住之江区の中加賀屋にある表記のお気に入りレストランを仕事帰りに一人で訪問。大阪メトロ北加賀屋駅・住之江公園駅、南海本線住吉大社駅からそれぞれ徒歩10分という歩きごたえのある立地。
バス通りに面する間口の狭い小さなお店はカフェのような白を基調とした内装でカウンター5席とテーブル2卓のみ。目立たないファザードなので知らなければ通り過ぎてしまう。普段は早い時間にカウンター席で女性店主のミクさんと世間話をしながらいただくことが多い。
小さな厨房で手際よく作るイタリアンとフレンチと中東料理をフュージョンしたアラカルト料理が売り。素材のこだわりはかなり強く野菜は契約農家、肉類は粉浜商店街の老舗精肉店「うしや」から仕入れをされ、調味料もほぼ自分で作られる。サラダのドレッシングや自家製のフォカッチャやカンパーニュなどのパン、手作りスイーツもとても美味しい。それゆえに何をいただいてもワンランク上の美味しさ。
コスパもいいので紹介した方はほとんど喜んでいただける。最近、北加賀屋駅の近くにクレープの専門店のMICRAD GOUTERを出店された。
この日は最初にメニューにはない前菜盛り合わせをローポーションで所望。
焼き茄子を生ハムで巻いたものはクミンシードがいいアクセント。鳥のレバームース、きめ細かなポテトサラダには青紫蘇で作ったジェノベーゼが添えられる。ガラスの器にはとうもろこしのムースにコンソメジュレをかけたもの、アラブ料理の雛豆を使ったファラフェルなど。。いつものことだけど全てが創造的で何をいただいても美味しい。
ワインもこだわりの地元の酒店から仕入れられる。かなり上質でコスパ良し。
北海道に行かれてたということでこの日のメニューは北海フェアーとなっていた。せっかくなのでミクさんの解釈のジンギスカンを注文。札幌のジンギスカンの名店「えいじん」から取り寄せた生ラムの肩ロース(右)とショルダー部分を使用。しばらくして着皿。火入れがとても繊細。肩ロースはミディアムレア。薬味に玉ねぎと生姜のすりおろしと山わさびが添えられる。当然だけどとても柔らかくて臭みは一切ない。いくらでも食べ続けれれるような美味しさ。シンプルな料理だけど完璧な仕上がり。。。
赤ワインが残ったので北海道で仕入れたチーズをいただく。シマエナガ工房のチカプというカマンベールタイプとジャパンブルーのおこっぺというものをいただく。最後まで美味しくいただきました。
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大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286
*電話予約必須