鶴見橋商店街の西端の路地にある標記の焼肉店を訪問。現在関西で最も予約の取れない伝説店と言われ常連の友人に誘って頂き伺う。11月に1年分の予約を取るので一見の客はもとより常連でも数ヶ月に1回しか行く事が出来ない。お店は今年で47周年との事・・
路地にあるキャベツの段ボールにカバンを入れてゴミ袋に衣類を入れて入店する。年中エアコンはつけられないと聞き及ぶ。7月から9月までは休業。カウンタ−10席でお任せコースとなっている。ビールと酎ハイは自分で冷蔵庫から取るシステム。その他ワインなどは持ち込みが可。この日は16時半からの予約・・・カウンタ−全員揃って一斉スタート。
始まりは脂たっぷりの見事にサシの入ったタン刺しから。舌の上に乗せただけで甘い脂がジュワッと染み出てくる。
ハートの刺身はコリコリで臭みや癖も全くない。
丁寧に下処理された新鮮極まりない生センマイはポン酢で頂く。
続いての塩焼きは綺麗に掃除されたテッチャンとツラミ。歯切れのいいテッチャンは焼き時間15秒。ツラミも上品だけどしっかりとした肉の味わいを感じる。目の前の政ちゃんはギャグを繰り出しながらもじっと肉の焼き具合いを見つめて食べるタイミングを瞬時に見極める。
手を使ってひっくり返すのにビックリ・・熱くないのかと思っていたら熱いと言っていた。食べろと言われてすぐに食べないと怒鳴られるらしい・・肉が反った所でひっくり返す。
続いてハートの塩焼き。。美味し過ぎて鳥肌が立つ・・自分でひっくり返すと叱られるのは、政ちゃんが客さんに自分が仕入れて捌いた良い肉を、最良の状態で食べて欲しいという、政ちゃんの肉とお客を愛する思いらしい。
タン元は脂がしっかりあって何とも言えない美味しさ。しっかり焼くと脂がコリコリして美味しい。
コンロに置く肉の位置もちゃんと決められていて肉の方向まで定められる。
グレンスはレバーの横についているリンパ節でかなりの希少部位。何とも言えない甘い脂が刺激的。
続いてのタンツラは歯ごたえがあってとてもいい。
続いての塩ハラミも旨味の濃度が濃くて驚く美味しさ。まさに目からうろこ状態。。生肉を載せる皿から一切ドリップが出ないのも特徴。
タレ焼きはアカセンから。プリプリで新鮮なのは口に入れればすぐに判る。
タレのハラミも見ただけで美味しい事が判る。柔らかで肉の味がしっかりする。
白ご飯とキムチを乗せて食べるのが政ちゃん流との事。すべての完成度が高過ぎて感動。店構えや店内はディープインパクトだけど食後はニコニコなり。隣に座っていた女性客2人は予約が取れたので会社を早退してきたとの事。
ホルモンの美味しさでは今までで一番の店。
再訪出来る日を楽しみにして店を出る・・・
<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/27023255/?tb_id=tabelog_212e8f8b2dc7acf7c6b75f0fbc88256a2047c568″>焼肉政ちゃん</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC130101/”>焼肉</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/R6419/rstLst/”>津守駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/R7491/rstLst/”>西天下茶屋駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/R7982/rstLst/”>花園町駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.0
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