の共用を使用するので建物探索もお勧め。

看板はなくてビニールシートの入り口が目印。ハイチェアーの小さなカウンター10席だけのお店だけどマダムのセンスが隅々まで行き届いていて居心地がとてもいい。毎日ジャンルと献立の異なる晩御飯を食べに来られる常連客も多数。

カウンターの上にはその日の料理が大皿にざっくりと盛られていてどれも食べたくなるようなものばかり。一工夫されているものばかりでまさに家庭の味わい。

最初にかぼちゃとさつまいもを粗く潰して調味したものと大根の柚子和えを注文。少しずつつまみながら四方山な話とビールを楽しむ。

海老を潰したものを椎茸に詰めて焼いたもの。塩胡椒と酢橘でいただく。

和風の酢豚だけど黒酢を使用とのこと。家庭的な味わいがとてもいい。体にも良さそうな献立ばかりで最後まで美味しくいただける。いいお店です・・・

過去の記事はこちら

大阪市西成区東玉出2−5−6
090-1905-2234
18:00〜
火水休み

大阪市 塚西 バル その他

食生々 *老舗牛肉店「うしや」とのコラボイベント【大阪市 谷町四丁目】 【大阪市 長堀橋】

9月に訪問したお店の時差投稿になります・・・・

松屋町筋の大阪商工会議所の斜め前にある表記の中華料理店で行われたイベントに参加。住之江区粉浜商店街にある老舗精肉店の「うしや」さんが定期的に色々な店で実施する肉イベント。うしやさんの伊賀牛に対するこだわりは比類なきもの。

お店は堺筋本町駅、谷町四丁目、天満橋、北浜のちょうど中間くらいで松屋町筋沿いにある。新町にあった「空心」出身のご夫婦が切り盛り。席数は多くなく4人で訪問したので今回は2階のテーブル席に案内いただく。ソムリエさんもいらっしゃったのでドリンクはワインペアリングでお願いする。

伊賀牛モモ灯影牛肉は薄く切った牛肉を陰干ししてからパリパリに揚げてタレを絡ませて作る。名前の通り明かりが透けて見えるくらい薄くて透明感のある料理。

台湾ピータン沖縄アグー豚のレバーソースはパンチのあるものを掛け合わせていて赤ワインとの相性がとてもいい。

伊賀牛センマイは「みずの実」と合わせて黒酢ジュレで仕上げる。さっぱりとしていてこれはオレンジワインと一緒にいただく。艶ポーク燻製と柿の温かいサラダの豚肉が美味しくてこれだけお代わりしたくなる一品。

伊賀牛テールと発酵雪菜のスープ。。好物の牛テールを団子仕立てにしたもので旨み凝縮とはまさにこの料理のことと思った。エキスの滲み出たスープも最高・・

点心はマンガリッツア豚の生ハムを乗せた春巻き。メレンゲを芯にしていて空気を食べているような食感にびっくり。伊賀牛ハチノスのサテソースはさっぱりと押し豆腐と一緒にいただく。

伊賀牛焼売はペコロスが被せてあって赤ワインのソースがかけられる。噛めば噛むほど肉の味が染み出して咥内で旨み爆発状態になる。

伊賀牛イチボとヤマトルージュ(とうもろこし)を甘辛いソースで煮込んで蓮の葉で包んで蒸したもの。。イチボ肉の旨みと香辛料の合わせ技でこの料理は初めていただいた気がする。まさに香辛料のマジシャンのよう。

鮑のステーキの上にマンガリッツア豚と発酵大豆をソースに見立てて乗せたもの。見た目は地味だけど滋味深い。この料理もこの日、印象に残ったものの一つ

肉料理のメインの伊賀牛のサーロインステーキ、フカヒレのソース。火入れは完璧。。サーロインだけど脂はあっさりとしていてとても食べやすい。ソースの美味しさは言わずもがな。

伊賀牛のネックを使ったあっさりビーフン。スープの美味しさが地味に嬉しい。。

デザートのりんごわらび餅は胡椒をつけていただく趣向。。腹パン状態で大満足ごちそうさまでした。

食後はみんなでミス大阪に行きました。

過去の食生々はこちら

大阪市中央区大手通2-3-3
06-6941-4500

大阪市 谷町四丁目大阪市 長堀橋 中華料理